MATCHA代表の青木優さんにお招きいただき、新しいラグジュアリー(と観光)についてオンラインで話します。世に言う富裕層観光のことではありません、念のため。

青木さんは明治大学国際日本学部の一期生ですが、いまは観光業界をリードする存在です。頼もしい。

10月19日(水)20:00~

 

登録はこちらから。

 

 

京都クリエイティブアッサンブラージュの公開プログラムのお知らせです。

「ラグジュアリー文脈にふさわしいデザインの選び方」をテーマに、シャネルというブランドの実践を中心に話します。当初、同じチームの前澤知美さんがメインの講師を務める予定でしたが、諸般の事情により、急遽、中野が代打に立つことになりました。

10月20日(木)18:30~20:00 オンラインにて無料公開です。

詳細、お申し込みはこちらから。

 

Kyoto Creative Assemblage は文部科学省 価値創造人材育成拠点の形成事業に採択されているプログラムです。

Yuima Nakazatoの展示会に伺いました。

植物由来のブリュードプロテイン素材がもつ「縮む性質」を利用した服のデザインに感動。もとは長方形の繊維ですが、デジタル技術を使って伸縮させ、身体に沿う立体的な形状にするのです。この新しい衣服の生成技術を、バイオスモッキングと呼んでいるそうです。

このライダースは、針と糸を全く使わず、ビスだけを使って服を作りあげていく、タイプ1 というシステムで作られています。テクノロジーと職人技巧と未来感覚あふれる美意識の融合に、ワクワクさせていただきました。

デザイナーの中里唯馬さん。着物にヒントを得たコート。細部の技巧が実はすばらしいのですが、そんなことを感じさせないサラリとした忍者感がよいですね。ジェンダーフリーで着用できます。アトリエにはほかにも、羽生結弦さんが着用した天女の羽衣などもあり、奥深い中里ワールドをもっと探究したい思いにかられております。

5月に出版された中里さんの本「中里唯馬 創作の舞台裏」。これまでの作品がどのように作られてきたのか、そのからくり?を披露してくれます。写真集として見ても美しい本です。

中里さんのアトリエにいらしたアシスタントの男性のひとりが、なんと「14歳のときに『モードの方程式』をイギリスで読んで感銘を受けた」と話しかけてくれました。彼はその後セントラル・セント・マーチンズでファッションの教育を受けることになります。そしていま中里さんのアトリエで服を創っている。本って出版してもなんだか苦労のわりには報われない感じがすることも多いのですが、こうして時空を超えて人に影響を与えることもあると知ると、不思議な感慨を覚えます。

Hotel the Mitsui Kyoto. 開業早々にForbes 5 Stars 獲得という驚異的なホテルです。京都の二条城近く、町中にあるのに完璧に外と隔てられた非日常感が演出されています。そもそもの設計がとてつもなく素晴らしかった。
部屋の動線からアメニティにいたるまで、徹底的に考えぬかれており、高レベルなブランディングに背筋がのびる思いがしました。

写真は不可ですが、広い洞窟のようなスパが快適でした。サウナもジャグジーも備え、神秘的な空間で異次元トリップできます。

なによりスタッフのホスピタリティがあたたかくて人間的、というか、マニュアル対応みたいなことをしない。

学びどころ満載の、充実した滞在をさせていただきました。総支配人の楠井学さんはじめスタッフのみなさまに感謝します。

 

 

Hotel the Mitsui Kyotoがシグニチャーレストラン「都季TOKI」のコンセプトを一新。イノベーティブ京都フレンチのレストランとして10月1日にリニューアルオープンされるそうです。ということで新メニューを一足はやく試食させていただきました。

新たなコンセプトは、「フォン」。おだし、ですね。インスピレーションの源は、京都の軟水だそうです。だしからスタートする圧巻のコースで、随所にフレンチの技と京都の叡智の美しい融合が感じられました。料理長の浅野哲也シェフは、パリのミシュラン三ツ星グランメゾンで技術を磨いてきた方。未体験レベルの食体験の数々のなかに、酒粕を熟成させて生まれた「なれ」がありました。ソースにしてよし、バターと合わせてパンにつけてもよし、の斬新なペースト。流行る予感がします。っていうか販売されたら買いたいくらい。

ペアリングのワインも驚きにあふれていて、こちらも古代米から作られたロゼのような「伊根満開」は初めて味わうお酒で、「なれとフォアグラ」にぴったりの相性。さいごのとどめにモンラッシェとジュヴレシャンベルタンという王道が合わせられて感動もひとしおでした。すばらしいおもてなしに感謝します。下の写真はホテル正面。門は分解して福井で修復され、戻して再び構築されたものだそうです。

 

 

 

Forbes Japan 連載「ポストラグジュアリー360°」更新しました。「英王室と美術館から考える、『旧型』の意義と存続条件」

新型ラグジュアリーの研究を進める中で、歴史の見え方も変わってきました。

19世紀ダンディズムは、王室に代表される権威(旧型)に抵抗する、当時の「新型ラグジュアリー」であったことに気づいたのです。

旧来のシステムのなかではどうあがいても影響力をもてなかった元祖ダンディ,ブランメルは、<自ら評価を上げるべくコンテクストを創造する>(安西さんの表現)ことをやってのけたのでした。

21世紀のラグジュアリーにとっても、評価を上げるためのコンテクストを創ることがカギになりそうです。

「新型」「旧型」の対比における「新しさ」とか「旧さ」は、中身そのものではなく、文脈も含めた総合的なあり方なのだ、ということを後半の安西さんのテキストが示唆してくれます。

Men’s EX 秋号発売です。

特集記事のなかでブリティッシュ・ラグジュアリーについて解説しました。雑誌の性格上、マテリアリズムの世界全開ですが。

よろしかったら本誌でご覧ください。

本誌写真はイギリス大使館にて撮影していただいたものです。もう一枚の候補?だった没バージョンがこちらです。

富山の散居村地域に10月5日にオープンする「楽土庵」。一足早く取材に行きました。

歴史の継承と地域の幸福、自然との現代的な共存を視野に入れた「新ラグジュアリー」の世界を体現するアートホテルです。

家具一つ一つに、意味とストーリーがあります。お部屋は全3室。すべて異なるテーマで創られています。

詳しくは来月の北日本新聞「まんまる」にて。3ページにわたり紹介されます。

プロデューサーは林口砂里さん。下の写真左です。砂里さんがなにものなのか? なぜこのようなホテルを? というインタビューもあわせて誌面で紹介されます。お楽しみに!

14日、山縣良和さんの「ここのがっこう」で新・ラグジュアリーの講義をしてきました。ファッション関係の方々にこの話をするのは初めてかも? 政治・経済界からのご依頼が多かったです。

さすが山縣さんのがっこうだけあり、質問がレベル高いし熱心度が違うしで、がっちり手ごたえがあり、楽しかったです。唯一の正解がない分野で議論を重ねるって大事ですね。(それこそ贅沢なことなのかも)

トップ写真は、「ここのがっこう」がある浅草橋の風景です。上の写真、左が山縣さんです。writtenafterwardsのデザイナーでもいらっしゃいます。

ニセコのラグジュアリーを考える記事、JBpress autograph にて公開されました。

前編 「ニセコHANAZONOリゾートだから実現できる、壮大な光のアートを体感

後編  「根源的で先進的な民主主義。ニセコに独創的なラグジュアリーが生まれる理由

紅葉のニセコ、もう一度行きたいな!