朝、BBCが大きく報じていたのがマギー・スミス(89)の訃報でした。女優としてのキャリアは長いですが、晩年のはまり役、ヴァイオレットおばあさまとしての数々のしびれる名言も記憶に鮮やかですね。

「もし論理を求めるなら、イギリスの上流階級の中にはありません」の説得力ときたら。

「希望とは、私たちが現実を受け入れないようにするための誘惑」も渋いし、

「主義主張というものは祈りのようなもの。とても立派ですが、パーティーでは気まずいわ」も肝に銘じておきたい名言です。

こんなセリフは、マギー・スミスの存在感があってこそ、重みとユーモアを同時に備えて心に届きました。

ダウントン映画の中ではすでにお葬式済みで、最後の最後まで女優として生きた雄姿を見せていただいたような感慨があります。

ご冥福をお祈りします。感謝をこめて

(写真はDownton Abbey 公式SNSより引用させていただきました)

0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です