◇昨日は、OPENERS×GUCCI 90周年のアメブロ・リレーブログに掲載されるための取材を受けた。このテーマを語るための撮影場所として、バー、「ル・パラン」(8月27日付の記事参照)がぴったり、というか、ここしかないだろう、と思って、マスターの本多啓彰さんに相談したら、ご快諾いただき、全面的にご協力いただいた。
映画のセットさながらのインテリア、ゴッドファーザー、グッチ、そしてシャンパーニュ(本多さんがさっと用意してくださった「小道具」。撮影後は私がすべていただきました……)が、ヴィスコンティちっくな(笑)、ゴージャスで艶やかな雰囲気を醸し出してくれた。
バーを撮影の場所として提供してくださったのは、今回が初めてのことだそうで、光栄極まれり。本を書いていてよかった、と心の底から幸福に思えた日でした。たとえ本がたくさん売れなくても(……)、誠意をこめて書けば、こういううれしいつながりが生まれるきっかけになることもあるのですね。本多さん、ありがとうございました。
プロのカメラマンさんが撮った写真は後日の公式アップまでのお楽しみ、であるが、iPhoneで撮ったスナップはFBのほうにアップしました。
◇FBには写真を掲載して、ブログで掲載しないのは、やはり、FBは、「誰がこれを見るのか?」ということが、だいたいわかるから。というか、それこそ見る人の「顔」がわかるから。「パブリックにしてよいプライベート」というか、「パブリックでもありプライベートでもある第三の空間」みたいなFBは、むしろこういう写真を載せていくことで、FBらしい意義(というのもなんだが)が生まれてくることが、うすうすわかりつつある。ま、別に意義などなくてもいいんだけどね。
FBには、だけど、ブログで書くような本や映画の感想、プチ社会問題になっているようなモードニュースはほとんど書かない。何回か試しに投稿してみて、興味を示す人が少ないということがわかったら、なんだか書くのが空しくなった(笑)。そういうのは、ブログの方で思い切り書けばよいという位置づけになってきた。どんどん情報が流れていくFBは、反射的に反応できる記事や写真のほうが似つかわしいようなのである。
ツイッターは、匿名社会がこわいので、今のところ、アカウントはもっていない。
まだまだ人体実験中のところがあるが、FBがあることで、仕事がかなりスムーズになり、思いもしなかった幸運なご縁が生まれて、現実の仕事が格段におもしろくなっていることは確か。でも、当然、メリットがあればデメリットもある。手探りで、自分を実験台にしながら、変化を考察中…というところでしょうか。
特集の内容愉しみです。
FBにアップされていた写真
ゴットファーザーか
又は絵画のような
仕上がりでしたね。
そのFBですが
匿名性が低いので
安心して使え
そして、想像以上の
人の繋がりが出来ていきます。
お互い知っているつもりでも
FBで新たな面の顔を知る事も
あります。
但し、共通の友達が多いと
何か安心して
友達承認してしまい
実は誰も良く知らなかった
など
使い方によっては
色々な問題も含んでいるかと
思いますが
今は良い面の方が遥かに大きいと思います。
最後は使う方のモラルなんでしょうね。
>らみいさん
いろいろありがとうございます!
FBの写真は店内の暗い照明だけのもので、かえって雰囲気が出た感じです。
FBの諸問題については、英語圏の新聞に
ずいぶん記事があって、タイミングをみて
こちらにも支障ない程度に「メモ」しようかと思っています。
とにかく自分の実感があるのと、
外野席から冷ややかに見ているのとでは
まったく違いますね。
いまは現実の恩恵を受けることのほうが
多いので、その幸運に感謝する日々、ではありますが。