2024年7月2日
桃野泰徳さんの『なぜこんな人が上司なのか』。具体例がふんだんに詰め込んであって、エピソードとエピソードをつなぐのに「話は変わるが、」というお約束の話法。目の前で講演を聞いているような楽しさを覚えました。
リーダーシップ論なのですが次第に広がって人生論そのものになっていく展開もよいですね。以下は本書からの備忘録メモです。ちょっといい言葉。
・善い人が良い糸をつくり、信用される人が信用される糸をつくる。
・部下や子供たちの中に眠る無限の可能性を、毛の先ほども疑わずに信じる力。
・永遠に続く想いが利他的であれば、それは道になり、私たちの人生に意味や奥行きを与えてくれる。一方、永遠に続く想いが利己的であれば、それは餓鬼、修羅、畜生であって、地獄に変わる。
・意味があると信じ、考え、行動し続けることで、あらゆる出来事が意味に変わる。
散歩中に遭遇した、香箱座りのまま道の中央でびくとも動かないお方。何が来ても動じない肝の据わり方(?)、見習いたい。
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