日本の同質性を脱し、イノヴェーティヴな「変人」を増やそう、ということで、以前、当ブログでもご紹介したFB友、博報堂の川下和彦さんが、「HENGINE 01」(仮)会議を立ち上げました。ENGINE 01のもじりでもあるんですが、ENGINEに「H」がついただけで、HENGINE (変人)となるのは、ちょっとした発見。

金曜夜は、川下さんがHENGINEと見込んだ(?)立ち上がりメンバー、作家の鈴木光司さん、歌手の広瀬香美さん、なぜか私の4人で、変人会議。赤坂「ひかわ」にて。鈴木さん、広瀬さんは初対面でしたが、陽のオーラをがんがん発するブレのない変人ぶり。

その後の「二次会」として、鈴木光司さんのご自宅に招いていただきました。
訪れる前に聞かされていた言葉は、「ぼくの奥さんは、最高の女性で、僕の理想」。
突然の遅い時間の訪問になったにもかかわらず、奥様、お嬢様ともに、満面の笑顔、オープンハートでもてなしてくださいました。

鈴木さんと奥様は小学校時代の同級生で、鈴木さんは10歳のときにすでに「彼女と結婚する」と信じて、ラブレターを送っていたそうです。次女にあたるお嬢様もそのラブレターをご覧になったところ、「あなたは僕の太陽だ」となるべきところ、「あなたは僕の太洋だ」になっていたとか。無意識に書いた当時としては、「誤字」になるんだろうけど、現在の鈴木さんの海の男っぷりを見るに、やはりこの字しかありえない。太陽+大洋=太洋、もう無敵ですね。

お嬢様によれば、「ママはなにがあろうと、必ずパパを立てる」。
これが、「最高の女性で、僕の理想」として愛され続ける秘訣!
そういえば白洲次郎が正子にあてたメッセージにもClimax of my ideals (理想の極致)という言葉がありましたね。こんなふうに公言し合える関係は、幸福の境地だと思う。
強い信頼の絆で結ばれた、すてきなファミリーです。

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いただいたサイン入りのご著書。
両側が黒く長く垂れているのは、「貞子」のイメージだそう。笑。

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「世の中に生息する、いい変人に会わせるのも、父の重要な役割」という鈴木さんのことばで、私もHENGINEと認めていただいたことになるかな^_^; 変人は変人を引き寄せるというか、巷の評価や他人が作ったノウハウではなく、自分の心の直感を基準にして、目の前にいる人に誠実に行動していた結果、予想外の素敵な出会いに恵まれたというのが実感。川下さんと神に感謝。このまま淡々と変人やってまいります。

<補足:ご参考までに、以下、川下さんによる「H型人材」の定義です>

「H型人間とは、タテに2つの専門性を持ち、ヨコに広い視野と見識を持っている人材。
Hという文字のてっぺんとてっぺんをくっつけると、Aになります。つまり、H型人材とは“Answer”をつくり出すことができる人材なのです。

H型人材の代表と言えば、アートとテクノロジーという2本の柱を融合させた故スティーブ・ジョブズが思い浮かびます。

H型人材のHは“Hybrid”の頭文字であると同時に、同質性に媚びない“Henjin”の頭文字でもあります」

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