日仏フレグランス文化財団×ディオールのイベント「"クチュリエパフューマ―" 香水とファッションの美しい歴史」。

その第二部「装いのシーンと香水」において、財団理事の地引由美さんとともに、トークイベントの講師をつとめさせていただきました。

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乾杯の音頭は地引さん考案で、名香ジャドールに敬意を表し、"J ‘ adore , Dior!"  上は、ボトルを模したゴールドのジャドール・ドレス&歴代ジャドールのボトル。

銀座エスプリディオールの会場3階から地下一階までの4フロアを、解説付きツアーのように回るのです。それぞれのドレスとその背景を私がレクチャーし、地引さんがそのシーンに合わせた香水を語ります。Dior_2

世界中の女性を「花」にしたかった、花が大好きだったムッシュウ・ディオール。

参加者は、ムエット(直前にパンフレット一枚一枚に袋入りで貼り付けられているというすばらしさ!)で香りを楽しみながら、ファッションと香水を五感をフル動員して学ぶという、かつてない試みでした。

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女性はフルレングスのドレスの方もちらほら。そして男性はタキシードを中心に華やかな盛装。ドレスの女性がタキシード姿の男性にエスコートされて階段を下りてくるという世にも美しいシーンが展開され、あまりの艶やかさに胸が一杯になりました(いや、マジで。笑)。

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すてきなエスコートぶりでロングドレスの女性たちを感動させたタキシード騎士団。左から日野火雅利さん、川部純さん、渡邊敦也さん、大橋雅廣さん、鈴木晴生さん、中野、河合正人さん、大西慎哉さん、大橋秀平くん。中央和服は頼富雄介さん。感謝!

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ロングドレスのフレグランスレディたちの香り高さときたらもう……♡

ファッションと香水のマリアージュを学ぶための、この上なく理想的な時空が実現したのです。なんという幸運なことでしょうか。

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ちなみに私はラフ・シモンズによるディオールのクルーズコレクションから、ジレとシガレットパンツで装っていきました。講師として立つオフィシャルな場でパンツをはいたのは初めてのことです(笑)。靴が中世の「ミ・パルティ」風シルバーと黒のツートーン。お客様の女性がドレスでいらっしゃるので、地引さんと私はパンツで臨むことにした次第。

ご参加くださいました方々の満足そうな笑顔がなによりも嬉しかった、輝く一夜でした。みなさまとかけがえのない貴重なひと時を共有できたことに、心から感謝します。

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お声かけくださいました地引さま、そしてきめ細やかなサポートで会のスムーズな進行を全面的に支えてくださいましたディオールのスタッフのみなさま。ほんとうにありがとうございました。

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