Tokyo FM President Stationで収録でした。パーソナリティは金子一也さんと川越塔子さん。

日本各地の経営者の方々がメインリスナーと伺い、ラグジュアリー文脈のなかでの日本の各地の可能性を話してきました。4月20日放送予定です。

よい機会をいただきありがとうございました。

日経のコラムにコンパクトにまとめたとはいえ、ほんとうに多くの豊かな言葉で日本のラグジュアリーについて語ってくださったパオラ・ゲイスさんのインタビューでした。英語ですが、全文を公開いたします。

Part 1

Part 2

2回連続で海外のラグジュアリーセクターで仕事をする人のラグジュアリー観を紹介してきました。日本だけで煮詰まった議論をするのではなく、国際的な交流の中で次世代のラグジュアリーがどの方向へ向かうのかの議論を深めたいと思っています。今後とも機会をとらえてインタビューをしていきたいと願っています。同時に、日本の最新の状況も発信していきます。

日本で一か月を過ごしたラグジュアリーホスピタリティーのエキスパート、Paola Gheis 氏にインタビューした記事を書きました。日経連載第99回、「モードは語る」です。

日本のラグジュアリー・ホスピタリティについて、またその課題について、的確に指摘してくださっています。課題については、多くの関係者の方々にぜひお読みいただきたいと思っています。

パオラ、インタビューにご協力くださいまして、本当にありがとうございました。私家版ですが英語版はこちらです。

I wrote an article featuring an interview with Paola Gheis, a luxury hospitality expert who spent a month in Japan. She provides sharp insights into Japan’s luxury hospitality industry, as well as the challenges it faces. I hope many people involved in the field will have a chance to read about these issues.

Paola, thank you so much for taking the time to participate in the interview.

(Photos courtesy of Ms. Paola Gheis)

横浜美術館、リニューアルオープン開会式㊗️

「横浜の歴史」「多様性」という視点から豊富なコレクションが新たに展示される。著名な作家の名画の数々からヨコハマの歴史を切り取った写真、陶磁器、彫刻にいたるまでとにかくたっぷりあるので、充実の見ごたえです。

子どもや車椅子の方にも優しいインクルーシブな配慮が随所に。一人ゆったり静かに時間を過ごすこともできる、自由で素敵な場所に生まれ変わった。
みなとみらいの喧騒に疲れたらここでほっと一息できますよ。

Yokohama Museum of Art Grand Reopening Ceremony 🎉

The museum’s rich collection is now newly curated through the lenses of Yokohama’s history and diversity. From masterpieces by renowned artists to photographs capturing the city’s past, along with ceramics and sculptures, there’s an incredible range on display—truly a feast for the eyes.

The museum has been thoughtfully redesigned with inclusivity in mind, offering accessibility for children and wheelchair users alike.

It’s transformed into a beautiful, welcoming space where you can also enjoy peaceful moments alone. If you need a break from the hustle and bustle of Minato Mirai, this is the perfect spot to unwind.

Precious3月号「着なおし」特集。巻頭でコメントしました。レッドカーペットでも同じドレスを違う印象で「着なおす」ことで好感度を上げている方もいらっしゃいますね(実例写真本誌)。PR提供があるとしても、毎回「タイムレス」な新しい服を着る(一回着たら終わり)のも逆効果になりかねない時代ですね。記録に残るため行事ごとに異なる装いが暗黙裡に求められるらしい皇室や王室の方も、上手に印象を変える「着なおし」をすることで称賛されています。

Featured in the March issue of Precious magazine, where I shared my thoughts on the theme of “Re-styling.” On the red carpet, we’ve seen public figures enhance their image by giving the same dress a fresh new impression (see the magazine for examples). Even with PR sponsorships, constantly wearing “timeless” new outfits for every appearance—only to retire them after one wear—can backfire in today’s climate.

Interestingly, even members of royal families, who are often expected to wear different attire for each formal occasion due to the lasting nature of official records, are now praised for their skillful re-styling that offers a fresh take while honoring tradition.

ガイリッチー監督「アンジェントルマン」試写。

WWII下、ウィンストン・チャーチルとイアン・フレミングが設立した非公式秘密戦闘機関<実話>。

これがフレミング原作の「007」へと続いていくわけですね。

派手なアクション連続がメインだが、その合間に紳士養成校イートン校やジェントルメンズクラブ特有の言い回し、映画の名セリフが散りばめられ、「非紳士を紳士のシステムにとりこんで強く長寿になっていく」したたかなイギリスらしさを見せつける。

虚実をないまぜにしてエンタメにする力量はガイリッチー印。

誘惑すると決めたら相手がどんな高官であろうと絶対に自分のペースで主導権を握り続けるという強くセクシーな女性の描き方も、紳士文化的(騎士道DNAをもつジェントルマンは強く一貫した芯を持つ女性にかしずきたい願望あり)。

スピーディーに展開するのでぼーっと見てたらただのアクション映画だが(それはそれでよいとはいえ)、クラシックな紳士文化にまつわる小ネタも満載。

4月4日公開。

Yuima Nakazato展「砂漠が語る宇宙と巨大ナマズの物語は衣服に宿るか」。内覧会に伺いました。

先週、パリで発表されたばかりの新作から、近年のコレクションにいたるまで、唯馬さんの世界が天空でたっぷり堪能できる。

(こちらのチョーカーはミキモト製で、内覧会のみの展示です)


宇宙と太古の物語を纏う服。

(エプソンとの協業で多くの作品が成り立っています。お互いにハードルを高め合い、より良い作品のために技術を磨き合っているという関係がすばらしい。唯馬さんはストーリーテラーでもあり、お話がすばらしく上手です。聞きほれました)

この手仕事の迫力、ぜひかぶりつきで味わってください。

六本木ヒルズ東京シティビューにて2月16日まで。

SPUR フレグランススクールにてインタビューを受けました。「愛」にまつわる香水です。こちらでどうぞ。

愛といっても十人十色十香。同じ香りであっても嫌いになればとたんにfishyに感じられるなど、嗅覚といっても単独では存在しえないからこそ奥深く、面白いものだと感じます。