?ご存命ご活躍中の方について何かを書くと、必ずその後に新しいことが起きるので、本に書いたことが古くなってしまったと思うことがある。

「ロイヤルスタイル」で書いたハリー王子&メーガン妃に関わることもそう。まあ、「出版された時点ではそうだったのね」と寛大な読者に事情をくみとっていただくことを願うのみ。

かといって、これ以上情報が新しくなることはほぼ考えられないという方ばかりを扱っていては鮮度が落ちる。

ジレンマです。

ジャン=ポール・ゴルチエも引退を発表しましたね。「イノベーター」の中のゴルチエの項目は、最後に1,2行、書き加える必要が出てまいりました。増刷される際に修正できることを願うのみです。

ゴルチエの仕事の総括記事としては、こちらがよくできているのでおすすめです。「オートクチュール界のマドンナ」ゴルチエの5つの偉業。男のスカート/ タトゥーモチーフ/ ランウェイの多様性 / 下着をアウターに / トロンプルイユ。

現在、怒涛のようにジェンダーフルイドが進んでいますが、ゴルチエが男子にスカートをはかせた時には、かなりの文化的なインパクトがありました。ほんの40年ほど前のことなのに。

 

?Forbes Japan 谷本有香さんのご紹介で、イタリアから一時ご帰国中の安西洋之先生にお目にかかりました。衣食住にわたるイタリアのラグジュアリービジネスについてご教示いただきました。ラグジュアリーという概念をもちこむと、日本の多くの職人が救われると思う。21世紀のラグジュアリーっていうのは決して絢爛豪華のことではないのです。というような話で盛りあがる。詳しくは、来月発売になる安西先生のご本をお読みくださいね。日本でもラグジュアリービジネスに関する議論がもっと活発におこなわれてほしい。

 

?<Big Thanks>イラストレーターの綿谷寛さんが、インスタグラムで力強いコメントを寄せてくださいました。

ありがとうございます?

 

 

 

 

 

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