「カール大帝」ことシャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドがフォルクスワーゲンのテレビコマーシャルに。

パリ生まれのスタイリッシュなカーだと感心していたら、アシスタントが「ドイツ製です」とささやく。カール、シックとドイツは両立しうることを発見、みたいな流れ。

カールは自身がドイツ人であることをあまり喜んでおらず、「自分はヨーロピアンである」と常々公言していた。だからこそ、「パリの美ではなくて実はドイツの美だった!」のCMが生きる。

http://www.youtube.com/watch?v=MAsIUVUQv1Q&feature=player_embedded

完璧にマンガのキャラのようになっている自分自身を楽しんでいるカール。インタビューでも必ず皮肉のきいた(カールしか言わないような)ひとことを言ってくれるし、演じてもユーモアが立ち上ってくる。年と共に、鋭さに磨きをかけながら、ああいう余裕の貫録を備えていくのは、いいなあ。

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