『婦人画報』12月号に掲載いただきました。

今号には、婦人画報初の「フレグランスサミット」と銘打った香水大特集があります。そのなかで、「フレグランスの現在地」をテーマにした鼎談に参加させていただいています。

ご一緒したのは、NOSE SHOP代表の中森友喜さん、セントスケープ・デザインスタジオ代表の小泉祐貴子さん。

香りの世界の奥深さと、いまの広がりに触れる特集。ぜひ誌面でお楽しみいただけましたら幸いです。

29日の北日本新聞の一面に「人生のあとさき」の予告が載りました。11月に17回シリーズで掲載されます。すぐ下には、同じ呉羽出身の朝乃山関の記事も。

一度も「就職」したことがないまま、運とご縁ばかりに導かれてきたようなこれまででしたが、読者の方の何かのヒントになることがあれば幸いです。

GQ JAPAN 12月号発売です。21世紀のジェントルマンを考える連載第2回は「スーツを脱いだ男は、自由になったのか?」

何を着てもよくなった時代になっても、「脱げない」ものはあります。スーツを脱いだ後に残る、新たな「縛り」とは? 本誌でご覧いただけますと幸いです。

マリメッコ展のレビュー、JBpress autographにて公開されました。

創業者アルミ・ラティアが1926年、14歳で日記に記した言葉。「ただひとつの責任は、美。」「ただひとつの現実は、夢。」「ただひとつの強さは、愛。」 14歳でこんな信念を持っていた人だったのですね。

「ゼロニイ」取材で富山のリバーリトリート雅楽倶を訪問。
オープンから四半世紀経ち、すでにデスティネーションホテルとしては有名ですが、最近、グリーン・リノベーション・プロジェクトとして一部をリニューアル。(上の写真は、正座をしなくてもいい茶室。)

ホテルの先進的な哲学も明快に伝わり、刺激的な体験をさせていただきました…。上の写真、右側はよもぎ蒸しサウナ。吸血鬼が中に眠ってそうな形ですが、顔だけ出すことができるので、閉所恐怖所の方にも安心です。


詳しくはゼロニイをお楽しみに!なので、茶室の一部とスパの一部をここで少しだけ。ほんと、どの細部を撮っても絵になり、語りどころ満載です。


紅葉はこれから一週間が見頃だそうですよ。

 

 

「25ans」12月号発売中です。巻頭連載「ロイヤルの肖像」Vol.12は圧倒的な人気を誇る英国キャサリン妃。

一年間のご愛読ありがとうございました。

Be Suits!! が更新されました。

今回は、スーツ初心者に向けた「スーツの基本 徹底解説」です。

スーツの細部には360年かけて蓄積してきた「意味」があります。そんな歴史が「スーツが生む信用」の基盤になっています(詐欺師が利用するのもまさにそこ、なんですが)。

その意味や働きをお伝えすることで、スーツを主体的に着るお手伝いができれば幸いです。

上級者の方はすぐに気づかれると思いますが、撮影の都合上、マネキンとスーツのサイズが合っておりません…。なにとぞご了承、ご寛恕いただけたら幸いです。

「ブルネロ 静かなる先見者」のレビューをJBpress autograph に書きました。


来日時のカンファレンスで「次に切るカードは?」と質問しましたが巧みにけむに巻かれました。ジョークと哲学、史実とフィクションが遊び心たっぷりに品よくブレンドされたのがブルネロワールドなんですよねえ……。


監督はジュゼッペ・トルナトーレ。「らしい」ロマンティックで見ごたえたっぷりの映画です。


©BRUNELLO CUCINELLI SPA AND MASI FILM 2025
■公開日:11月6日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
■配給:ロングライド

読売新聞10月25日(日)版、「香りをオーダーメード」という記事の中で木村優里記者に取材いただきました。

フレグランスの選択基準がトレンドよりも「自分らしさ」に移るなかで、オーダーメードへの関心も高まっている旨、香りは陸鬱で考えるよりも先に感情と記憶を揺さぶるので自信にもつながるものであること、などをお伝えしました。

ホントに、最近のフレグランス市場の盛り上がりには驚かされます。処方料は35万円から(!)だそうです…。

I was interviewed for “Bespoke Fragrance,” an article in the Sunday, October 25 edition of The Yomiuri Shimbun.
I spoke about the growing interest in bespoke fragrance as people increasingly choose scents that express who they are, rather than follow trends. Scent stirs emotions and memories before we even begin to think about it—and that deeply personal connection can also inspire confidence.

阪急うめだ本店で「誉田屋源兵衛」10代目の山口源兵衛さんと二回にわたる対談イベントでした。 源兵衛さんが着用されているお着物は「紙」で織られています。背面には大きな「源兵衛」の文字が。蛇柄、蜘蛛柄、蝶柄、破れ格子は武士たちが命と覚悟の上に同化を願った柄。源兵衛さんはお話とともにかぶきっぷりがエレガント。

多くの初めて聞く面白エピソードを披露してくださいましたが、なかでもジョルジオ・アルマーニ氏が来店した時、5時間も滞在して貴重な帯を触りまくり五感で確かめていった……というエピソードが衝撃でした。

お運びくださいましたお客様、阪急スタッフのみなさま、ありがとうございました。

I joined Genbei Yamaguchi, the tenth-generation head of Kyoto’s Kondaya Genbei, for two talk sessions at Hankyu Umeda Main Store in Osaka.

The kimono he is wearing is woven from paper, with large characters spelling “Genbei” across the back. Snake, spider and butterfly motifs, along with broken lattice patterns, evoke qualities that warriors once sought to embody, staking their lives on their convictions. In both dress and conversation, Genbei brings elegance to the spirit of kabuku: bold, unconventional self-expression.

He shared many fascinating stories I had never heard before. One particularly astonishing account concerned Giorgio Armani’s visit to his shop: he stayed for five hours, handling one precious obi sash after another, exploring their textures.

My thanks to everyone who joined us, and to the Hankyu team for bringing these conversations to life.

『明治神宮大全』第二巻「社叢と文明」(吉川弘文館)が刊行されました。私は第Ⅲ部「明治記念館」に、「婚礼のモード―明治記念館の装い―」を寄稿しています。

数え切れない花嫁花婿を送り出してきた明治記念館。その装いの変遷をたどりました。婚礼衣装を通して見えてくるのは、それぞれの時代の美意識と、人生の節目に託す人々の思いです。

『明治神宮大全』は、鎮座百年を機に、明治神宮自らが編む全五巻のシリーズ。毎年十月に一巻ずつ、五年をかけて刊行されます。二巻の論叢に収める計百本の論考に加え、詳細な百年史、初公開写真を含む年表・資料集、人物・団体事典から、神宮の百年の全貌を後世に伝える事業です。

今回の第二巻には、代々木の杜の生態系から、外苑のスポーツ、建築、宝物、能楽、思想まで、五十の論考を収録。明治神宮を通して、日本の近代を多角的に読み解く一冊でもあります。

百年先の読者にも届く書物に、人々の人生を彩ってきた装いの歴史を残せること。その一章を担う機会をいただいたことに、深く感謝しています。

Volume II of Meiji Jingū Taizen, “The Sacred Grove and Civilization,” has been published by Yoshikawa Kōbunkan. I contributed “Wedding Fashion: Dress at Meiji Kinenkan,” tracing the changing styles worn by the countless couples who have celebrated their marriages there. Their clothes offer a glimpse into each era’s aesthetic ideals and the hopes people bring to this milestone.
Compiled by Meiji Jingū to mark its centenary, this five-volume series documents a hundred years of the shrine’s history. Published annually over five years, it brings together a hundred essays across two volumes, alongside a detailed history, a chronology and source materials—including previously unpublished photographs—and a biographical and institutional dictionary.
This second volume contains fifty essays spanning the ecology of the sacred grove in Yoyogi, sport at the Outer Gardens, architecture, treasures, Noh theatre and intellectual history. Together, they offer a rich perspective on modern Japan through Meiji Jingū.
I am grateful for the opportunity to contribute a chapter on dress to a work that may still find readers a century from now.

めだか荘にて赤峰幸夫先生と対談でした。

いつもながらきめ細やかに準備、撮影にあたってくれたのはルアーズのスタッフです。

質量ともに博物館級の貴重な資料がそろう書斎でした…。

北日本新聞「ゼロニイ」が発行されました。連載「ラグジュアリーの羅針盤」Vol. 48です。
「香水は、関係づくりのアート」。

自分には当たり前の知識で何の価値もないと思い込んでいても、別の領域ではこれぞ探していた宝物、となるケースがある。

そんな関係をつなぐのが、ドミニーク・ローク氏の仕事。遠い距離に見えたAとZをつなぎ、環境にまで貢献するロークの仕事一つ一つを見ると、まさに「アート」だなあ…と唸ります。

題材にさせていただいた公演は、「香水の日」10月1日に花椿ホールでおこなわれたもの。資生堂の押野見由美さん、貴重な機会をありがとうございました。

Mame Kurogouchi 2027SS展示会。プレス展示会は3年ぶりとのこと。


デビュー15年目に入るにあたり、デザイナーが定めたテーマは「制服」。

同じ決められた服でも、時間の経過により個性が立ち現れ、だんだんその人らしさを表す固有の服になっていく、その面白さを表現したコレクション。

工芸や野の草花にインスピレーションを得た精緻な手仕事は健在です。

ブルネロ・クチネリ氏が、ドキュメンタリー映画『ブルネロ 静かなる先見者』(ジュゼッペ・トルナトーレ監督、11月6日公開)のために来日。会見に伺いました。


生きているうちに映画にした理由は、死後に作れば「いい人だった」で終わってしまうから。孫や曾孫に、自分の言葉で考えを残したかったそうです。


73歳のいまは、1日2、3時間、広場に座って「永遠」について考えているとのこと。イタリアでは変わり者だと思われているかもしれない、とも。


若い頃に村のバーで1日15時間を過ごした話から、伊藤忠本社の大時計の針をこっそり進めたいたずらまで、哲学と冗談がブレンドされた60分でした。映画には、そのバーの日々も再現されています。

映画の中ではブルネロさんは巧みなカードプレイヤーとして描かれます。カードを切るたびに周囲が驚く展開が始まるのです。「次に切るカードは?」と質問しましたが、バーの中のジョークですっかりケムに巻かれました。それもクチネリ流戦術なのだと理解した次第でした。

 

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以下は、新ラグジュラリーの理論につながるブルネロさんの話として、メモしておきます。

1. イタリアで22、23歳の若者が、月1500ユーロ、家賃だけで800ユーロという条件で、窓のない工場の手仕事を選ぶだろうか。工場に窓を作らないのは、空を見ると効率が落ちるという理屈による。仕事はまず倫理的な尊厳を、次いで経済的な尊厳を失った、と氏は語りました。

2. 同社は今年を「魂の年(Anno dellanima)」と定め、社員3500人と、仕事を共にする小規模事業者の9000人に、同僚の変化に気づいたら声をかけるよう呼びかけています。費用のかからない施策です。

3. 前夜に会食したトヨタの豊田氏には、トヨタの労働システムこそ映画にすべきだと勧めたそうです。 ラグジュアリーの価格は、ふつう素材、技術、希少性で説明されます。氏の論理では、そこに効率の計算からこぼれる作り手の時間が加わります。高価格が正当化されるのは、その時間が作り手の側に実際に確保されている場合に限られる。日本のものづくりの高付加価値化を考えるうえで、避けて通れない論点です。

鹿島茂先生にインタビューしたGQ JAPANの記事「シックと粋の正体」がウェブ公開されました。

フランスのシックも江戸の粋も、よく似た歴史的文脈から生まれ、新たな社会階層に自信を与えた美意識。 現代における「目立ち方を選ぶ」美学、色気の正体まで語っています。こちらからお読みいただけたら幸いです。

なんとスティダー王妃が来日中。しかもご自分で飛行機を操縦して北海道に降り立っていらっしゃいます。なんとかっこいい。

スティダー王妃がどのような方なのか? ちょうど発売中の25ans 巻頭連載に詳しくご紹介しています。記事はウェブ公開版もあります。お読みになってみてくださいね。

 

「ラグジュアリーの羅針盤」Vol. 47 日本のハイジュエラー「ギメル」についての記事がウェブ公開されました。

精緻で繊細な色のグラデーションが特徴のジュエリーを作る企業ですが、掲げる基準を「最高レベル」と決めてしまえば迷うこともなく自由、とディレクターは語ります。最高レベルを作る職人を守る食と環境がとことん大切にされています。結果として「人間主義的資本主義」をあっさりと実現している。いやすごい。芦屋に本社がありますが、関東では銀座和光にお取り扱いがあります。

記事はこちらでお読みください。

赤坂離宮中華ついでに迎賓館赤坂離宮。一般公開されていました。内閣府の管轄。

主な業務は、国賓・公賓などの歓迎行事、首脳会談、晩餐会、宿泊の接遇。

内部は撮影不可でした。

明治日本が、19世紀フランス宮殿建築の文法を用途と格式の序列ごと完璧に習得し、その内側に日本の武具・霊鳥・桜・謡曲・七宝・織物を翻訳して埋め込んだ、日本で唯一のネオ・バロック宮殿。国宝、しかも今も現役の外交装置。

スケールも圧巻ですが、建築と庭園、インテリア、すべてにおいて、細部が精緻の極みです。

A visit to the State Guest House, Akasaka Palace, during its public opening. Photography was not permitted inside, but the splendour rivalled—and perhaps even surpassed—that of Europe’s grand palaces. This is Japan’s only neo-Baroque palace. Meiji-era Japan mastered the architectural language of nineteenth-century French palaces, down to the hierarchy of spaces according to function and ceremonial importance. Into that language, it translated elements of Japanese culture—armour, sacred birds, cherry blossoms, Noh theatre, cloisonné and textiles—and embedded them throughout the palace. The scale is breathtaking. Equally extraordinary is the precision of every detail, across the architecture, gardens and interiors. A National Treasure. And still an active instrument of diplomacy.

めったに降りない赤坂駅で降りましたら周辺がUSJのようになっておりました。
2022年に始まったハリポタ公演からこんな感じだそうです。知りませんでしたー。

公演はTBSとホリプロ、英ATGが共同主催。

特にTBSは、「赤坂エンタテインメントシティ計画」の第1弾と位置付けているそうです。


降りるとワクワクする駅というのはよいですね。

 

赤坂離宮本店での点心。サービスもお料理も申し分ありませんでした。

 

2026年3月、京都・宮川町に開業した「カペラ京都」。

「カペラホテルズ&リゾーツ」の日本初拠点ということで気になっており、お茶を飲みに立ち寄りました。

シンガポールのポンティアック・ランド傘下のカペラホテルグループが運営し、NTT都市開発が開発・所有、NTT都市開発ホテルマネジメントが経営。

隈研吾氏の事務所がデザインを監修し、Brewin Design Officeが内装を担当。町家の趣を残す低層の空間に、京都の伝統・工芸・アートが配置されています。

天然温泉付きスイートも備えるそうです。


この日は日帰り出張だったので、いつの日かまたご縁があれば…。

京セラ美術館にて、京都の染織家・山鹿清華(1885〜1981)の展覧会。

山鹿精華は、伝統の技に大胆な想像力を注いだ人。

分業が基本の西陣で、図案から糸選び、織りまで自ら手がける「手織錦」を生み出しました。

天女や龍から機関車、東京タワー、宇宙まで。鮮烈な色と構図に、セロファンなどの新素材も取り入れ、織物の表現を広げました。

祇園祭の山鉾を彩り、建築家・村野藤吾とはホテルの空間装飾でも協働。伝統の技は、想像力しだいで新しくなることを見せてくれます。


その驚きに出会う40年ぶりの回顧展「生誕140年記念 染織家 山鹿清華 宙翔ぶイマジネーション」。

京都市京セラ美術館で12月20日まで。

美術館の中庭も別天地です。

 

誉田屋源兵衛さんの取材のあと、最寄り駅である烏山御池の駅直結のエースホテル京都、3階のMr. Maurice’s Italianにふらっと入ってみました。

久々に恵まれた快晴ということもありましたが、ルーフトップが心地よく、ワインもお料理もおいしかったです。

ゲストの大半が外国人客で、英語接客含め雰囲気もアメリカン・イタリアン。また行きたい。

24日の阪急うめだ本店でのトークイベント「かぶきものの精神(エレガンス)」に備え、京都・誉田屋源兵衛を訪問しました。

10代目山口源兵衛さんのお話には深く引き込まれ気がつくと2時間半を超えてお話を聞いていました。壮大な長編映画1本を鑑賞したような体験です。


命と引き換える覚悟から生まれる作品と美意識、その変遷。

源兵衛さんのお話と作品を「体験」すると、模様を見る目や日々に向き合う感覚が一変します。上の帯は横糸に孔雀の羽を織り込んであります。

 

トークイベントのお席はすでに半数埋まっているとのこと。どうぞお早めにお申し込みください。午前と午後は違う話になると思いますが、どちらをお聴きになってもお楽しみいただけると思います。

Salon de Parfum 2026開幕しましたね。今年も内覧からたいへんな熱気でした。
🌹「衣装デザイン賞」(ボトル)、「優秀脚本賞」(香調の変化)など映画界の各賞に見立てた演出が楽しい

🌹PARFUM SATORIでは、かの真田紐で飾られた壺入りの香水が、香水のテーマを描く繊細な絵画とともに展示されていてほとんど芸術の世界。


🌹LIBERTAでは全く新しい「文字」まで開発。漢字でもないハングルでもない未来的な文字で香水の新しい世界観を表現。

山根さんは今年、Asia Perfume FoundationのNiche Perfumer TOP 10 Finalistにも選出されています。期待。

🌹セルジュ・ルタンスでは、あの伝説のつりがね型のボトルが発売される! 薔薇、ジャスミンの香りはこれぞ正統で永遠と思わせる古典的な深みがあります(つけると軽やかなのに)。

🌹バレンシアガ、さすが見せ方がうまい。新しく発売される黒いボトルのバニラは、バニラの偏見を覆す心地よさ。

ほかにも旬のブランドの最新情報が満載で、香水の最前線の知識がアップデートされました。

本日10月7日はスーツの誕生日です。

サミュエル・ピープスの日記、1666年10月8日の記録。11行目あたりから 「国王陛下(チャールズ2世)は昨日、枢密院において、衣服の型を定め、それを決して変更しないという決意を宣言された」。

現在のアイテムの形から見ると別物ですが、ベストが導入され、5ピースから成るスーツのシステムが幕を開けました。

改革宣言の目的は「貴族に倹約を教えること」。

フランスのシルクに代わる、イギリスのウール産業を奨励する意味合いもあったと推測されます。

チャールズ2世の宣言から360年。スーツの「ヘリテージ」を読んでいくと、360年分の世界情勢の変化や美意識、価値観の変遷が浮かび上がります。とても興味深い服だと思います。

 

*9月27日にスーツの歴史について話をさせていただいた「渋谷のラジオ」のアーカイブは、こちらです。

この10月に3周年を迎えたFASのミュージアム式ポップアップ。内覧に伺いました。

黒米発酵液というキーワードを掲げて旋風を起こし、着々と話題の新製品を出し続け、店舗を増やし続けて3年、ついにここまで成長されました。

FAS 3rd Anniversary Event「Passionate」では、黒米発酵液のストーリーや、京都・東山の壮大な映像、特別映像、伝統工芸とのコラボ作品、全製品を試せるタッチアップブースが展開する「ミュージアム」として堪能できます。


伝統工芸コラボでは九谷焼やガラス、ちりめんも素晴らしいのですが、それ以上に圧巻なのは、福田喜の四季折々を表現した反物です。ぜひ肉眼で「体験」いただきたい秀作です。

次の展開として海外を目指すとのこと。期待しています。

あらためて、3周年おめでとうございます。

会期:2026年10月7日(水)〜2026年10月12日(月・祝)
場所: 渋谷区神宮前6丁目35−6 ヨドバシJ6ビル (原宿駅目の前)

MIKAKO NAKAMURA 2027SS コレクション、「STAR 1929」。


1929年って世界史においては株価大暴落による世界恐慌が始まった年として知られていますが、実は不滅のファッションアイコンになっている3人のスターが生まれた年でもあるそうです。


サブリナのあの女優と、若きアメリカ大統領夫人になったあの方、そしてモナコ王妃になったあの女優。彼女たちを通してこれからの100年のエレガンスを考えるのがテーマ。


日本の上質な素材を使い、職人の高度な技が駆使された、一点一点に迫力がみなぎるコレクションです。

誉田屋源兵衛10代目の山口源兵衛氏とのトークイベントのお知らせです。

日時:10月24日(土) 11:00~12:20,  14:00~15:30

定員:各回20名様

場所:阪急うめだ本店13階ダイヤモンドホール

お申し込みはこちらから。カード会員限定イベントのようで恐縮ですが、もしご都合あえば、関西方面の方、お目にかかれますことを楽しみにしております。

「インビジブル・ビューティー」コメントを寄稿しました。

白人中心の美の基準に闘いを挑み、新しい時代をひらいたベサン・ハーディソンの軌跡を描くドキュメンタリー映画です。

10月9日(金) アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。

東京という土地に根付く文化とファッションを学び体験する宿泊プラン、Tokyo Fashion Chronicles. 涼しくなり、気候も安定してきたいまが、シーズンです。もちろん、冬や春にもそれぞれの季節のなかの東京ファッションをお楽しみいただけます。

パレスホテル東京の宿泊プラン、Tokyo Fashion Chroniclesでは、わたくしが直々に皆様をご案内いたします。

銀座コースでは銀座和光の地下のアートスペースからここでしか扱っていないハイジュエリーや時計、日本らしさに根付くオリジナルファッションの文化までを。

代官山コースではジュン・アシダの本店で日本に根付く王道エレガンスを。

表参道コースでは伝統的なきものからメンズきもの、最先端の感覚をアレンジしたきものまでを。

ご要望に応じてカスタムコースも設計しています。

 

 

10月2日からロードショー公開されている映画「セックス・ピストルズ 破壊の設計図」にコメントしました。

パンフレットにも寄稿しております。

いまやアラウンド70になった、当時の破壊的なバッドボーイズたちが「あの頃の舞台裏」を語るんです。すっかりいい感じのお洒落なおじいちゃんになっててね。

時の流れにしみじみします…。

©I WAS A TEENAGE SEX PISTOL PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED.

25ans 連載「ロイヤルの肖像」Vol. 11 タイのスティダー王妃についての記事がウェブ公開されました。

客室乗務員→王室警護の軍務→運動神経抜群の王妃。スティダー王妃の人生は本当に興味深い。Netflixで映画化またはドラマ化してほしい。

東京都庭園美術館にて10月3日から12月20日まで、「マリメッコ展 もようの力」が開催されます。内覧会に伺いました。

詳しくはJBpress autographで記事として書かせていただきました。近日中に公開予定です。

大胆な色と模様を浴びていると、元気が出てきます。庭園美術館の建築そのものとファブリックとのコラボも堪能できて、お勧めです。

GQで新連載「中野香織の21世紀のジェントルマン再考」が始まりました。

第1回は「なぜ経営者は筋肉を誇るのか」。

ジョン・ジョイス氏を筆頭に、この階層ごと筋肉化。 モード界でもデムナによるGUCCIがボディラインを強調するスタイルを提案しています。バレンシアガ時代はオーバーサイズだったのに。

19世紀以来のジェントルマン理念と対比させて筋肉化のトレンドを考えてみました。

GQ編集部、そしてジョン・ジョイスさんの奥様に感謝します。

11月号本誌の大特集は「Japan Craft Updated」。盛り上がる日本の工芸の最新情報が満載ですよ。

本誌でご覧いただければ幸いです。