2020年の仕事の振り返りです。

?企業のアドバイザー、顧問としてマーケティングおよびブランディングの仕事をご一緒してきました。4~6月の間はほぼ業務停止状態でしたが、7月以降、通常以上に積極的に伴走しております。

?昭和女子大学客員教授として、ビジネスコミュニケーションの講座を担当しました。今年はすべてZOOMでの授業となりました。

そのほか、執筆・講演などの仕事は以下の通り。

?今年出した本

・2020年1月18日 『「イノベーター」で読むアパレル全史』(日本実業出版社)

?単行本解説

・2020年5月20日 佐藤賢一『黒王妃』(集英社文庫)巻末解説および帯

?今年書いた記事

<継続中の連載> *Works: Newspaper, Magazine, Web の欄から本文をお読みになることができます(一部除外あり)。

・日本経済新聞「モードは語る」 全12回
・読売新聞「スタイルアイコン」 全12回
・北日本新聞別冊まんまる「ファッション歳時記」 全12回
・JBpress autograph 「モードと社会」 全7回
・婦人画報.jp 「フォーマルウェアの基礎知識」全12回
・集英社クオータリー kotoba 「スポーツとファッション」 全4回
・講談社FRaU ウェブサイト「JAXURY」全10回
・Forbes Japan ウェブサイト 「ポストラグジュアリー 360°」 全1回
・LEON 源氏名での連載 全12回

<短期集中連載>

・Disney Daily (ディズニー公式)「ディズニープリンセスのファッション」 全3回
・東京新聞「王室ファッション裏話」 全5回
・JBpress autograph Look Book 2020 summer spring 全3回
小計93記事

<単回記事>

・2020年12月21日 英国のブランド ショーン・コネリー (日本経済新聞 Nikkei The STYLE)
・2020年3月15日 産声上げた純国産ツイード (日本経済新聞 Nikkei The STYLE)
・2020年11月6日 「トルーマン・カポーティ 真実のテープ」劇場用パンフレットエッセイ「スワンとカポーティ」
・2020年12月1日 「世界を創ったイギリス文化論:世界に影響を与え続けるイギリスファッション」(English Journal 12月号)
・2020年10月24日 「距離ごとに最適なストライプがある、らしい」(LEON 12月号)
・2020年10月23日 「現代の贅沢品を考える 巻頭エッセイ」(AERA STYLE MAGAZINE 2020 Winter)
・2020年10月  「パリの調香師 幸せの香りを探して」劇場パンフレットエッセイ「二人の人間の出会いが香水を作る」
・2020年10月6日 「地球にやさしいファッションのために」(Men’s Precious 2020 Autumn)
・2020年9月25日 「賢い男の服と暮らし 巻頭エッセイ」(AERA STYLE MAGAZINE 2020 Autumn)
・2020年9月1日 「時代を彩るミューズ。その存在感を印象づけた”バッグの役割”」(婦人画報 10月号)
・2020年10月1日 「コロナが変えるモード 未来に移行中」(GQ Japan 10月号)
・2020年8月25日 「仕事着の常識を疑え:服装自由化の時代だからこそ、自分のルールを決めよう」(Men’s Club 10月号)
・2020年8月20日 「錦の心に『正しい』服を」(『結果を出す男はなぜ「服」にこだわるのか?』書評)(青春と読書 9月号)
・2020年7月1日 「『日本育ち』のエレガンス 第2章 自由な創造精神」(婦人画報 8月号)
・2020年5月7日 「古今東西に通ずる避暑文化とは」(Men’s EX 6,7月合併号)
・2020年4月6日 「テイラードスーツの未来」(Men’s Precious 5月号 )
・2020年4月6日 「男を磨くのに映画ほどの教科書はない」〈 Men’s EX 5月号 )
・2020年3月25日 「イノベイティブな働き方」(Oceans 5月号)
・2020年3月25日 「働く男の印象は、Vゾーンでつくる!」(Men’s Club 5月号)
・2020年3月20日 「男に、真珠」(Switch 2020年4月号)
・JB press autograph 「日本のビジネスマンに匂いはあるか」
・集英社インターナショナル 「コロナブルーを乗り越える本」
・GQ Japan 「性的指向に紐づかないファッションとは何か?」
・NewsPicks 新潮流 「コロナ後に生き残る、一流ブランドとは」
・日本実業出版社ウェブサイト 「一大トレンドを生んだクリエーターの驚きの発想力」
・2020年9月10日 MIKIMOTO 2020 Catalogue  Japanese version  English version

小計26記事

?コメント

・2020年12月22日 「スーツがなくなる これだけの理由」(週刊SPA! 2021.12.29/1.5 合併号)
・2020年12月  「パリの調香師 しあわせの香りを探して」コメント
・2020年12月  「ヘルムート・ニュートンと12人の女たち」コメント (朝日新聞、読売新聞にも転載)
・2020年11月7日 NIKKEI プラス1  何でもランキング 家族で楽しむユニーク事典(日本経済新聞)
・2020年10月  「トルーマン・カポーティ 真実のテープ」コメント
・2020年9月22日 「日常に溶け込む ジェンダーフリー」(日本経済新聞)
・2020年9月13日 「天皇陛下とシルクハット」(読売新聞)
・2020年7月7日 「名品が私に教えてくれたこと」(Precious 8月号)
・2020年6月1日 「男女の装いはどのように変化をとげてきたのか」(Pen 6.15 号)
・2020年3月29日 「『007』のジェームズ・ボンドに垣間見る英国紳士の伝統と前衛」(The Nikkei Magazine Style  29 March)
・2020年3月28日 「ハイソサエティと共に進化してきた『スポーツ』」(Richesse 2020 Spring)
・2020年3月16日 「アクリス」がAi”に込めた哲学、バッグ誕生10周年を迎えて (WWD Japan vol. 2129)
・2020年3月6日 ラグジュアリー7つの条件(Precious 4月号)
・2020年1月10日 「ダウントンアビー」コメント

小計14記事

?メディア出演

・2020.10.23  「ダノンビオ コラーゲンプラス」発売記念スペシャルオンラインイベント
・2020.5.17  NewsPicks   The Prophet 「日本ブランドが世界にブレークする条件 #3  ココ・シャネルに学べ」
・2020.5.16  NewsPicks   The Prophet  「時代の危機を乗り越える  #2 逆境を取り込む」
・2020.5.15  NewsPicks   The Prophet 「コロナ後のファッションビジネスはこう変わる #1 トレンドのない世界へ」
・2020.3.20 VITA No. 120 粋・いき・マイライフ インタビュー (社会福祉法人 富山県社会福祉協議会 富山県いきいき長寿センター友の会会員誌)
・2020. 1.17 (再放送1.18) NHK総合「チコちゃんに叱られる」(スーツの襟穴は何のために開いている?)

?講演・トークショー

・2020年12月15日 関西学院大学 ゲスト講義 「コロナ後のファッションと新しい価値観」
・2020年12月10日 北日本新聞主催:北日本マーケティングクラブ 創立40年記念講演 「コロナ後のファッションと新しい価値観」
・2020年12月5日 ブリティッシュフェア2020 イブニングセミナー 「変わりゆくラグジュアリー」
2020年10月20日、21日 プリンスホテル東京シティエリア 新人研修 「ホテリエの品格」
・2020年10月7日 アイ・コーポレーション主催「自分らしく生きるために未来を創る」~大自然の中で女性リーダーが語り合う2日間 「新時代のラグジュアリーを創る ~アパレルイノベーターを通して学ぶ」
・2020年8月26日 研究・イノベーション学会 国際問題分科会「アパレルイノベーターズ」
・2020年6月26日 MYCELLUCE presents 「光代の部屋」ゲスト  谷田光代×中野香織 「女性起業家の本音」
・2020年5月23日 カフリンクス倶楽部主催   講演 「アパレルイノベーターズ」
・2020年2月25日 テラウチマサト主催「Salon de Masato」 「ダンディズムとジェントルマンシップ」
・2020年2月22日 日本マナープロトコール協会ブリリアントクラブ 「ファッションの力 ~ロイヤルファミリーから学ぶ」

・2020年2月3日 プリンスホテル東京シティエリア 研修 「ホテリエの品格」
・2020年1月25日 ラ・コゼット・パフメ 第31回 「時代のイノベーターが発する香りとは」

計13回

?そのほか

・2020年10月 NewsPicks プロピッカー就任
・2020年1月 心斎橋リフォームマガジン vol. 6 出演 「Go Big or Go Home」

?SNS
・Instagram:kaori.nakano
・Twitter:kaormode1
・LinkedIn

 

「落穂拾い」「器用貧乏」「不器用貧乏」と揶揄されながらも、おかげさまで仕事を通して少しずつですが成長することができているように感じます。社会的なステイタスとは無縁ですが、研究の成果でだれかのお役に立てることは、この上ない幸せです。ご支援くださいましたみなさまに、心より感謝申し上げます。今後ともひとつひとつの仕事に謙虚に全力で向き合い、いっそうのお役に立てるよう、精進を重ねていけたら幸いです。来年は読売新聞と北日本新聞の連載が10周年を迎えます。淡々と積み重ねることができることのありがたさをかみしめつつ、毎回、新鮮さを提供し続けられるよう、挑戦を続けます。

今年の心残りというか反省事項は、出版予定だった2冊が延期してしまったこと。ひとえに、私の努力不足のためです。20年ぶりの「続編」というか「総括」、2021年には世に出すべく時間の使い方に留意し、アウトプットの精度を高めていきたいと思います。

ビジネスとアカデミズムの領域を融合していけるように、というか、あらゆる枠の制約を乗り越えて、ヒューマニズムの深淵を追求しつつ可能性を拡張できるよう、研究とアウトプットに没入します。2021年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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