来年のMET Costume Institute 展示テーマが発表されました。Camp です!

わくわくしてきた。キャンプというのは、芝居がかかっていたり、皮肉が入っていたり、誇張があったり、悪趣味だったり、でもそこが素敵!というファッション感覚。20世紀には、ゲイ好みの感覚と言われてましたが、今はみんな好きね。

キャンプな人を挙げてみます。エルトン・ジョン、グッチのデザイナーであるアレッサンドロ・ミケーレ(そして彼のグッチの作品すべて)、レディ・ガガ、セリーナ・ウィリアムズ(あのチュチュのテニスウエア!)、そして多分アナ・ウィンターも。古くはオスカー・ワイルドとかルイ14世もそうであったかも。私がファッション史講座でキャンプを解説する時には、必ず「プリシラ クリーン・オブ・ザ・デザート」の写真や映像を使います。


思えばたしかに今、キャンプの時代なんですね。グッチがあんなにヒットするのだから。無難でキレイなものは飽き飽き、キャンプな感覚がぐっとくる、というところが確かにあるんです。

来年のメットガラは5月6日。キャンプファッションが勢ぞろいする光景はどんなでしょ。出席してみたい。笑

それにしても仕掛け人アンドリュー・ボルトンの毎年のテーマ設定がうまい。ニクイ。すばらしい仕事ぶりですね。リスペクト。

Gucci 2019 SS.

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