イタリアのミシュラン二つ星レストラン、マグノリアのシェフであるアルベルト・ファッカーニ氏特別招聘ディナー、初日の15日に伺いました。Table 9 Tokyoにて。
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総じて、驚きと感動の多いすばらしいディナーでした。
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最初に登場したのが、オリーブに見立てたチョコレート。中から新鮮なオリーブオイルがあふれ出す。斬新。
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軽くあぶった鯖とピクルスのベリー風味。実は鯖はやや苦手な魚だったのですが、これはかなり上品に仕上げられていて驚き。
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イカのタリオリーニ トリュフ香るカルボナーラ。イカをパスタに見立てるとは。ヘルシーだし、カルボナーラとして食べて違和感がなかったことが驚きでした。
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イシビラメとアーティチョークのソテー。
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上は「マグノリア」オリジナルのオリーブオイル。シェフがイタリアから直々持参されたそうです。
10皿のコースそれぞれの料理に合わせるワインとして7種ものワインが提供されます。白のバリエーションが豊かなのは嬉しかった。ハイライトのお肉料理にはバローロが堂々登場。
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お水も、メインの途中でグラスごと交換するという細やかさ。徹底して繊細な味と香りを楽しんでもらいたいというシェフの思いが伝わってきました。
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植物の根に見立て、引き抜ぬくと現れるチョコレートにいたるまで、想像力が駆使されたお料理は、まさしく一流のエンターテイメント。
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圧巻のメニューでしたが、それぞれ繊細な工夫が凝らされながら深みがあり、新鮮な印象を与えながら王道のイタリアンのおいしさが追求されていました。
シェフが意外と若く、さらに驚きましたが、こうした海外の一流シェフの最新の料理を、Table 9 で体験できることは貴重で、なんとありがたいことでしょうか。
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デザートのひとつとして供された瓶入りのお菓子も、そのまま持ち帰ることができるという楽しみもあり、好印象。Table 9 のマークが入った瓶もおしゃれです。
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「弟」の鎌倉アンティークスの土橋正臣さんとご一緒させていただきました。中央はシェフ。髭をそられたためか写真よりかなり若く感じました。人を感動させる料理もまた芸術、と実感しました。あたたかでスマートな、忘れがたいおもてなしをありがとうございました。
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