高田賢三さんがCOVID-19 に感染し逝去されました。訃報は海外でも詳しく報道されています。

1970年代に、伝統的なパリモードの世界に鮮やかな色彩、大胆な花やジャングルのモチーフ、民族衣装から着想を得たデザインなどを持ち込んで衝撃を与えました。パリに大きなインパクトを与えた最初の日本人デザイナーです。

ミシェル・オバマが来日した時、黄色が鮮烈な印象を与えるケンゾーのドレスを着てタラップを降りました。ミシェルが日本に対するリスペクトを示すために選んだデザイナーが、高田賢三だったのです。

パリに住んでいらしたこともあって、パリ市長もすぐにツイートしています。「深い悲しみにつつまれている。パリは息子の一人を失った」。

寛斎さんに続いてまた一人、大きな功績を遺したデザイナーが旅立たれたことを悲しく受け止めています……。

ご冥福をお祈りいたします。

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