上は、昨年、ロンドンでダイアナ妃のデザイナーだったポール・コステロ氏にインタビューしたとき(日本人初だそうです)に、コステロ氏が「記念に」とその場でさらさらと描いてくださったデザイン画です。A3サイズだったので縮小してコピーし、データ化しました。もちろん原画は宝物として残しておきますが、やはり多くの人に見てもらってこそいっそう価値が上がるものもあります。

 

☆☆☆

読者や視聴者のご意見から、予想もしなかった面白い視点を与えられることがあります。最近もっとも印象に残ったのは、銀座ローターリークラブの会長さんからの、私の講演後のまとめのお話でした。「ホリスティックにファッションをとらえていらっしゃるので、生活のあらゆる側面に意識を向けることにつながり、また、これだけ多くの観点からファションというものを考えていれば、生涯を通じて楽しくご研究を続けていけることでしょう」という趣旨の話でした。

「ホリスティック」という言葉は医学ではよく聞きますが、こういう使い方もできるのか、という発見がありましたし、なるほどたしかに、ここまで視野を広げておくと、重点をその時々でホットになる観点に移せばよいので、飽きるというはなさそうですね。

 

何度か掲載していますが、私が自分のFashion Studiesにおいて定義している「ファッションの構成要素」です。↓

 

既成の定義がキュウクツだ、と感じたら、誰にも迷惑をかけないかぎりにおいて、自分で書き換えればよいだけのこと。「リベラルアーツ」の起源は、人を奴隷状態から解放するための学びであったことを忘れずにいたいですね。

 

People and land need healing which is all inclusive – holistic. (By Allan Savory)

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆トークショーのご案内です☆☆☆

「半・分解展」東京・名古屋、各会場で、世界にも類を見ないこの展覧会をプロデュースする長谷川彰良氏とのトークショーに登壇します。

「体感するファッション史 ~半・分解展の現在~」 Save The Date!

<東京会場>

日時 5/26(土)14:00~15:30 (受付け開始 13:30)

会場 東京都渋谷区桜丘町23-21 10F 文化ファッションインキュベーション

聴講料 2,000円

お申し込みは、こちらからお願い申し上げます

 

<名古屋会場>

日時 6/17(日)13:00~14:30 (受付け開始 12:30)

会場 愛知県名古屋市東区大幸南1丁目1−1−10 カルポート東 4F ギャラリー矢田 第一展示室

聴講料 2,000円

お申し込みは、こちらからお願い申し上げます

 

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