ドイツ生まれのバッグブランド、Comtesse (コンテス)とお仕事をご一緒にすることになり、インペリアルプラザのショップに伺いました。

Comtesse とは伯爵夫人という意味。日本でもその名が知られているのはプリンセスバッグなのですが、丸い持ち手に特徴のあるこのバッグは、世界中のロイヤルファミリーの女性の定番でもあります。


(上段がプリンセスバッグのバリエーションです。)

このブランドのバッグの独特の質感は、ホースヘアの生地を使っていることから生まれています。馬の毛ですね。丈夫で耐水性があり、艶があって美しいことでヨーロッパではかねてより壁紙や家具などに使われていましたが、はじめてバッグに応用したのがコンテスなのです。上の写真のバッグのように、刺繍を施すことも可能です。デコラティブなバッグは最近のトレンドでもありますが、精巧な刺繍は見ているだけで豊かな気持ちになってきます。

PRの田中雅之さん(株式会社ミヤビブランドコミュニケーションズ)がもつのも刺繍バージョン、「コルネリー・カリブ」。飾っておきたいくらいの芸術品。


マンダリン色の生地に刺繍された「コルネリー・カリブ」。元気が出てきそうなバッグ。もつのはカスタマーリレーションの杉浦弘美さんです。

ホースヘアは一度脱色し、カラフルに染め上げることで、多色展開できるようになりました。壁にブルーと赤と白の房がかかっていますが、これがホースヘア。かなり硬くてしなやかな「繊維」でもあることがわかります。

私が持っているのが、新作の「Kate」。ホースヘアと牛革のコンビネーションで、「園遊会」にもデイリーにも使えるという汎用性の高さも魅力ですね。「園遊会」って。笑。

留め金をはじめオーナメントも重厚でエレガント、バッグのアクセントになっています。

 


クロコダイルバッグの美しさも圧巻。これはもう至近距離で見ると目がとろけそうになるほど濃厚で動物的な艶なのですが、留め金や縫製に繊細な配慮が行き届き、官能的なジュエリー級のバッグに仕上がっています。

王道の黒の迫力には負けそうでしたが、このようなネイビーになると意外に軽さも感じさせ、この日の洋服にもなじんで「バッグだけ浮いてしまう」ということもありません。細部の縫製まで丁寧に仕上げられた、品格を漂わせるクロコです。

(この日のスーツはTae Ashidaです。)

春の訪れ、もうすぐですね。寒い時にまいておいたお楽しみの種がひとつずつ芽を出すと思えば待ち遠しさもひとしお。

 

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