朝日新聞11日付夕刊、ブリオーニと千總のコラボが紹介されていました。

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千總さんはリシェスの仕事で取材に行きましたが、第二次世界大戦中の、友禅染などとてもありえない困難な時期にも、ぎりぎりの企業努力で伝統技術を継続させてきた、すばらしい会社です。

究極のリシェス・オブリージュの精神が発揮された、「腰から下だけのキモノ」を紹介したリシェスの記事の反響も大きかった!

職人さんの高齢化、着物需要の低下で、友禅染の中間工程の廃業も相次ぐ中、職人の伝統技術を次世代に伝えていくことが難しくなっています。そのなかでのヨーロッパブランドとのコラボは、また新しい希望となるはず。

「職人にとって、継続的な仕事とプライドの維持が課題」という磯本さんのコメントがリアル。

それにしても、京都は元気。京都GO ONのメンバーの海外での活躍もめざましい。茶筒の開化堂の八木隆裕さんの作品も、ヴィクトリア&アルバート・ミュージアムに飾られている。

伝統技術を継続させるのが厳しいという現状を嘆かず、グローバルに活路を見出して奮闘し、めざましい活躍を見せてくれる頼もしさ。ワクワクし、励まされます。

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