「フォード vs  フェラーリ」

 

エンツォ・フェラーリがフィアットのジャンニ・アニェーリの傘下に下った背景には、アメリカのフォードの買収の申し出があったのか!とか、ビートニクはフォードのブランディングにはNGだったのか!とか発見も多い。

イタリア人はこの映画見てどう思うのか、気になります
(Twitter: kaorimode1)

“Iacocca: James Bond does not drive a Ford, sir.(ジェームズ・ボンドはフォードに乗りません)
Henry Ford II: That’s because he’s a degenerate.(堕落したやつだからな)”

マット・デイモンとクリスチャン・ベイルのブロマンス共演は眼福でした。ケン・マイルズの妻役のカトリーナ・バルフは、「アウトランダー」と演技がほぼ同じ。持ち味ともいえますが。

 

<実話とはいえ、以下、ネタバレになる可能性もあるので、未見の方は読まないでくださいね>

実話なんですね。企業論理のために個人のパフォーマンスを抑制しなくてはいけなかったケンの心情はいかばかりだったか。その後、リベンジの機会も奪われたという経緯に、不完全燃焼感と悔しさがくすぶりました。

私としては、組織としてのフォード的なあり方と真逆な、ケンやビートニクやジェームズ・ボンド派。ジェームズ・ボンドがドライバーだったらぜったいに組織の命令を無視して走り切っていましたよね。

組織としての勝利が個人の栄光よりも上、というニュアンスを残した終わり方に不満は残った映画。

*映画やイベント直後の生な感想、気になった海外ニュースへの一言コメントは、Twitter: kaorimode1でおこなっています。今日のようにブログに転載することもありますし、まったく転載しないこともあります。Follow me ?

 

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