「ウォールストリートジャーナル」アジア版で、2010年メンズのトレンド、トップ5の紹介。22日付。記者は、ジェイソン・チョウ、おそらく中国系の方? 今の「アジアのクール」はもはや一昔前のようにトウキョウにはない、現在はソウルであり、注目を浴びているデザイナーはサウス・コリアンである、という断言がキビシい現実をつきつける。

トップトレンドとして挙げられたのは、「マッドメン」効果の、60年代モダニティを感じさせるスリムタイ、スリーピーススーツなど。ドン・ドレイパー・ルックですね。日本ではまだこのドラマが一部の熱狂的ファンのみにしか観られていないようなのが、ちょっと惜しまれる。

マン・バッグ(男のバッグ)もアジアのトレンドだったのだとか(ま、主に中国において、ですかね)。女性と同様、男性がルイ・ヴィトンのバッグをもつ姿が見られたそうです。

格子縞ルックとツイードもトレンドとして挙げられていた(日本ではほとんど見なかった……)。

中国のレトロスニーカーも、話題になったそうだ。Feiyueという「復活」ブランド名が挙げられていた(知らないし)。

中国視点の強い、いわば必ずしも公平にアジア全体を見渡しているわけではない記事とはいえ、西洋から見た「アジアのファッショントレンド」=「東京のファッショントレンド」だった時代が、確実にゆるやかに過ぎ去っていくのを感じる。

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