2016年6月25日
伊勢丹新宿本店の売り場の各所で、『紳士の名品50』がこのようにディスプレイに参加させていただいています! ありがとうございます。
装丁を赤にしてよかった、とあらためて思いました…。装丁の亀井さん、編集の河内さんとともに、都内の何件かの書店をまわり、メンズファッションコーナーを見た上で、赤がいい、と希望しました。というのも、赤い装丁の本が一冊もなかったからです(前例のないことを選んでみる、というのはすっかり習性になっています)。立体感のある紙を使うことで、また、大型本ではないことで、下品にならず目立ちながら、紳士用品を引き立てる赤の表紙に仕上がったことを、心よりありがたく思っています。
こうした目に見える形の、あるいは見えない形でも、多方面からご支援をいただき、多くの方々のご厚情に支えられている幸せを実感する日々です。ほんとうにありがとうございます。
紳士服は、白、黒、紺、灰色が基本の色。赤は、フラワーホールに挿した一輪の花、ポケットスクエア、タイ、カフリンクスの石など、基本の色に合わせると映える差し色。
赤い表紙の『紳士の名品50』は、紳士の名品と並べれば、それが正統的なものであればあるほど映えることでしょう…。前例に縛られず、赤をお選びになったことは素晴らしいことだと存じます。
>かいしんさま
心強いお言葉をいただき、ありがとうございます。
万人に受けるとは思っていませんし、好まない方もいらっしゃるでしょう。
でも、「無難」に陥るよりは、と挑戦してみました。
いつも不安との闘いですが、ひとりひとりの読者の方からのあたたかいお言葉に支えられています。
心より感謝します!