VRが変える未来 / 尾原和啓さん ゲスト講義

2017年7月10日

ゲスト講義のメモ、続きます。3、4年生向けの授業では、「ザ・プラットフォーム」の著者、尾原和啓さんにゲスト講義に来ていただきました。(7月3日)

初っ端からステージにドローンとともに登場。

VR時代のファッションをサブテーマとして、現在、および近い将来に起こりうるさまざまな革命をテンポよく分析・ご紹介くださいました。ドローンをはじめ360度カメラ、VR、太陽光発電装備など、最新のハイテク機器の実物に触れたりしながらの、ワクワクする授業。

最先端の動画を駆使したパワーポイントからして斬新でしたが、講義のやり方においてもGoogl docs.を使った「グーグル方式」を採用。参加者全員で講義を聞きながら議事録を書き込んでいくというものです。こうするとあとで書き起こしてリライトする手間も省けるし、質問もその場で受けられるし、集合知によって間違いも聞き落としも少なくなる。なんとすばらしい!


尾原さんは現在バリ島に在住。プール付き、メイドつきの豪邸で家賃は10万円だそうです。分身である尾原ロボットが六本木で働いており、ほとんどそれで事足りる。どうしても本人が必要というときだけ、夜中の飛行機に飛び乗れば6時間半で朝の東京に到着する。これからの働き方を考えるときの、ひとつの模範例ですね。


以下は、Google docsに学生たちが書きこんでくれた講義録と、私が気になったことなどのなかからの、ランダムなメモ。

絵文字というのは、デジタル世界において感情を表現する最初の最新ツールであり、ヴァーチャルにおけるファッションの始まりと位置付けられること。

現代では共感と経験が新しい貨幣となっていること。「いいね!」は貨幣と捉えられる。


(ヒラリー・クリントンに背を向ける大衆はいったい何をしていたのか?)

VRが普及していくと、まずはレベル1として、距離と時間に関係なく移動できるようになる。その場合、VRのライバルは飛行機!?
レベル2として人間が行けない場所へ行けるようになる。
レベル3では、物理想像の世界を体験できる。
レベル4では自分の世界を相対化することができる…。つまり、自分たちは時間も空間もすべてをデザインできるのだ!

現在、想像を超えるほどテクノロジーが急速に変化しており、今後は想像力(デザインする力)がいっそう必要になってくる。

ヴァーチャルの世界でのコミュニケーションが重要になってくると、たとえば、試着室のなかから、買いもしない服を着てアップして「いいね!」をもらおうとするような行為が派生する。これは「デジタル万引き」として問題になっている。

Tシャツの価値は、コミュニケーション誘発機能にもある。他者だけでなく自分とのコミュニケーションも含む。待ち受け画面というのも、自分に対してどのような感情を起こすのかということを考えて選定すべきもの。

あまりにも世の中が進んでいることを知らされて、めまいがしそうなときもありましたが、いやもう、たいへんに刺激に満ちた100分でした。


授業後は、近くの「Good Morning Cafe Nakano」にて、志の高い学生10人ほどと、お酒を飲みながら懇談会。学生一人一人の夢をしっかり聞いて助言してくださっていました。はるばるバリからご来校くださったうえ、サービス精神満点の、行き届いたすばらしいご指導をいただき、学生ともども心より感謝します!


手前の長方形の物体がカメラ付きのドローン。

 

 

 

 

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