FRaU Jaxury 特集号。
日本発のラグジュアリー、各部門のアワードの発表です。
齋藤薫さまにインタビューしていただきました。僭越ながらラグジュアリーという視点から日本の香水文化を語っております。
コロナの間は海外取材ができず、海外ブランドも日本でPR展開が難しく、結果、日本にいやおうなく目が向き、多くの日本の企業を取材できたのは幸いなことだったかもしれません。
よろしかったら本誌をごらんくださいませ。
カメラマン:野口貴司さん
ヘアメイク:面下伸一さん
スタイリスト:長谷川綾さん
ドレス:アクリス
撮影協力:ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町
企画&編集:吉岡久美子さん
多くの方にお世話になり、ありがとうございました。なかでも、とりとめのない話をすっきりとまとめてすばらしい記事にしてくださいました齋藤薫さまにあらためて深く感謝するとともに、心より敬意を表します。
*本ウェブサイトは3月末をもちましてクローズいたします。その後の仕事の活動状況は、Twitter: kaorimode1、Instagram: kaori.nakano にてアップしてまいります。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
Van Cleef & Arpels から、
春のブーケ。右を見ても左を見ても桜ばかりのこの時期に、ブルーのグラデーションはさわやかで鮮烈です。周囲に溶け込み過ぎないという姿勢、見習いたいですね。
さて、お知らせです。
長らくご愛顧いただきました本サイトは、3月末をもちましていったんクローズいたします。12 年間、ちょうど干支一回り分、この仕様で親しまれて(?)まいりましたが、会社を立ち上げてから4期目を迎えるにあたり、新しい気持ちで再スタートします。
あと10日間はこのままですが、その後、アーカイブを含めたウェブサイトの情報は、しばらくの間、ご覧いただけなくなります。
引き続き、仕事関連の情報は、Twitter: kaorimode1 を中心に、またライフスタイル(笑)関連の写真がある情報は、Instagram: kaori.nakano にて随時アップしてまいりますので、フォローいただければ幸いです。
長年のご愛顧に、あらためて心より感謝申し上げます。
〇二期会のハンサム四兄弟によるコンサート「とびきり甘い夜2021」が開催されました。紀尾井ホールにて。
それぞれに実力とルックスを兼ね備えたバリトンのスターが4人結集し、親しみやすく、別格の芸術的なパフォーマンスを見せてくれました。
パフォーマンスは圧巻で、合間のトークも楽しい。燕尾服の格の高い美しさにお色直し後の黒×赤のセクシーさ。目にもここちよい舞台でした。
(僭越で恐縮ながら、お色直しの衣裳に関しアドバイスをさせていただきました。赤いブトニエールを完全に正面に向かせるなど現場でのきめこまやかな配慮をされたのは二期会理事の谷口久美さんです。)
〇6月26日(土)、ザ・プリンスパークタワー東京で「ハンサム4兄弟プレミアムディナーショー」が開催されます。
ホテルで二期会オペラという初めての試み。長男の宮本さんはトークも面白く(エッセイも上手だし、プロデュース力も高く、ほんとにマルチタレント)、それぞれに華のある4人が結集したときの品格と迫力はもう、鳥肌ものです。ぜひ体験していただきたいです。
お申し込みはこちらからどうぞ。
〇プリンスホテル東京シティエリアのホテルの中から、ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町、高輪花香路が2021 Forbes 5 Starsに正式に輝きました。祝!
この快挙は、統括総支配人の武井久昌氏のお力によるところが大きいです。この数年、「ゼロ」から「3」へ、「3」から「4」へ、そして「4」を「5」にする地道な努力と大胆な改革が積み重ねられてきました。
いまだに10年前のプリンスホテルのイメージを引きずっていらっしゃる方がいらしたら(いらっしゃらないとは思いますが)、ぜひギャラリー、花香路を訪れて、その変化に驚いてください。笑 この2ホテルのほか、ザ・プリンスパークタワー東京、さくらタワーもおすすめです。この2ホテルは「4」ですが、逆に「5」を求めない上質な寛ぎがあり、泊まってみると実感するのですが、それはそれでひとつの別のカテゴリーのスタイルです。
昨夜の紀尾井町、ザ・プリンスギャラリーです(左の建物)。桜がライトアップされております。
〇竹宮恵子「エルメスの道」新版。
右のオレンジが旧版。左が新版です。新版には銀座のメゾンエルメス建設にまつわるエピソードも描かれ、さらに読み応えある一冊になっています。ここまでやるのか!という驚きの連続。ブランディングとはなにか、ラグジュアリーの真髄はなにか、考えさせられるヒントが満載です。
こういうのを見ると、感動を通り越して、エルメスにはかなわないなあ……と絶望に近い気持ちさえ生まれてきますね。(いや、超えよう。笑)
〇婦人画報.jp 「フォーマルウェアの基礎知識」連載Vol. 17 「ブリジャートン家」のコスチュームを解説しました。この時代はブランメル時代どまんなか、超得意分野でもあるうえ、目の保養になるメンズコスチュームが次から次へと登場するのでノリノリで書いております。ドラマ鑑賞にお役立ていただければ幸いです。
〇震災から10年ですね。
あの日、ヘリに乗って津波を撮影した記者の思い。翌日、ヘリから助けを求める人々を見てしまった記者が背負う十字架。こちらの記事が胸に迫ります。昨日公開されたこのインタビューも。津波映像を撮影した記者はNHKをやめ、アートの世界にいることを知りました。
〇北日本新聞まんまる4月号発行です。
ファッション歳時記Vol. 115 「ジュエリーには、詩情を」。
富山発ジュエリーのご健闘をお祈り申し上げております。
〇しつこく英王室の話で恐縮です。女王のコメントの原文が確認できたので。
“The whole family is saddened to learn the full extent of how challenging the last few years have been for Harry and Meghan. The issues raised, particularly that of race, are concerning. While some recollections may vary, they are taken very seriously and will be addressed by the family privately.
“Harry, Meghan and Archie will always be much-loved family members.”
日本の新聞の英訳ではニュアンスが伝わってないところもありました…。
“While some recollections may vary, “ 「いくつか記憶が異なるところもあるが、」。この一言、この表現。効いています。
メーガン・マークルが「息子にプリンスの称号が与えられない」と不満をこぼしているのは、ひとえに無知からきているのです。
君塚先生もツイッターでご指摘くださっていますが、このサイトに次のように説明されています。
On 6 May 2019, Prince Harry, the Duke of Sussex, and Meghan, Duchess of Sussex, welcomed the birth of their first child, a boy named Archie. Archie has no title, he is not an HRH (His Royal Highness) or a prince. According to the current regulations of the House of Windsor, Archie, as the son of the second-ranked grandson of the sovereign of the United Kingdom (in terms of hierarchy), did not have the title HRH by right – though the Queen had the option of extending this courtesy as she did for the younger children of the Duke of Cambridge, Princess Charlotte and Prince Louis. But when the Queen dies and the next reign begins under Prince Charles, Prince Harry’s children will move up one rank, from great-grandchildren to grandchildren of a sovereign, and will thus be entitled to the ‘Royal Highness’ styling by right, according to the ‘house rules’ of the Windsor dynasty.
(アーチ―くんには称号もプリンスとしてのタイトルもないが、それは現在のウィンザー家のルールによるもの。女王がケンブリッジ公爵の子息にプリンセス・シャーロットとかプリンス・ルイなどとつけることができるオプションはあるものの、ヒエラルキー上、下位ランクであるハリーの子息であるアーチ―くんにはルール上、つかないことになっている。でも、チャールズ皇太子が次の国王となった場合には、ハリーの息子はランクアップし、「ロイヤルハイネス」の称号がつく権利を得られる)
レイシズムに敏感な時代だから、なんでもかんでも人種差別と紐づけたがる方がいらっしゃいますが、今回のことは、人種が違うから葛藤やトラブルが起きたというわけではなくて、嫁ぎ先の文化をまったく知ろうともせずに我を主張するばかりの野心家メーガン・マークルだから起きている問題、と見たほうがフェアだと思います。
メーガン&ハリーのテレビでの王室告発に対し、エリザベス女王が速やかにコメント。
さすが貫禄のエリザベス女王、迅速で的確な対応だと思う。コメント内容もすばらしい。「一部異なるものがあるものの」という一言に痛烈な皮肉を読み取った人は少なくないでしょう。
かつてダイアナ妃が事故死したとき、王室を離れた人だからと沈黙を貫いたら王室と女王に対する反感が募り、その後にようやく対応したという経緯がある。あのときの苦い経験が今回生きているという印象です。
この「格が違う」と思わせるコメントによって、かえって王室の格が上がり、メーガン・マークルをいっそう卑しく矮小に見せる効果は絶大。
字面のまま受け取って被害者意識をふりかざすアメリカ人にはこのくらいのコメントがちょうどよいのでしょう。
「肌がどのくらいダークになるのか」って別に人種差別発言ではなく、単純にフラットに肌の色がどうなるのかと、と聞いただけだとなんで思えないのか。
メーガンとハリーは、いいかげんウォリスとエドワードの例に倣い、誰にも「傷つけられる」心配のない田舎で静かにお暮しになるのがよいと思われます。
(Photo from Wikimedia Commons)
こういう場面ではこのように対応する、というロイヤルスタイルのお手本を見せてくれる94歳の女王。最高です。
さて、この騒ぎでいっそう英王室への関心が盛り上がり、エリザベス女王の偉大さがさらに証明されたところで(笑)、ケンブリッジ公爵夫妻ご結婚10年となる4月に、楽しいロイヤルイベントを企画中ですよ。
昨日はコモンウェルスデーで、エリザベス女王のスピーチもあった、めでたい日であったのです。よりによってそんな日に、メーガン・マークルが全米で放映されるテレビインタビューで英王室を告発するような内容のことを話していました。
いやひどい。
その場にいないキャサリン妃も悪者に見せてしまうようなことまで。異次元の異文化のなかでつらかったことには同情しますが、2年そこそこしか過ごしてないでしょう。そのなかで何もかも自分の思うがままにしたいというのもいかがなものか。被害者面ばかり強調しており、品のなさしか伝わってきませんでした。これ、「声を上げる」というのとは違う行為のように見えました。アルマーニの50万円近くするマタニティドレスを着ながら「自殺したかった」って言ってもなあ……。
エドワード8世を英王室から引き離した、離婚歴あるアメリカ女性、ウォリス・シンプソンを連想しました。デジャヴュな光景。
気をとりなおし。山手近辺に用事があったついでに、ロンネフェルトの紅茶を求めに紅茶専門店、ラ・テイエール。
ロンネフェルトは7つ星ホテル、バージアルアラブや日本の5つ星ホテルでも扱われている紅茶です。パレスホテルのラウンジもこれで、おいしかったので探し求めてきた次第。ここにはロンネフェルトほぼ全種類がおいてあります。
狭い店内には、ネットでは売っていない、レアな紅茶がひしめいています。紅茶ファンはついあれもこれもと飲んでみたくなりますね。
お近くの迎賓館。このあたりはほんとうに異国情緒が魅力的。
Mizunobu Fruit Parlor Labo. こちらは桜木町にある、気軽に立ち寄れるタイプのラボ。
やはりおいしいことには違いない。ですが、馬車道の店舗でいただくような高揚感はいまひとつ。インテリアで気分は大きく左右されますね。
「グリード ファストファッション帝国の真実」。
ブラックな笑い満載のエンタメですが、労働力を搾取して栄えたファストファッション王国の構造描写がリアル。「ファッション誌編集者」として登場する女性がおそろしくふつうで地味、というのもリアリティあり。モデルは昨年破産したTOPSHOP創業者のフィリップ・グリーン卿。こんな映画を作れてしまうのがイギリスだなあ。監督はマイケル ウインターボトム。
セレブライフのおバカさかげんに笑いながらも、さしはさまれる格差の描写に、否応なく現代を考えさせられます。白すぎる歯がコワいね。
ファッション史の学徒はとりあえず必見です。
6月よりTOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー
Ⓒ2019 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. AND CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
Men’s Club 4月号に寄稿したジャケットのルーツと変遷の話が、Esquire のウェブサイトに転載されております。こちら。
こんなに早くウェブに記事が転載されるようになったのであれば、ますます雑誌を紙で出す意味を鮮明にしなくてはならないのでは。
仕事の企画のために読んだ本。図版が豊富、メニューも興味深い。王室史を食卓という角度から見ることができて楽しい。英国ファン、王室ファン、お料理ファンにもおすすめ。
かつて、パイの中から生きた鳥が飛び出すという趣向を凝らした料理があったという。仔豚の頭と鳥の体を縫い合わせた料理も。「コックと泥棒、その妻と愛人」という映画のラストシーンを思い出した……。
Mikimoto ×ギャルソンのコラボ、第二弾。
シルバーのセイフティピンもすべてミキモトの職人が一から作り上げたそうです。
こちらは、ファング(牙)があしらわれています。
後ろ側、留め金周辺にも手を抜いてない。ギャルソン印はばっちり。
前回はおそるおそるという感じで、正統派パールネックレスの端正な美しさが保たれておりましたが、第二弾の今回はギャルソンの前衛性をより強く出してきたという印象です。
パールネックレスは、ジェンダーを問わず、ロックにパールを楽しみたいというミレニアルズの富裕層に人気。イメージとしては、ハリー・スタイルズ。
男にパール、というのはルネサンス時代の西洋では(貴族の間では)普通だし、インドのマハラジャもつけています。21世紀の時流を先導するジェンダーフリージュエリーにすることで顧客層も広げたいミキモトのマーケティング、なかなかスマートです。
Mikimoto Exhibition グランドハイアット東京ボールルームにて。
昨年はまったく花見ができなかったこともあるのでしょうか、今年の各社の「桜」にかける熱量はかなり高いなと感じます。どこへ行っても桜、桜。桜。
桜をモチーフにした精巧なパールジュエリーの数々。
いくら高性能カメラのアイフォン12でもなかなかこの素晴らしさは伝えきれないのですが。
完成されたジュエリーの光ってなんというか、すっと心に届くような錯覚を覚えるんですよね。
ビーズのように細かい真珠で「糸」を作り、それを束ねてより合わせて結ぶとこうなる。すべて手作業と思うと気が遠くなる。こういうの、ネクタイ代わりに(笑)スーツと合わせてつけてみたい。
こちらもモダンで、好きなデザイン。
芸術としか呼びようのない美しさ。よいジュエリ―の大前提条件ですが、裏側も美しいのです。
さらに今回もギャルソンとのコラボ、進化版がありましたが、それは次の記事で。
Palace Hotel の強みのひとつは、散歩圏内に皇居があるということ。
手招きするとなにか語り掛けるように声を出してこちらに向かってくる皇居の白鳥。白鳥の鳴き声って個性的。人間におびえていないのは皇居に住んでいるからか。
クラブラウンジは朝食タイムはクローズ。代わりにレストランでの朝食またはルームサービスを選ぶことができます。ルームサービスにしていただきました。こちらも完璧以上。ルームサービスの朝食のパンのセットはいつも多すぎて食べきれませんが、なんと、最初から持ち帰り用のペーパーバッグをつけてくださいました。こういうサービスは嬉しいですよね。
エビアンスパ。七色に光が変わるサウナを楽しみにしていたのですが、残念ながら女性用のサウナは故障中……。アメニティは共用のものがなくなり、ひとりひとりに小さなボトルに入ったバスアメニティが手渡されるシステム。一回分のスキンケアセットもついていて、至れり尽くせりです。
フィットネスルームで一時間ほど。誰もいないのでほとんどパーソナルトレーナー状態でスタッフについててもらえました。眺めが抜群なのです。ランニングマシンからは枢密院まで見下ろせます。ちょうどなにか制服組の式典がおこなわれていました。
プールにも誰もいないので、撮影許可をいただいたうえで撮影。朝の光がたっぷり差し込んで、健康と幸福の象徴というイメージ。
時間が深く流れていくので、ほんの一晩過ごしただけでも、3日間くらいどっぷり滞在していたような錯覚。明らかに脳内時間の流れ方が違う。また新しい気持ちで仕事に向かえます(たぶん)。総支配人はじめスタッフのみなさまに感謝します。
日本経済新聞夕刊連載「モードは語る」。本日は、山根大輝さん(29)が手がけるサクラ・マグナの香りについて書いております。
山根さんは、「パルファン・サトリ」の大沢さとりさんのお弟子さんのひとりです。
クラブハウスで公開インタビューさせていただいた内容を反映しております。お聞きくださったみなさま、ありがとうございました。
日経夕刊がお近くにありましたら、ご覧くださいませ。電子版はこちら(有料会員のみですが)。
「満開の夜桜はむしろ、こわい」という山根さんの言葉に、目の曇りを払われた思い。桜が可憐ではかなくて、というのは偏った刷り込みかもしれませんね。
日本の桜の花そのものには、香りがほぼありません。これをどのように解釈し、においを与えるのか? ここに調香師が詩人に匹敵するアーティストになりうるカギがあります。
それにしても、最近、ビューティーやファッションの分野で面白いことを仕掛けている人の中には、29歳男性、という方が多いな。頼もしいことです。
先週末になりますが、パレスホテルのクラブフロアに久しぶりに滞在しました。
クラブラウンジでのウェルカムドリンク。
そのままアフタヌーンティーのサービス。コロナ前はブッフェスタイルでのスイーツ提供だったのですが、どのホテルも今はこうした形に転換しているようですね。かえって落ち着けてよいと思います。甘いもの苦手ですが、ひとつひとつが極められたおいしさで、感動のレベルです。
ラウンジのテラスはまだやはり寒い。
今回はテラスつきの部屋にしました。1-1-1という住所、皇居のとなりの高層階でテラスに座りながら空気に浸れるという場所、なかなかないのでは。
総支配人の渡辺勝さまよりあたたかいウェルカムギフトが。
時間が止まる絶景です。
スイッチを探したりするストレスもなく、まったくスムーズに快適に使えるように考え抜かれています。
バスアメニティは、バンフォード。
クラブラウンジ、カクテルタイム。
こちらもブッフェではなくなったのが寂しいですが、あらかじめセットされた「冷たい前菜シリーズ」と「温かいお料理シリーズ」を二回にわけて持ってきていただけます。
シャンパンはローランペリエ。
スタッフはマニュアル対応などすることなく(そのように対応せよというマニュアルなのかもしれませんが。笑)、ゲストひとりひとりにまっすぐに向き合って接してくれるんですよね。その接客があたたかさを感じさせて、すばらしいのです。
冷たい前菜シリーズ。シャンパンに合う絶妙においしいお料理ばかり、少しずつ。
あたたかいお料理シリーズ。カクテルタイムとはいえ、お酒と一緒だとこれだけでディナーとして十分です。笑
コロナで時間やサービスに制限があるとはいえ、どこどこまでも快適な、完璧なクラブラウンジでした。
JBpress autograph 「モードと社会」更新しました。
「おしゃれの先生は77歳」。20代の男性が77歳に弟子入りしているユニークな現象を取材しました。まずは前編で概要を紹介します。背景を徹底考察した後編は、明日、公開です。こちら。
明治神宮ミュージアムで「宮廷文化の優美」展が開催されています。
あまり宣伝されてなくて惜しいのですが。2階に、世にも壮麗な、明治時代の六頭曳儀装馬車が展示されております。馬はいないけど。ストレッチリムジンなんて目じゃないの。息をのむ迫力です。撮影不可なので写真はありません。「六頭曳儀装馬車」で画像検索すると出てくるけど、いきなり実物を見たほうが感激は大きいと思う。一生に一度でいいから六頭立て馬車に乗ってみたい……。
3月7日までです。参拝のおついでにどうぞ。馬車は常設かもしれませんね。
ミュージアムの隣には、抹茶専門の自動販売機が。キャップに粉が入っていて、しゃかしゃかすると抹茶ができるよ。あまりに便利で美味だったのでアマゾンでまとめ買いしました。
決してスピリチュアル系ではないのですが、やはりそこに行くと感覚が洗われたり研ぎ澄まされたりするような場所があるということは実感します。世にいう、パワースポットのようなものでしょうか。
あくまで当社基準においてですが、東京でも一、二をあらそうパワースポットが、皇居周辺。
税金が投入されていることもあるのでしょうが、とにかく、落ち葉一つ落ちていない。掃除が徹底されていることはこの上ないラグジュアリーなことなのだと思わされる。完璧、最強です。
大手町のビル群も、好きな光景です。中で働いている方はまた別の見方をされるのかもしれませんが。
樹の形までなんだか似ていて、同じリズムで踊っているような。光が水に差し込み、時折白鳥がつい~と泳いでくる光景は、夢幻的ですらあります。
パレスホテルを出発して皇居に沿い、大手町ビル群を横目にみながら二重橋を経由し、桜田門まで。
二重橋の実物がこちら。「浪漫」と漢字で書きたくなるような雰囲気です。
シュールなほどの清潔感。皇居まわりは神社や歴史遺産もなにげにぐるりととりかこんでおり、「守られている」場所であることが身体感覚として実感できます。警備もそれなりに点在していますので「守られている」のは視覚的にも明らかではありますが。
婦人画報4月号発売です。ファッション特集で解説しました。
「陽の光が似合う服」の時代へ。本誌は桜ムード満開です。ぜひご覧になってみてくださいね。
?The Playhouse のBeneにて、British Royal Breakfast.
ケンブリッジ公爵夫妻ご結婚の当日の朝、バッキンガム宮殿で提供された朝食を、Bene のシェフとBLBG社長の田窪さんがアレンジして再現しました。
休日ブランチとはいえ、けっこうなボリューム。
子羊もとても柔らかくておいしい。がっつりと朝からエネルギーチャージ。
このあたりになると完食は厳しかったです。お腹いっぱいで大満足。
プリンスホテル東京シティエリアのマーケティング川村さん、マーケティング統括支配人の林さん、東京シティエリア統括総支配人の武井さん、総料理長の三浦さんとご一緒させていただきました。(感染症対策がばっちりおこなわれた空間でした)
休日ブランチの社交はいいですね。さらっと明るく終わり、話題も建設的で、一日が長く感じられてトクした気分になれる。夜の社交に代わる新しいスタイルとして定着してほしいな。