GQ 誌上でのDavid Marxさんとの「現代のジェントルマン」を考える対談が、全文、ウェブでも公開されました。

最新のイギリスメンズファッションの動向、日本の「紳士的」ビジネス、グローバル資本主義の価値観の次を提示する日本の伝統産業まで話題がつながっています。どうぞご高覧ください。

対談をまとめてくださった平岩さん、編集部の高杉さん、イラストレーターのNaoki Shoji さんにあらためて感謝します。

ケリング社名変更10周年おめでとうございます。記念の社史本をご恵贈いただきました(多謝)。1962年の木材業界進出から現在までを写真とテキストで力強く綴る豪華な一冊です。ラエネック病院改装本社でピノー氏にインタビューした6年前がのどかな大昔のように感じられます。ここまで時代が変わるとは。はたして6年後の未来、私たちはどうありたいのか? 

(2018年5月のパリ)

映画『プリシラ』にコメントさせていただきました。

GAGAホームページに掲載されています。

『フェラーリ』がザ・マチスモな映画だとすれば、 『プリシラ』はガーリーの極み。 1950年代後半から60年代を背景にするとこういう映画が作りやすいんですね。いまのジェンダーフリーもいいけど、こういう両極端の感覚にふりきった世界観の表現も好き(その時代に生きて楽しそうかどうかは別の問題)。

 

 

 

きものやまと社長、矢嶋孝行さんにインタビューした北日本新聞「ゼロニイ」連載記事が、ウェブ版に公開されました。

英語版も公開しています。

試写拝見しました。アダム・ドライバーが59歳のエンツオ・フェラーリを銀髪で演じて違和感なし。ペネロペ・クルスはお色気封印で好演。

ミッレミリアのすさまじい迫力もさることながら、1957年のメンズファッションが眼福です。アニエッリまでシャツの上に時計という伝説のスタイルでちらっと登場する。フェラーリは女性関係においてもイタリアン・マチスモ全開。ザッツ・映画という複雑な感慨が豊かに残ります。

「うまくいく場合、見た目も美しい」。

昨年9月に丹後まで取材に行き、その後、折に触れ日経新聞やNewsPicksはじめ、各種講演でご紹介させていただいているkuska fabricが念願の帝国ホテルアーケードに進出することになりました。おめでとうございます。

丹後ブルーのネクタイやジャケット、バッグなど。バレッタ、イヤリングなどアクセサリーもあります。レザーの糸で作られたスーツケースやスニーカーなども。

 

楠さんオリジナルのハイテク手織り織機も展示されています。手織りによって、ソフトな風合いと光沢ある発色が表現できます。

ここから丹後の織物を世界に発信していくという決意を語る楠泰彦さん。世界中からゲストが訪れる帝国ホテルアーケードは最適な場所ではないでしょうか。日比谷公園の散策がてら、みなさまもぜひ立ち寄ってみてください。

 

明治神宮ミュージアムで「受け継がれし明治のドレス」展が始まりました。110年前の昭憲皇太后の大礼服を修復した国際的なプロジェクト。5月6日までです。

明治神宮会館では国際シンポジウムが開催され、関わった多くの専門家が発表。秋篠宮紀子様もご臨席でした。

ドレスから見る明治時代の政治と外交には学ぶところ大でした。「衣裳問題は政治問題」!

「婦人画報」5月号フレグランス特集の巻頭でインタビューを受けた記事が、ウェブ版に転載されました。こちらです。転載、早いですね…。

20年前から伊勢丹のメディアなどで香水の記事に折々、関わってきましたが、当時はまったくひっそりとしていた市場も、今は盛り上がりを見せています。日本の調香師のなかにもアーチストとして活躍する人が出てきたりして、今後ますます楽しみですね。

風が変わると、香水も変えたくなりますね。雑誌の「モテ香水」みたいな、「これをつけるとモテますよ」みたいな勧め方をされる香水はスルーでいいと思います。ほんとうにモテる人は香水なんかつけなくてもモテます。それより、香りをかいだときにふっと自分のマインドが変わり、結果、表情がやわらぐとか、ご自身の直感的な感覚を研ぎ澄まして、それを大事にするのがいいですよ。判断基準を他人にゆだねていると、ましてやマーケティングの口車に乗せられていると、いつまでたっても不安から逃れられない人生になります(自戒)。

愛子さまがジュエリーをご愛用ということでがぜん注目を浴びているミキモトですが、製品としての完成度の高さ美しさは言うまでもありませんが、そもそも海産物のなかから一番高く売れるものとしての真珠に目をつけ、ならば養殖真珠を世に出そうというトンデモ発想を抱き、12年以上かけて真珠の養殖に成功し、国際社会からの「養殖真珠はにせもの」という総バッシングにもめげず7年かけてパリ裁判を闘い勝利を獲得し、「贅沢は敵だ」の第二次世界大戦の危機を耐え抜いた真珠王、御木本幸吉のことにも思いを馳せてほしいなと思います。高貴な輝きの真珠にひけをとらない、強くてしなやかで尊い御木本幸吉のスピリット。

銀座・ミキモトビルの前を通るたび、幸吉さんの屈託のない笑顔とユーモアあふれる言葉を思い出して元気になれるのです。

詳しくは拙著『「イノベーター」で読むアパレル全史』でも項目を立てて力説しておりますので、お読みいただければ幸いです。

 

婦人画報4月号ジャケット特集に寄稿した記事がウェブ版に転載されました。20世紀初頭から現代までの時代とジャケットの関係をおそろしく限られた字数のなかで解説したミニミニ「ジャケット史」です。こちらからお読みいただけます。

また、過去に婦人画報で書いてきた記事でウェブに転載されたものは、こちらにまとめてくださっています。こういうアーカイブを作ってくださるのはありがたいことですね。

「婦人画報」5月号発売。画報ではほぼ10年ぶりの香水特集が掲載されています。なので「再びのフレグランス道」というタイトルがついてますが、特集の巻頭でインタビューを受けました。歴史から最近の潮流まで、時代とフレグランスの関係を中心に解説しています。新しい季節の香水選びのご参考になれば幸いです。