外は猛暑、でもクリスマスソングをかけながら議題はクリスマス、という仕事でした。

 


真剣勝負なので辛口意見も言いますが、なによりもラグジュアリーを生むために大切なのは「作る人」のポジティブな創造力と責任感。これを尊重することがおそらく基本にして究極。

これがフルに発揮されると、プライスレスな価値が生まれます。ブルネロクチネリが証明してくれましたが、深い感動は、コスト意識をふっとばす。

いかに現場の作り手の可能性を引き出していけるのか? どんな言葉を選べばよいのか? 基本は意外とシンプルです。

目の前にいる人への愛と敬意。その具体的な表現の徹底した継続。

人権っていうとめんどくさそうかもしれないですが、そうではなく、ただ目の前のリアルな人に対等にフェアにまっすぐに向き合うことから始まり、全員がそこに行き着くことで当たり前のことになる。

シンプルなことが難しくなっている時代ですが、新しいラグジュアリーは、特権や排他ではなく、だれも排除されないインクルーシブな愛と敬意からしか生まれえないでしょう。

「こんなもんじゃない」職人ひとりひとりの底力が見たい。

 

Forbes Post Luxury 連載、更新されております。

Vol. 9 は、Cultural Appropriationがテーマ。これを一律に「文化の盗用」と訳すと身動きがとれなくなりますが、「文化の適用」と「盗用」があり、避けるべきは後者、と考えると新しい可能性が開けてきます。

ハンガリーの「ナニュシュカ」にその具体例を見る、という安西洋之さんによる前半が興味深いです。私は後半を書きました。

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