胸のすくような秋晴れに恵まれた土曜日、京都女子大学での半・分解展&トークショーで京都日帰りでした。

東京から、名古屋から、福井から、福岡から、神戸から、大阪から、ヴェトナムから、120名を超える方々に来場いただき大盛況、楽しい交流の機会をもてた、忘れがたい一日となりました。

トークショーも楽しんでいただけたようで、大勢の方々に本を買っていただきました。心より感謝します。(講演後の本の売れ行きは、お客様満足度のシビアなバロメーターとなるのです。)

ご来場くださいましたみなさま、支えてくださいました京都女子大のスタッフのみなさま、ありがとうございました!10-15-2016-2

一般のコスチューム博物館では、手袋をしてさわることも許されない貴重な歴史的資料である服に、ざくっと鋏を入れて分解してみた。この蛮勇あってこそ出てきた新しい発見の数々。
キツネ狩りの赤いジャケットの裏地が、風雨を入れないよう、袖口がすぼまるように作られていたことなど、表から見ていてもまったくわからなかった発見があります。日頃、実際に服を作っているテイラーの方々は、さらに多くの技術上の工夫を見つけて驚かれるようです。
お客様は実際に服を着てみることもできます。フランス革命前のアビ(ジュストコール=上着)が一番人気で、試着して写真を撮る人絶えず。この服を着て人はどんな生活をし、なにを考えていたのか。想像することも楽しくなってきます。

展覧会中は、長谷川くんが常駐しています。ぜひ、試着し、話を聞きにいってみてください。

10-15-2016

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