Give Time a Life.

2020年7月31日

 「三体II」下巻も読了。スケールがけた違いのスペースオペラがこれでもかというくらいに展開して、大胆な想像力に圧倒される。SFだけど自分の物語として読める理由は、戦いが起きる原因として普遍的な人間の心のひだが描かれ続けること。三体人との対決を通して描かれるのは人間世界の残酷(と小さな希望)かもしれない。

「歳月に文明を与えよ。時間に命を与えよ」。

このフレーズが出てきたとき、「ゴドーを待ちながら」を思い出した。邂逅、あるいは絶望的対決を待つ間の時間をどう過ごすのか。大切なことはその待ち時間に起きるということ。この壮大な三部作も三体人との対決を待つ間に起きる物語である。

「黒暗森林」というタイトルの意味の本当の意味がわかったとき、足をすくいとられるような思いがした。

さらに続編があるそうなので、こちらも「待つ」ことにしよう。

 

 

〇横浜市中区をほぼ初めて歩き通して見て、予想以上に美しい歴史的建造物の数々に遭遇。3週間ほど前のことですが、歩きながら撮影した写真をのこのことアップしてみます。解説なしで失礼します。公の建物が多いですが、気になる建物があったら適宜、画像検索などで調べてみてくださいね。



足元を見るとこのような装飾が随所に。



実はこの日、朝おそろしく早く出て、中華街で朝食でした。同行者の絶対的な推薦により「馬さんの店」で朝がゆ。

感動的なくらい美味しくて、価格もリーズナブル。あまり日頃足を踏み入れない雰囲気の店でしたが、ごめんなさい、偏見でした、お味はすばらしかったです!! 小籠包も絶品。また食べに行きます。

一方、期待十分で行ったのに「???」で終わったのが、新しくできたハイアット系のホテルのランチ。


お料理もプレゼンテーションも食器類もすべてが10年以上前のトレンド?という印象でハイアットクオリティには届いていないのでは。いったいどうしたのかといぶかっていたら、どうやらオペレーションが異なる会社であるらしい。ブランド名を守るためにもここはもうひとがんばり、ハイアットのエッセンスをまぎれもなく入れることが大切なのではないでしょうか。まだまだこれからのホテルなので、今後に期待いたします。

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