反田恭平&バティストーニ指揮の東京フィルによるラフマニノフ。私なんかが自主的に宣伝しなくても勝手にベストセラーになっているわけですが、やはり何度聞いても力強くて好き。

パガニーニの狂詩曲は講演のときのBGMにしているし、ピアノコンツェルトNo.2はおそらく生涯でいちばんたくさん聴いているクラシック。脳内を現実から引きはなし、ロマンティックに変換するときの必需曲です。ソリタ&バッティによるラフマニノフは、やや現実味も残す、パワフルなロマンティック、というイメージ。ロンドンフィルのような華やかさ全開もいいけど、これもまた良い感じ。

必勝曲が揃ったこのCDは、2016-17AWシーズンのテーマ曲にさせていただいています。現実の生活が殺伐としてくると、脳内がバランスをとるかのようにこういう方向を求めるようですね。

 

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