原稿用の資料として読み始めたら面白すぎて一気に。

シャネルとの共通点も多々。実の親に「見捨てられ」(ジョブズは育ての親には大事に育てられているが)、矛盾だらけで、唯我独尊で周りの人に畏れられ、でもアーティストの純粋さと鋭いビジネス感覚をもって、誰も真似のできない仕事をして革命を成し遂げた人。

面白い表現に出会う。ジョブズがまとい続けた「現実歪曲フィールド」。詳しくは原稿で。

一緒に働いていた人はたまったものではなかったろうな…というほどの独断専行ぶりが面白いが、それでもそのカリスマに人は魅せられた。

「ジョブズが極端な言動に走るのは、他人の感情を思いはかる能力がないからだろうか。そんなことはない。むしろ逆だと言える。 (中略) だから、おだてたりすかしたり、説き伏せたり喜ばせたり、あるいはまた、脅したりすることも名人級に上手なのだ」

「『他人の弱点をピンポイントで把握できるのがあの人のすごいところです。どうすればかなわないと思わせられるのか、どうすれば相手がすくむのかがわかってしまうのです。これはカリスマ性があり、他人の操縦方法を心得ている人に共通する資質だと思います。かなわない相手だと思うと弱気になり、彼に認めてほしいと願うようになります。そうなったとき、褒めて祭り上げれば、あとはもう意のままというわけです』と、ジョアンナ・ホフマンも言う」

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