西洋の紋章だけでなく、日本の家紋も視野に入れ、比較文化的に歴史を読み解く意欲的な本。

著者の安田裕貴さんは、Xで「ゆづき@西洋紋章学」というハンドル名で紋章の知識を発信し続けている若い独立研究者です。

まずはクラファンの力も借り5年がかりで結実させたゆづきさんの努力に心から敬意を表します。彼が本を書きあげる過程で、鈴村裕輔先生や君塚直隆先生による励ましも見ていただけに、彼を見守る多くの人のあたたかさの結晶とも感じます。

紋章の栞も素敵です。

ますますのご健筆を応援しています。

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