東洋流の文学芸術の理想は、新しい美を独創するのではなく、古えの詩聖や歌聖が到りえた境地へ、自分も到達すること……という谷崎潤一郎の指摘。日本の産地の職人さんが「無名でいたい」という背景の一部にはこうした美学があるかもしれない。

こうした背景も考慮しつつ、日本の職人さんの地位向上のため、現代にあった無理のない形でフィーチャーしていきたいと思います。

さて、本日は台風10号の影響で新幹線が名古屋~三島間で終日、運休になるため、Kyoto Design Week の本日の登壇はオンラインになりました。私は「そもそもラグジュアリーとは何か?日本の持続的なものづくりとの関連は?」について話す予定です。MIZENデザイナー寺西俊輔さん、伝統産業リデザインのMUJUN小林新也さんとご一緒です。

〇ゼロニイ連載最新版、「ものぐさの価値を説く勤勉家」、ウェブ公開されました。

Design Week Kyoto 2024 台風が直撃しそうで微妙なところですが……31日登壇です。1600-1800 の部です。気候状況がこうなので、どうか安全第一にお過ごしください。もし当日、台風の影響がさほどなさそうであれば、会場でお目にかかれますように!

〇GQ10月号「モダンアルチザン」特集で、斎藤幸平さんと対談した記事が公開されます。テーマは「クラフツマンシップ&サステナビリティ」。9月1日発売です。

 

 

 

DESIGN WEEK KYOTO 2024 が8月最後の週に開催されます。

8月31日の「モノづくり対話」第3部で、MUJUNの小林新也さん、MIZENの寺西俊輔さんとともに話をする機会をいただきました。コーディネーターは北林功さんです。テーマは、「モノづくりの持続性:循環の時代に価値を共有し、利益を創出する」。

https://designweek-kyoto.com/dwk2024/

京都にお出かけのタイミングが合いましたら是非お立ち寄りくださいね。

モノづくりに携わる人たちの国際カンフェランス「Design Week Kyoto 2024」が8月末に開催されます。

私は8月31日のプログラムに登壇予定です。参加者同士によるディスカッションと交流がおこなわれる2日間。暑い京都ですが、同じ志をもつ仲間と交流できるまたとない機会です。

クラウドファンディングにも挑戦中。こちらに詳細も随時アップされています。

チケットはこちらから。

 

2月6日、7日、京都府主催、京都でおこなわれるZET サミットに登壇します。

私は6日10:55 ~ 11:30 京都大学大学院教授の沼田圭司さん、スパイバー社長の関山和秀さんと、新開発されたゼロカーボン繊維についての話題でモデレーターを務める予定です。

ずらりとならんだすごそうなスピーカーリストのなかで異分子感ありありですが、いつものことですね。京都近辺のみなさま、ご都合あえばぜひお運びください。

おもに富山のみなさまへのお知らせです。1月27日(土)、富山市図書館でまちづくりセミナーの講師を務めさせていただきます。ぜひご参加を。お待ちしております。

 

7月31日18:00~ Social Coffe House にお招きいただき、新ラグジュアリーについて話します。オンラインです。

詳細、お申込みはこちらから。

チャールズ3世の戴冠、まことにおめでとうございます。戴冠式ならではのレガリア、ひととおり登場しましたね。

5月24日におこなわれるオークラ東京のランチトークイベントでは、戴冠式についても触れます。

詳細、お申し込みはこちらから。

ホテルオークラ「大倉集古館」にて4月4日から6月25日まで「愛のヴィクトリアン・ジュエリー」展が開催されます。

壮麗な建築の1階、2階にアンティークジュエリーやドレス、ティーセットの展示。B1はミュージアムショップ。歴代英国君主にまつわるジュエリーやシールやレターを通して執務姿を想像するのも楽しいですよ。

5月24日、ヴィクトリア女王の誕生日には、ランチレクチャーをいたします。

レクチャー→ホテルオークラのコース料理→デザートタイム。ランチはお料理に集中してお召し上がりいただけますが、デザートタイムはQ & A タイムとなります。イギリス文化全般、メンズファッション、レディースファッション、当時のマナーなど、何でも聞いてくださいね! 展覧会チケットつきです。

ホテルオークラのホームページからお申し込みくださいませ。

4月4日から6月25日まで、大倉集古館において特別展「愛のヴィクトリアン・ジュエリー ~華麗なる英国のライフスタイル~」が開催されます。

それに伴い、5月24日(ヴィクトリア女王の誕生日)にホテルオークラ東京いて開催されるランチタイム・トークイベントに登壇します。ヴィクトリア時代から現代にいたるまでのジュエリー、ファッション、ライフスタイルについて話をします。

詳細、お申し込みはこちらです。

みなさまにお目にかかれますことを楽しみにしています。

?ウォルポールのラグジュアリーリポート”Be More Queen“より、英国No.1ブランドとしてのエリザベス女王の在り方解説。以下ラフな抜粋です。

“ブランドの成功の要は「Authenticity (本物であること)」にある。「誰かの二番煎じではなく、あなた自身の第一級のバージョンであれ」(ジュディ・ガーランド)。

なかでも最重要なのが「本物の声のトーンを確立すること」。ナイキの「Just Do It」のように。それを書いた人は「ナイキにアイディアは与えなかった。彼らが自身の声を見つけることを助けただけ」と。

ブランド不可欠なこの「本物の声のトーン」を確立し、最もうまく使い続けているのがほかならぬエリザベス女王。すべてを支配するNo.1ルールは「タイムレスな信念と価値観を持ち、相手がだれであろうとこれを一貫させること」。

女王は変身などしない。守る価値は変わらない。自身ではない別のものになろうとはしない。強い信念をもち、目の前にいる人への共感をもとに、知的に柔軟に対応するだけ。 各ブランドはこの最高の例からラグジュアリーブランディングを学べ。”

ビジネスのインスピレーション源にもなるエリザベス女王でした。

 

?ZUU Online シリーズの続きです。

第4回 ショパン国際ピアノコンクールで優勝者使用。新興「ファツィオリ」のすさまじきこだわり

第5回 日本のラグジュアリーの元祖。秦ヴィトンから学ぶビジネスモデルとは

第6回 「何の役に立つ?」からの解放。宇宙ビジネスに見るラグジュアリーの喜び。

 

?青山ブックセンター主催、オンラインでのトークイベントのお知らせです。

これからのビジネス、文化、社会、ひいては生き方の方向を照らすのは、新しいラグジュアリーです。

ここ30年くらい世界に影響力をふるい、肥大化を起こしていたラグジュアリーブランド的なやり方を「旧型」と位置付けています。もちろん旧型も時代に合わせて急速に変化しています。旧型の変化、新型のあり方を解説します。

青山ブックセンターのイベントページからお申込みくださいませ。

6月15日(水)19:00~20:30 ズームにて。詳細はこちらです。

ニューラグジュアリーのシンクタンク「Letters from Nowhere」による新しいラグジュアリーのための基礎講座が開かれます。

 

このようなことを学びます。

ロゴと背景のデザインは、ミュンヘン在住の前沢知美さんによるもの。

ミラノ、ミュンヘン、京都、名古屋、横浜から、新しいラグジュアリーを知るための最新情報をお届けします。限定10名様募集。

*(すぐに満席になりました)

前記事でご紹介していたイブニングセミナーの詳細です。

 

こちらからお申込みいただけます。

夜景がひときわ輝く12月の紀尾井町でお待ちしています!

プリンスホテル東京シティエリアで第二回目となる英国フェアが開催されております。Timeless U.K. the British Fair 2020.

1日からの開催に先立ち、10月30日にザ・プリンス・パークタワー東京にてレセプションが行われました。

たっぷりとフィジカルディスタンスをとって、でも親しさの感覚は失わないような、着席スタイル。

開宴までは、カジノなどでおもてなし。参加賞のプレゼントが素敵で、なかなかの人気でした。スタッフはこのようにマスクの上にフェイスガードで、すべての領域で安心・安全を第一にサービスが提供されています。

ウェストミンスター寺院をかたどった氷の彫刻。いつもながら圧巻です。宴が終わると溶けていくだけなのに、この精緻な作りときたら。

フレグランスエキスパートの地引由美さんと写真を撮りましたが、会場がやや暗く、写真を明るくする編集をしたらアナ雪風に。私はドレスと共布のマスクをつけております。

心斎橋リフォームの内本久美子さんと。今回もご協力くださっている鎌倉アンティークスのコーナーにて。

イギリス最高峰のスパークリング、ナイティンバーがフリーフロー状態で注がれます。

会場にはアストン・マーティンも。

ウィンブルドン・ブリュワリーのビール。中世から修道院でビールの醸造が行われていた由緒正しき町、ウィンブルドンから日本初上陸。

 

駐日英国大使館から、マリー=クレア・ジョイスさん。

東京シティエリア統括総支配人の武井久晶さん。

恒例のテープカットセレモニーも華やかに。

今回の目玉企画の一つが、BLBG社長、田窪寿保さん監修によるジェームズ・ボンドのディナー再現。キッチンテストで試食しましたが、これはボンドマニアの男性同志で楽しんでも相当、盛り上がるのではと。笑

ボンドの世界観を表現したディナー。ベルーガキャビアからスタートします。あの原作、あの映画のあのシーンに出てくる料理の数々。

©Tomoko Kaneko. イラストの女性が誰かに似ていると話題です。

ロンドンのデユークス・バーとのコラボは、紀尾井町のザ・プリンスギャラリーで。ボンドマティーニ3種は、パークタワーやテーブル9でどうぞ。

ザ・ギャラリーのソムリエ、藤永希さん。

プリンスホテル全体のエグゼクティブ・ソムリエ、市村義章さん。

カルチャーの部では、私もイブニングセミナーを開催します。フェイスガードをつけて壇上で話しました。12月5日(土)16:00~17:30 。テーマは「変わりゆくラグジュアリー」です。昨年同様、ほぼフリーフローのドリンクがつき、ギャラリーのプチコース仕立ての軽食がつきます。おひとりさまでもどうぞ。昨年は、おひとりさまがほとんどで、ゲスト同志でお友達になってお帰りになりました。

この日、着ているドレスは、「007 No Time To Die」にも登場する「スペクター」でのレア・セドゥのドレスにヒントを得たもの。心斎橋リフォームの内本久美子さんに生地から選んでもらい、パタンを起こして作っていただきました。

バックスタイルにポイントがあります。共布のマスクも作っていただきました。さすがの久美子さん。昨年の英国旗ドレスに続き、久美子さんのセンスに惚れ惚れしております。


アストンマーティンと共に記念写真。ってアストンマーティン見えないじゃないか。左から、内本久美子さん、ヘアサロンのオーナーで毛髪診断士のMika Amata さん、中野、地引由美さんです。

フェアの詳しい情報は、こちら

中野のイブニングレクチャーのお申し込みは、こちら

地引由美さんが美しい写真とともにフェアの様子を詳しくご紹介くださっております。こちらです。

Mika Amata さんがインスタで詳しくご紹介くださっています。こちらをどうぞ。

内本久美子さんが、インスタでドレスのことを紹介してくださっています。こちら

イギリスが再度ロックダウンになってしまった今だからこそ、日本にいながらにしてUK擬似体験を楽しめます。ホテルはメディア。フェア期間、東京シティエリア8つのホテルそれぞれの特色を活かして、イギリス文化の魅力を発信していきます。

ダノンビオ新製品発売を記念するイベントに出演します。

10月23日(金)19:30~21:30

 

内側からキレイを創る、というテーマのもと、オーガナイザーの湯山玲子さんが、ウェルネス、ボディ、インテリジェンスそれぞれのテーマでゲストと話します。

わたしはインテリジェンス部門でご指名いただきました。インテリジェンスなんてかなり小恥ずかしいというか気後れがするのですが、ことばをどうやって使ってキレイな印象を残していくか? を考えるヒントになるようなお話ができればと思っています。

スタジオからの放映で、ゲストはZOOMまたはYoutube でご覧いただけます。15日までのお申し込みでプレゼントもあるそうですよ。

詳細はこちら

湯山玲子さんプロデュースの「爆クラ!」第83夜のゲストにお招きいただき、話します。

12月20日(金)20時~

詳細は、こちら

 

テーマが「クラシック音楽のドレスコード」ということで、海外のクラシック音楽シーンの事情を探るべく、世界で活躍する指揮者、村中大祐さんに指揮者の視点から見たファッション事情をご教示いただきました。いつからなぜ指揮者は黒い詰襟なのか、日本の女性オペラ歌手はなぜ結婚式のお色直しのようなドレスを着るのか、舞台上のドレスコードは、観客は、照明は、各国の違いは、いろいろなことがわかり、目からうろこでした。クラシック事情の変化にイギリスの経済事情が大きく関与しているということも。さすが村中さん。ありがとうございました。当日は、伺った貴重なお話をさらに深掘りして、ファッション事情とからめて、ゲストの方にもご満足いただけるようなお話を届けられるようにしたいと思います。

いや私が心配しなくても湯山玲子さんが十二分に刺激的なトークを展開してくださることは間違いないのですが。

お楽しみに。

 

9月2日は「靴の日」だそうです。靴の日にちなみ、KNBラジオ「でるラジ」に電話でちょこっと出演します。ヒールの歴史や現在について話します。

13:15過ぎ~。富山のみなさん、万一、ラジオのお近くにいらしたら聴いてくださいね。

 

 

さて。夏返上でまとめあげた共著『フォーマルウエアの教科書(洋装・和装)』(日本フォーマルウエア文化普及協会)がようやく形になりました。オフィシャルな出版まであとしばらくお待ちくださいませ。

365日フォーマルウエアを着るお方が帯を飾ってくださっていますよ。

?「新皇后 雅子さまへの期待」、25ans ウェブサイトに転載されました。こちらです。

? フォーマルウエアのテキストブックが着々と進行しています。

洋装、和装をトータルに含め、写真も全て撮りおろしております。

9月中旬発売予定です。

スタッフの皆様、猛暑のなかの撮影おつかれさまでした!

 

?フォーマルの教科書の発売と偶然、前後するのですが、9月21日(土)14:00~14:30、日本橋三越本店本館3階にて、「三越のドレスコード」をテーマにトークショウをいたします。詳細は後日。Save The Date.

 

 

朝日カルチャーセンター新宿で「ロイヤルスタイル」レクチャーをすることになりました。「英国王室の伝統と先進性:ロイヤルスタイルを世界がどう受けとめたのか」。

9月28日(土)13:30~15:00

詳細、お申し込みはこちらからお願い申し上げます。読者のみなさまにお目にかかれますことを楽しみにしています。

☆本日の朝日新聞、毎日新聞、北日本新聞はじめ各地方の新聞に、『ロイヤルスタイル』の広告が掲載されております。写真は朝日の「サンヤツ」広告。続々と「面白い!」という感想も届いております。ありがとうございます。

(Click to amazon)

高島屋大阪店2階で、英国ラグジュアリーの真価「アスプレイ展」が開催されております。(3月1日~19日まで)

今回のイベントにあわせ、特別に英国から取り寄せた1800年代のアーカイブコレクションが展示されるほか、1781年創業時から代々受け継がれてきたアスプレイの職人技術によるジュエリー、ハンドバッグ、レザー、シルバー、クリスタル、陶器など、ライフスタイル全般にわたるラグジュアリーな品々が集められています。

期間中の3月16日(土)16:00~ 大阪のラジオ局FM802の人気DJ野村雅夫さんとともに、「ロイヤルスタイルとアスプレイ」展と題したスペシャルトークショーに登壇します。(約30分  高島屋大阪店2階 インターナショナルブティック特設会場)

DJ、翻訳家の野村雅夫さん

ご参加の先着の20名さまには、アスプレイのシグネチャーフレグランス「パープルウォーター」のシャンプー&コンディショナーまたはボディローションボディローション&シャワージェルのいずれかお好きなセットが一つ、プレゼントされます。

Save the Date. 大阪のみなさま、16日にお会いしましょう。

ニュー・ボンドストリートにあるアスプレイ旗艦店。写真はアスプレイ公式HPより。(ハンドバッグ、ボディケアセットは銀座サンモトヤマにて中野撮影)

日本橋三越本店で開催される「三越のドレスコード」イベントが公式ウェブでも紹介されましたのでご案内です。こちら

3月10日(日)、14時~ 「世界と日本のドレスコードの今を知る」と題して30分ほどのトークショーに出ます。改装し、一段とグレードアップした日本橋三越本店に、この機会にどうぞお立ち寄りくださいませ。

上のコラムは三越日本橋本店のウェブサイトとパンフレットに掲載中。当日は、具体例を着用するモデルが登場するなど、わかりやすく楽しく学べるイベントになります。

三越日本橋本店 (重要文化財) 横河工務店設計 写真はウィキペディアより@kakida

絶賛コメントに参加しました。「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」(Mary of Scots)。上の写真はマーゴット・ロビーですよ。白塗りメイクでここまでやる。あっぱれ。

その他の方々のコメントはこちらにも。


英国女王映画シリーズについては、3月3日(日)、J-Wave across the sky で10分ほど玄理さんと語ります。11:30~11:40。タイミング合えば聴いてくださいね。

J-Wave / Across The Sky 内 「DIANA Shoes NEW LOOK」に生出演します。

3月3日(日) 11:30~11:40  ナヴィゲーター 玄理さん

テーマは「女王を描いた映画」のムーブメント

最近続々公開される「女王映画」。その見どころを、ファッション&映画好きな玄理さんと語りますよ。この番組には年末にもお招きいただき、ヴィヴィアン映画について話をさせていただきました(そういえばヴィヴィアンも「女王」ですね)。再びお招きいただき、とても光栄です。

私自身がとても楽しみにしています。もしラジオのお近くにいらしたら聴いてくださいね。

Mary Queen of Scots 「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」
The Favourite 「女王陛下のお気に入り」
Victoria and Abdul 「ヴィクトリア女王 最期の秘密」

並べてみて気づきましたが、スチュアート朝は、処刑されたスコットランド女王メアリの息子に始まり、合計17回も妊娠しながらすべての子どもに先立たれたアン女王で終わるのですね。9人の子供ばかりか40人の孫、37人の曾孫に恵まれたヴィクトリア女王も、最後は壮絶な孤独と闘った。なんだか切ない女王たちの運命は、すべての女性にとって「他人ごとではない」ところもあるのですよね。

21日午前の高輪の日本庭園。春の兆し。

Vivienne Westwood 映画についてのコメントが、朝日新聞12月20日夕刊に掲載されました。

さらに、ラジオ(J-wave)でも語ります。

☆12月23日(日) 11:30~11:40 「DIANA Shoes New Look」生放送 玄理さんナビゲート

☆12月25日(火) 13:45~13:55 「Good Neighbors  森ビル東京パスポート」(収録済み) クリス智子さんナビゲート

ほとんど「ヴィヴィアン映画のアンバサダー」と化しておりますが? こうして多方面からお声をかけていただけるのは光栄です。

打ち合わせに立ち寄ったTable 9 Tokyo 冬仕様。夜はこの上なくセクシーな空間ですが、昼間も美しい

「ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス」のパンフレットにコメントを寄せました。

2パターン提案しました。王道の、本質をすくいとって称揚するコメント。私が得意とするいつものパターンですね。

もうひとつは、他の方々が絶賛ぞろいだろうから、ちょっと外したパターン。

結局、外しパターンのコメントが採用されているという次第です。やはり他の大御所のみなさまは絶賛コメ。

ヴィヴィアンのこの映画に関しては、GQに書き、プレスシートに書き、来月出るEnglish Journal に書き、コメントも寄せ、さらにはラジオでも語ります。王道的な解説は、本HPのetc.欄にプレスシート解説のpdfを添付しておりますので、そちらをご覧くださいね。

ラジオはJ-Wave、23日(日)11:30~11:40 「Diana Shoes New Look」のコーナーで生出演で語ります。日曜の朝ですが、タイミングが合うようでしたら、聞いてみてね。

講演のご案内です。

「ファクトリエ」ものづくりカレッジ夏期集中講座。

ファクトリエに取材に行ったらその場で講師としてスカウトされましたよ。笑

詳細はこちらから。他の講師のラインナップがすばらしく、ぜひ私も聞きに行きたい講座が多々。

 

私の登壇は、8月22日(水)19:00~20:00、銀座ファクトリエにて。テーマは、20世紀~21世紀に時代を変えたデザイナー、スタイルアイコン、プレイヤー。ファッションから見た時代の空気についても話します。

 

 

夏こそ来るべき実りの季節のためにインプット。お申し込みはこちらから。

「東京おもてなし接待ガイド」最新号が発売中です。

4月におこなわれました日本フォーマルウエア文化普及協会の設立パーティーの模様が紹介されています。

よろしかったら、ご笑覧くださいませ。私は顧問をつとめています。

また、第二回のイベントが次のように開催されます。フォーマルウエアに関心のある方はどなたでもご参加できます。

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『一般社団法人日本フォーマルウェア文化普及協会フォーマルパーティー』 のご案内

拝啓 新緑の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
 平素は一般社団法人日本フォーマルウェア文化普及協会の活動にご協力、ご賛同賜り誠に有難うございます。
フォーマルパーティーのご案内です。
皆様のご参加を心よりお待ち申しております。

                         敬 具
             記

日時:6月16日(土)15:30       セミナー受付開始
           16:00~16:30 和装女性セミナー 
講師:㈱赤木商店代表 赤木南洋
           16:30~17:00 和装男性セミナー 
講師:㈱いせや呉服店代表 佐野雅邦
           17:10~17:40 洋装女性セミナー 
講師:Rosso Nero代表 横山宗生
           17:40~18:10 洋装男性セミナー & Party参加の心得       
                       講師:Rosso Nero代表 横山宗生

【セミナー会場】:リファレンス新有楽町ビル貸会議室
           東京都千代田区有楽町1丁目12-1

           18:30       Party受付開始
           19:00~21:00 フォーマルParty

【 Party会場 】:ザ・ペニンシュラ東京
           東京都千代田区有楽町丁目8-1

【 会  費 】:【会員様】
        セミナーのみ3,000円  Partyのみ12,000円 両方14,000円
   
        【一般】
         セミナーのみ 5,000円 Partyのみ14,000円 両方18,000円

※ 法人会員の方は社員様すべて会員価格。また社員様以外に3名様まで会員価格にてご参加いただけます。

※ 個人会員の方はお連れ様お一人のみ会員価格にてご参加いただけます。

ドレスコード : 着物、ブラックタイ、イブニングドレス
(お手軽なレンタル店もご紹介しております28,000円~。詳しくは申込完了後にご案内いたします)

                          以 上
                                         
【御 返 信 票】    
専務理事 赤木南洋 宛
E-mail:m.akagi@nifty.com    
FAX返信075-256-8265

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3日(日)の「STYLE」刊行記念トークショーでは、銀座の老舗バー、TENDERの上田和男さんが出張バーテンダーをつとめてくださいます。


伝説のギムレットもハードシェイクで作ってくださるとのこと。

 

ジンベースのギムレット。まろやかできりっとした味わい。飲むと酔うよりもむしろ疲れがとれてしゃきっとする感じ。このバーでは「お任せで何か作って」という頼み方はNGだそうです。(このあたりのポリシーは、私の行きつけの「L」さんとは真逆です。バーといってもほんとうにいろいろですね。)

 

では、カクテルに詳しくない方はどうすればよいかというと、たとえばこのような参考書があります。スーツの内ポケットに入るサイズ。まずはベースを基準に選ぶとよいですよ、と上田さんのご助言。

二杯めはカラーで選んでみました。緑が美しいこのカクテルは、スコッチウィスキーベースのキングス・バレイ。1986年の上田さん優勝作品だそうです。ウィスキー(黄色)とブルーキュラソー(青)のミックスにより緑を作る。緑のお酒がないところに緑色を作るにはどうすればよいか?と考え、黄色+青色=緑色、というマジック(!)で生み出したそうです。

そしてこちらは、ウォッカベースの「M-30 レイン」。1988年、上田さんが坂本龍一氏に贈ったカクテル。坂本さんが音楽監督をつとめた映画「ラストエンペラー」の挿入曲44曲のなかで、坂本さんがもっとも好きなのが「レイン」。それをモチーフに創られました。

ご著書にサインをお願いしたら、おおなんと、こんな格調高いサインを入れてくださいました。感激。私が日頃、いかに雑にサインを入れているのか、心から恥じ入り、反省した瞬間でもありました…。

(銀座のあじさい)

3日のトークショー、まだ少しですがお席あるそうです。お申し込みはこちらから。あるいはメールの方が好都合な方は、gahaku1009@gmail.comでも受け付けています。楽しみにお待ちしていますよ~!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



独立祝いに、サプライズで届いたゴージャスなお花! ありがとうございました。

大々的にアナウンスするわけでもなくほんとにひっそりとさりげなく起業したので、お祝いなどいただいてしまうとかえって恐縮するところもあるのですが、大学から離れたとたんにわかりやすく去る人もいるなか、思わぬ方が応援してくれたり、これまでと変わらぬ態度でおつきあいしてくださったりする方もいて、人の本質がありありとよく見える、とても面白い経験をしています。変わらぬご厚情を寄せてくださる方には、心より感謝しています。ほんとうにありがとうございます。

どんなアウェイ状況に放り込まれても、しのいでいけるタフネスをいっそう鍛え、磨いていきたいと思います。引き続きどうぞよろしくご指導くださいませ。

さて、半・分解展は、SNSの宣伝だけにもかかわらず、なんと連日来場者200人越えの大盛況となっています。ツイッターでの評判も好評の嵐。ちょっとしたお祭り状態で盛り上がっています。(#半分解展)

ミレニアルズが多いのも特徴。「面白いことを楽しそうにやっている人に接したかった」というコメントもありました。「前例なし」はチャンスだからやったもん勝ち、という私の教え(!)を、驚くほど大きく開花させている長谷川彰良のガッツには、私も学ぶところ大です。いやほんと、よい意味での「前例になる」って最高に楽しいマーケティングなのに、なんでみんな遠慮してるのかしらね。(ゆうこすを見よ、短パン社長を見よ、肩書きを自分で作り、「前例」になって楽しく人生を生きてます)

ただでさえ大混雑の半・分解展なので、トークショーも混雑が予想されています。あと少しだけ当日券もあるそうです。トークショーは聞き逃しても、展示は見てみてね。若い人たちが喜々として試着している会場の様子から、学べるところも多いはず。

fashionsnapさんは、「六本木アートナイト」と同列で紹介してくださいました! こちらです。 肩書きをいちばんに見る(というか、肩書きや著名度あるいは広告料しか見ていない)大手メディアはこういうとき、無名の若者のチャレンジを紹介していいのかどうか躊躇するのですな。笑 メディアの本質もよく見えてなかなか面白い。

伊勢丹メンズネットでも6月3日(日)の「STYLE」刊行記念サロンの内容が告知されましたこちらです。

お申し込み方法:

5月25日(金)10時30分より、お電話のみで受付けいたします。(先着順)

メンズ館8階=イセタンメンズ レジデンス/担当:小泉・菅原・荻内(敬称略)
03-3225-2853(直通)

早々に満席になることが予想されます。どうぞお早めにお申し込みくださいませ。

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お楽しみのご案内ついでに、こちらもどうぞよろしく。Nikkei Style 主催 「夏の装い直前講座」。6月16日(土)13:30~ 日比谷ミッドタウンにて。お申し込みは、こちらのウェブサイトからお願い申し上げます。

 

 

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さらにもうひとつ。

昨日からついに始まった「半分解展」は、雨にもかかわらず、開場4時間でご来場三桁を超える大盛況となっています。若い方々を中心に、SNSや口コミで爆発的に評判が広がっています。

 

今週土曜日に迫った東京トークショーのご参加者も、長谷川彰良世代のミレニアルズが多いようです。これからの未来をになう彼らの価値観や感覚、行動からも大いに学ばせていただく機会になりそうで、今からとてもワクワクしています。

トークショー 長谷川彰良×中野香織

<東京会場>

日時 5/26(土)14:00~15:30 (受付け開始 13:30)

会場 東京都渋谷区桜丘町23-21 10F 文化ファッションインキュベーション

お申し込みは、こちらからお願い申し上げます

<名古屋会場>

日時 6/17(日)13:00~14:30 (受付け開始 12:30)

会場 愛知県名古屋市東区大幸南1丁目1−1−10 カルポート東 4F ギャラリー矢田 第一展示場

お申し込みは、こちらからお願い申し上げます

 

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かぶるとLucky が訪れると人気が広まっているBlack Clover のLive Lucky. 友人からプレゼントしていただき、時々かぶっています。やはりなんだかその時にはいいことがあります。(そのように信じることがLuckyを招く秘訣なのかもね)。

 

写真のモデルは次男です。モデル料を奪取していったので、彼にとってはやはりラッキーね((^^;))


綿谷画伯作品集「STYLE」(小学館)刊行記念スペシャルイベントのお知らせです。

綿谷寛×世耕弘成経済産業大臣 「男のSTYLEを語る」
ナビゲーター 中野香織
ゲスト 銀座バー「TENDER」上田和男氏

日本を代表するバーテンダー、上田氏が振る舞う、伝説のギムレットとともに楽しむ大人のトークショーです。

場所:新宿伊勢丹メンズ館8階 チャーリー・ヴァイスのサロン
日時:6月3日(日) 18:00~19:30
会費:8000円+税 (綿谷画伯サイン入り書籍の代金を含む。シャンパン、カクテル付き)

 

この内容で8000円+税は安い。経費を引いたらほとんど残らない。というか赤字のはず。チャーリー・ヴァイスとは私もしばしばサロンをおこなってきましたが、お部屋は25名が限界というインティメートな空間です。そんな特別な空間で、シャンパンと、上田バーテンダーが作ってくれる伝説のギムレットを飲みながら、世耕大臣と綿谷画伯(←このおふたりはふだんから飲み友)による、世界の政治家の服装や振る舞い方に関する「ここだけの話」が聞けるんですよ!!! 私はナビゲーションのお仕事を忘れてすっかり聞き入りそうな予感しかしない。

これ、どう考えても一生に一度あるかなきかの贅沢な機会ですよ。

詳細・お申込み方法は、近日中にIsetan Men’s Net で案内されます。私も追ってお知らせしますが、まずは、Save the Date.

「TENDER」のオーナーバーテンダー、上田和男さんのご本。

 こちらはもう、当然、ご自分用に買っていらっしゃると思いますが(笑)、プレゼントにも最適ですね。

 

 実は広報のプロフェッショナルでもあった世耕大臣。

 

2年前、「紳士の名品50」出版記念のチャーリー・ヴァイスのサロンの模様は、こちらをご参考になさってください。

文中に出てくる「サプライズで登場し、花束を届けてくれた俳優Tさん」とは、もう、おわかりですね。笑


 

とても和やかで素敵なサロンになるのは確約ですが、画伯プロデュースとなると、何が飛び出すかわからないドキドキがあるのがポイント。シャーロックナイトのときには、オリジナルの「缶バッチ」を作成して参加者に配ってくださったのも記憶に鮮烈です。人生を楽しく生きる達人は、こんどはどんなサプライズを届けてくれるのでしょうか。

6月3日(日)大安の夜、一期一会のドラマをぜひご一緒に作り上げてみませんか。

半・分解展もいよいよ来週に迫り、主催の長谷川彰良氏とトークショーの打合せをしました。

じっくり話を聞くとあらためて衝撃だったな。これは世代的な違いなのか(彼は29歳)、あるいはカルチュアの違いなのか、はたまた完全に時代がそちらにシフトしているということなのか。彼が言うには、

 

「某百貨店のメンズ館には視察のためにときどき行きますが、あそこは退屈です。つまらなすぎてまったく何の感動もない」

 

彼のさらなる説明によれば、売られているモノそのものがつまらないのではない。あの環境そのもの、いわばモノを売るためのコミュニケーションじたいが古くさいのだと。

 

ではなにが面白いと思うのかと聞けば、クラウドファンディングで資金を募り、制作現場から販売まですべて見せている某集団とか、noteはじめSNSで積極的に発信しながら販売につなげている女性であるとか、つまり既存のメディアをまったく無視して、「個人メディア」として発信しながらモノづくりをしたりそれを販売したりしている「人」に魅了されるのだと。その服やモノがもっとも素敵に見えるようなコミュニケーション環境を独自にデザインしている、そういう魅力的な活動をしている「人」からであれば、10万円であれ20万円であれ、惜しまず買い物をするのだと。

 

翻って、長谷川彰良は考えるのだ。では、自分が作る服がもっとも魅力的に見える「環境」は何なのか?

それが、ほかならなぬ「半・分解展」であるという。

 

半・分解展で自分が伝える目標や美意識や技術に感動してくれた人は、おそらく自分と同じ価値観の持ち主であり、結果、自分の服も買ってくれるだろうと彼は言う。

 

100年前の技術に涙した自分の思いを、100年後にも伝えていく。これが半・分解展の目標ではあるが、彼はその先のビジョンとして自分のブランドの展開も見ている。(前回の展示ではここまで考えていなかった。)

 

では人に涙を流させるほどの要素は何かと考えるとそれは、強い感動しかない。強い感動を与えるために、今回は、前回以上に、マニアックで先鋭的なアプローチをとるという。キャプションにしても、前回はできるだけ「客観的」にしようと努めたが、今回は「自分の目にこの服がどう映っているのか?」ということを前面に押し出す。モノとしての古着の説明ではなく、「この服と僕の物語」を書く。

 

前回は、お客様の感想を先に聞こうとした。でも、自分の思いをはじめに伝えずに相手の意見を聞こうとすることは「ずるい」ことだし、相手も本音を言ってくれないことに気づいた。だから今回は、まず自分から本音で話し、本音で書く。そのほうが、相手の引き出しも開くのだということがわかった、と彼は言う。

 

自分と同じ気持ちで感動できる人を集めたい。同じ価値観を共有する人たちとつながり、新しい時代を創るためのゆるやかなコミュニティの基盤としたい。半・分解展はそのためのプラットフォームでもある。

 

彼の成長ぶりにも感動するが、どんなに攻めの姿勢で突き進もうと、「中野先生が教えてくださった言葉、Be Prepared(備えよ常に)をいつも忘れないようにしています」という律儀で誠実な態度は一貫して保ち続けている。彼のこの態度は周囲のあらゆる人に向けられており、だから周囲が協力を惜しまないのだな。今回は長谷川彰良の奥様のご両親も含め、ファミリーほぼ総出の応援になる。

 

テーラードスーツにうるさい服マニアのみなさん。イギリスやイタリアの有名テーラーの追っかけもいいけど、果敢にチャレンジを続ける日本の次世代の応援もよろしくね。彼らの発想や行動から学ぶこともたくさんあるんだよ。

Be Prepared は、ただじっと待って備えておくという意味ではない。常に動き続けることによってチャンスを引き寄せよという意味である、ということを彼の行動を見てつくづく思う。

 

今度のトークショーでは、そうした現代のブランド価値の伝え方を中心テーマとして話します。人生のすべてを賭けてこの展覧会に挑む、長谷川彰良の考えをぜひ彼の言葉で聞いてみてください。そして私は、自分が取材してきた事例と、現在関わる諸事業のなかから見てとれるさまざまな事例からピックアップしたブランド価値の「コミュニケーション」について話そうと思います。あとの3分の1は、会場の皆様からインターネット経由で寄せられた、あるいはその場で寄せられた、質問に答える形でディスカッションをします。いったいどんな質問がとんでくるのか。ライブ感を共有できるトークショーになると思います。

お目にかかれますことを楽しみにしています。

 

展示スケジュール

東京-渋谷   5.23 ~ 28   ギャラリー大和田

開場 10:00~21:00   初日のみ 15:00 Open   最終日のみ 17:00 Close

愛知-名古屋   6.12 ~ 17   ギャラリー矢田

開場 10:00~19:00   最終日のみ 17:00 Close

 

トークショー 長谷川彰良×中野香織

<東京会場>

日時 5/26(土)14:00~15:30 (受付け開始 13:30)

会場 東京都渋谷区桜丘町23-21 10F 文化ファッションインキュベーション

聴講料 2,000円

お申し込みは、こちらからお願い申し上げます

<名古屋会場>

日時 6/17(日)13:00~14:30 (受付け開始 12:30)

会場 愛知県名古屋市東区大幸南1丁目1−1−10 カルポート東 4F ギャラリー矢田 第一展示室

聴講料 2,000円

お申し込みは、こちらからお願い申し上げます

 

 

 

 

 

 

 

The Exhibition of Demi-Deconstruction, produced by Akira Hasegawa,  is approaching.

Akira Hasegawa, an independent modelist still in his 20’s, dared to decompose the precious vintage clothes from the era of French Revolution to World War II.

As far as I know as a fashion historian, no historian in the world could ever put the scissors into such historical treasures.  Cannot imagine at all. But Mr. Hasegawa, who is also a brave researcher-creator and so keen to know the internal structure of the beautiful vintage clothes, did such an audacious folly.

Yes, a folly. But how academic and original folly it is.  He learned a lot of techniques from the decomposed clothes and will share all the excitement he has got from the process of unprecedented deconstruction.

The theme of the exhibition is “bodily sensation”, you can know the internal structure and pattern design of clothes 100 to 200 years ago by touching the exhibits directly.

In addition,  Mr. Hasegawa created the “trial fitting samples” which pulled out the pattern from the disassembled parts.  Such special samples are also exhibited and you can actually wear them all.

Please do not miss this extraordinary occasion and share the excitement with us.

Please apply for our talk session (Akira Hasegawa × Kaori Nakano) from here;

We look forward to seeing you soon.

 (This photo is from the Exhibition of Demi-Deconstruction 2016)

昨秋、大好評だったNikkei Style 主催のメンズファッションサロンが、夏に向けてバージョンアップして開催されます。会場はオープンまもないミッドタウン日比谷です。土曜の午後、お友達とお誘いあわせの上、ぜひお気軽にどうぞ。

私は基調講演(「夏の装いの歴史から見るクールスタイル」)をおこないます。お早めにご応募くださいね。

日時:6月16日(土)13:30~16:00 (中野香織による基調講演は13:30~14:00)

場所:ミッドタウン日比谷8階

募集人数:150名

参加費:無料(お土産付き)

詳細、ご応募はこちらから。昨年秋の模様も、Nikkei Styleにアップされておりますよ。

もちろん女性も大歓迎です。男性の装いの歴史はおよそ知的好奇心のある女性にとって面白いものだと思いますし、男性の装いを見る「目」をもつことで、その人の見え方が変わってくることがあります。またパートナーを持つ人は当然、知っておかねばならないことも多々ありますよね。

お目にかかれますことを楽しみにしています。


(ミッドタウン日比谷から見える外の景色)

9月30日(土)に開催されるMen’s EX × The Tokyo Station Hotel × Isetan Men’s × Grand Seiko 「東京クラシック」ナイトへのたくさんのご応募をありがとうございます。

なんと定員の2・5倍以上のお申込みがあったそうです。今回、抽選にもれてしまわれた方、ほんとうに申し訳ありません。運よく当選されたみなさま、当日、お会いできますことを楽しみにしています。

Men’s EX 編集長の大野陽さんと、副編集長の平澤香苗さん、グランドセイコーご担当者さんと打ち合わせ、東京ステーションホテルにて。

左が大野編集長、右が平澤さんです。

「復原」(一部残されていた建物を保存しながらよみがえらせること。「復元」ではなく)されたホテルは、いたるところに100年前の遺産が活かされた、Living Heritageです。レンガは、当時の職人が手で積み上げたものだそうです。写真は、インペリアルスイートの一室の一角。

そのまま、伊勢丹メンズ館14周年パーティーに向かい、ISETAN MEN’Sにも取材。


メンズ館5階のオーダーサロンでは、日本人テーラーをフィーチャーしています。世界各国で修業し、そのすばらしさを日本的解釈でとりこみながらもオリジナルのスタイルを確立、世界へと発信する日本人テーラーたちの、うっとりするほど美しいスーツ。

当選されたみなさま、東京クラシックを体感できる「アトリウム」でお会いしましょう!

 

こちらのほうは海外の方が対象で、もう締め切られてしまったのですが。明治大学主催のクールジャパン・サマープログラムの一環として、8月1日、「ファッションとジャポニスム」についてレクチャーをします。English version is here.

19世紀の第一次ジャポニスム、1980年代の第二次、21世紀の第三次にかけて一気に一コマで流れを概観します。今年度は明治大学も5年×2期、任期満了の年になります。本当に楽しくて充実した期間を過ごさせていただいたことへの心からの感謝をこめて、機会をとらえて「10年間の集大成」としてご恩返しをしていきたいと思います。

<To the students who have applied for the program>
We will overview the first Japonism of the 19th century, then the second wave of Japonism in the 1980s, when the Japanese designer acted as game-changers. After that, we shall look at the Japonism of the 21st century, and examine the interrelationship between the Japanese fashion and Western fashion. How is the identity of <Japan> expressed, or used in the global fashion scene?  Let’s think and discuss together.

I look forward to seeing you in the class.

 

7月17日(月・祝日)、大阪うめだ阪急にて催されているプレミアム・ウォッチ・フェアにおいて、IWCの時計を中心に、Code of Beautyについて語ります。シャフハウゼンのお話も。正午~13:00 。猛暑のピークだと思いますが、ご近所の方、よろしかったら涼みにいらしてください。

明治大学リバティアカデミー 2017年度春期講座のご案内です。

「時代を切り開いたスタイルアイコン: そのスタイル・言葉・行動から今日を生き抜くヒントを学ぶ」

5月24日(水)19:00~20:30

中野キャンパスでの最後の公開講座になる予定です。

一方向のレクチャーではなく、小人数で、参加者のコメントも聞きながらすすめていきます。

ご案内はこちら。申込み開始時には、またアナウンスさせてください。

 

大みそかにJ-Wave 葉加瀬太郎さんの番組 World Air Current に出演します。

12月31日(土) 19:00~19:54

さすがに一年の締めくくりのご家族団らんのお時間でしょうから、聴いてくださいとはなかなか申せませんが、お知らせまで…。

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ことしも仕事を通してほんとうにたくさんの方々とお会いし、多くの貴重な経験をさせていただくことができました。心より感謝申し上げます。これもひとえに、みなさまのご高配のおかげです。おつきあいくださいました読者のみなさまにも、お礼申し上げます。ほんとうにありがとうございました。来年も身を慎み、だれかの喜びとなれるような仕事で貢献できるよう、いっそう精進します。

と締めくくる口上を述べながらもこのJ-Waveが仕事納め……というわけにもいかず、今日、明日、明後日のあと3日、ぎりぎりまで原稿を書きます。今日の山羊座の新月は、むしろスタートを促すはず。2016年のラストスパートにして、2017年のスタート。

 

 

アマゾン・ファッションウィーク開催中の10月19日(水)、日本を代表するメンズアパレルが集結して、Japan Qualityの魅力を探るトークセッションを開催します。

オンワード樫山、三陽商会、レナウン各社を代表する若き論客と、『MEN’S CLUB』『Gentry』など、数々のファッション誌の編集長を歴任した、ファッション評論家の林信朗さん。中野は進行役をつとめます。
【日時】10月19日(水)18:30~19:30
【場所】渋谷ヒカリエ8階COURT
ゲスト:ファッション評論家・林信朗氏
進行:服飾史家・中野香織
抽選で50名様のご招待となります。参加費無料。
【応募締め切り】10/14(金)
詳細・ご応募はこちらから→http://dressupmen.jafic.org/event/
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ISETAN MEN’S インタビューの後編も公開されました。こちらです。

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18日(土)16:00~ チャーリーヴァイスのサロンに友情出演してくださるもうひとりのゲストは、あの「巨匠」。パフォーマンスの内容は当日のお楽しみに! 知・酒・絵・品・心でおもてなしいたします。

 

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中野香織さん「紳士の名品50」トークイベント
「紳士の名品50」の著者中野香織さんが「紳士のもの選び」について語ります。スペシャルゲストの登場も!
□日程:6月18日(土)
□時間:4時~5時
□場所:メンズ館8階=チャーリーヴァイス
□費用:1,500円(税込)ドリンク代
□定員:20名
□ご予約:03-3225-2853(直通)
※参加のお申し込みやお問い合わせは店頭またはお電話にて承らせていただきます。 恐れ入りますが定員になり次第、お申し込み受付を締め切らせていただきます。

 

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ISETAN MEN’S でインタビューしていただきました。前編です

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記事の最後に、チャーリー・ヴァイスのサロンのご案内があります。

サロンには、スペシャルゲストが二人、友情出演してくれます。一人は本の中でもさりげなく名言を披露している、あのオーセンティックなバーの名物マスターバーテンダー。シングルモルトの紳士な飲み方を教えてくれます(たぶん)。

 

以下、ISETAN MEN’S net からのコピーです。

 

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中野香織さん「紳士の名品50」トークイベント
「紳士の名品50」の著者中野香織さんが「紳士のもの選び」について語ります。スペシャルゲストの登場も!
□日程:6月18日(土)
□時間:4時~5時
□場所:メンズ館8階=チャーリーヴァイス
□費用:1,500円(税込)ドリンク代
□定員:20名
□ご予約:03-3225-2853(直通)
※参加のお申し込みやお問い合わせは店頭またはお電話にて承らせていただきます。 恐れ入りますが定員になり次第、お申し込み受付を締め切らせていただきます。

 

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6月11日(土)のさつき会主催のシンポジウムは、外部からの問い合わせが多数あったため、枠を広げ、さつき会関係者でなくとも、どなたでも参加できるイベントとなりました。6.11 poster途中入退場も自由です。

お申込みはこちらからお願いします。

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6月15日(水)19:00~20:30 明治大学中野キャンパスにて公開講座をおこないます。

お申込みは、明治大学リバティアカデミーHPからお願い申し上げます。

もしご都合が合うようでしたらどうぞご来場くださいませ! みなさまにお目にかかれますことを楽しみにしています。

(講座終了後、本の販売・サイン会もあります。)

京都国立近代美術館にて、ポール・スミス展が開催されます。詳細はこちら

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7月3日(日)午後2時よりトークセッションがあり、私も登壇させていただきます。関西方面のみなさま、よろしかったらぜひどうぞ。お目にかかれますことを楽しみにしています。イベント詳細は、こちらです。

 

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トークセッション「メンズファッションの歴史と現在」
日時:7月3日(日)午後2時~3時30分
ゲスト:中野香織氏(明治大学特任教授)
百々徹氏(京都造形芸術大学准教授)
モデレーター:蘆田裕史氏(京都精華大学講師)
会場:京都国立近代美術館 1階講堂
定員:先着100名(午前11時より1階受付にて整理券を配布します)
※聴講無料(本展覧会の観覧券が必要です)

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明治大学リバティアカデミー「メンズファッションイラストレーションの世界」。

5月の水曜の夜(11日、18日、25日)、ご一緒に楽しい学びをいかがでしょう。

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第二回目(18日)のトークゲストはホイチョイ・プロダクションズの馬場康夫さんです。

ホイチョイの最新刊『電通マン36人に教わった36通りの「鬼」気くばり』(講談社+α文庫)も面白いですね。
これを読んでからの私のビジネスマナーはがらりと進化したはずです。笑

綿谷寛×馬場康夫×中野香織で、ファッション&カルチュア&〇〇〇の濃いお話を展開します。どうぞお楽しみに!

 

詳細は、こちらです

 

昨年度の明治大学リバティアカデミー公開講座「シャネル、ディオール、そしてサンローラン」の模様が、明治大学の海外向けサイトで紹介されております。こちらです。

最後の部分を引用します。

“Nakano closed her lecture by saying the following: “All three founders, rather than striving for “premium products” by combing various specifications, lived luxurious lifestyles and were not competing with anyone. I hope that you will feel inspired by these unprecedented designers who transformed the industry while taking in the values of the generation. Her lecture on the pioneers of the people’s fascination with brands came to a close on a very high note.”

6.17.3
400名を超える(ホールがほぼ満席)お客様にご来場いただいた昨年度のシャネル講座。「無料」ということもありましたが(^-^;

今年度春の講座も、パワーアップしてお届けします。「時代を導く男性像とモード」。女性ももちろん、大歓迎です! どの領域もそうですが、「女性」と「男性」は常にセットで考えていくべきだと思っています(LGBTもその対概念の派生形として)。

お申込みはこちらから

みなさまにお目にかかれますことを楽しみにしています。

明治大学リバティアカデミーで6月17日開催の「シャネル、ディオール、そしてサンローラン」講座は、定員を400名から430名に増やしていただきましたが、おかげさまにて満員御礼となりました。

心より感謝申し上げます。当日、みなさまにお目にかかれますことを楽しみにしています。講座終了後、どうぞお気軽にお声かけくださいませ!

明治大学リバティアカデミー 春期講座の受付が始まりました。 今期はオープン講座としてファッション史の講座をひとつ担当します。「シャネル、ディオール、そしてサンローラン ブランドの創始者とブランドの現在」。 中野区後援、無料です。事前申し込みが必要です。お申し込みは、こちらからお願い申し上げます。 https://academy.meiji.jp/course/detail/2187/   みなさまにお目にかかれますことを楽しみにしています。T