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If you are going through hell, keep going / 7年目の重版『ダンディズムの系譜』

朗報は 忘れた頃に やってくる。 2009年に新潮選書として出版した『ダンディズムの系譜 男が憧れた男たち』が、7年目にして増刷されるという連絡を受けました。 版元さんのお言葉を借りれば「稀有なロングセラー」とのことです […]

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心強いコメント、ありがとうございました 

15日リバティの講座につき、嬉しい反応をたくさん頂戴しています。心より感謝申し上げます。なかでも、ひょっとしたら私以上に内容を理解していらっしゃったのではないか?と思われるほどのすばらしいレポートを寄せてくださった方があ […]

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ご来場ありがとうございました / 時代を導く男性像とモード

明治大学リバティアカデミー「時代を導く男性像とモード」、多くの方にご来場いただき、大盛況となりました。 ファッション史はどこに視点を置くかによって、まったく見え方が違います。 戦後のメンズファッション史だけとっても、先週 […]

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Paul Smith

ちょっと時間が経ってしまい、恐縮です。大阪のトークショーから一日おいて再び関西へ。3日、京都国立近代美術館で4日より開催されているポール・スミス展の開会式&内覧会にお招きいただきました。 ちょっと時間が経ってしまい、恐縮 […]

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ISETAN MEN’S インタビュー 後編 

ISETAN MEN’S インタビューの後編も公開されました。こちらです。 18日(土)16:00~ チャーリーヴァイスのサロンに友情出演してくださるもうひとりのゲストは、あの「巨匠」。パフォーマンスの内容は […]

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ご来場ありがとうございました / さつき会シンポジウム

土曜日におこなわれた、さつき会主催のシンポジウム「逆境に打ち勝ち、リーダーとして道を切り開くには」。男性の参加者も多く、盛況のうちに終了しました。 4人のパネリスト(元・文部科学大臣、遠山敦子さま、宇宙の母こと大塚聡子さ […]

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ISETAN MEN’S インタビュー & チャーリー・ヴァイスのサロンのご案内

ISETAN MEN’S でインタビューしていただきました。前編です。 記事の最後に、チャーリー・ヴァイスのサロンのご案内があります。 サロンには、スペシャルゲストが二人、友情出演してくれます。一人は本の中で […]

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日本人はアメリカ人より「アメリカ」を巧みに創る / Special Lecture of AMETORA

「AMETORA」の著者W.David Marx氏に特別講義に来ていただきました。 これまで誰も書かなかった戦後日本メンズファッションの通史を豊富なビジュアル資料と流暢な日本語でたっぷりレクチャーしていただきました。 質 […]

ファッション学の教え10か条とは

大阪トークショーで大反響をいただいた(ありがたいことにいまだ反響が続く)「ファッション学の教え10か条」についてですが、ちらほらお問い合わせをいただいているので、簡単に。 ご参加くださるお相手によって10か条の内容を変え […]

「逆境に打ち勝ち、リーダーとして道を切り開くには」/ 6.11シンポジウム

6月11日(土)のさつき会主催のシンポジウムは、外部からの問い合わせが多数あったため、枠を広げ、さつき会関係者でなくとも、どなたでも参加できるイベントとなりました。途中入退場も自由です。 お申込みはこちらからお願いします […]

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ご来場御礼 / ファッションスキャンダル

6月1日、リーガロイヤルホテル大阪による「エコール・ド・ロイヤル」にて、ファッション学講座を開きました。タイトルは「ファッションスキャンダル~スキャンダルに見る人間の本質と処世術」。ホテルジャーナリストで関西マダムのカリ […]

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時代を導く男性像とモード / 明治大学リバティアカデミー

6月15日(水)19:00~20:30 明治大学中野キャンパスにて公開講座をおこないます。 お申込みは、明治大学リバティアカデミーHPからお願い申し上げます。 もしご都合が合うようでしたらどうぞご来場くださいませ! みな […]

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前例なしは宝の山 / メンズファッションイラストレーションの世界 第3講

明治大学リバティアカデミー「メンズファッションイラストレーションの世界」第3講。 この日は最終回にしてようやく、実際に描き始めます。綿谷講師が用意してきた練習用のイラストを使って、スーツにまつわるさまざまな要素を、描きな […]

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紳士の定義をすべて満たすものは紳士ではない / Isetan Men’s Net

Isetan Men’s Net から、新刊『紳士の名品50』のインタビューを受けました。 三越伊勢丹百貨店でとりあつかっているものもたくさん取り上げましたので(結果的にそうなったのですが)、そのなかのいくつ […]

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「人品雅致」/ 富岡東高等学校で「ファッション学」講演

世界遺産富岡製糸場の近くにある群馬県立富岡東高等学校で、高校生、保護者、先生方に講演でした。 素直で初々しい、すてきな生徒さんたちでした。音楽部の合唱、体操部の華麗な新体操を見せていただいたあとでの、90分の「ファッショ […]

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バブルへGO! / メンズファッションイラストレーション講座 第2講

明治大学リバティアカデミー「メンズファッションイラストレーションの世界」、第2講が無事終わりました。この日は、ホイチョイプロダクションの馬場康夫さんをお招きしての、鼎談式講義。 過去を振り返る、という映画を何本も作ってい […]

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ファッション、バッグ、乗り物、アート / 旅するルイ・ヴィトン展

紀尾井町に特設されている「旅するルイ・ヴィトン」展のプライベートビューにお招きいただきました。 この展示は圧巻ですね。材木商だった創始者の話にはじまり、交通機関の変化とともに鞄とファッションがいかに変化してきたのか、すば […]

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The World of Men’s Fashion Illustration / メンズファションイラストレーション講座、開講しました

11日、明治大学中野キャンパスにおきまして、綿谷寛先生による「メンズファションイラストレーションの世界」第1講が開かれました。全3回の講座です。 初回のこの日は、ルネ・グリュオー、ライエンデッカー、バーニー・ヒュークス、 […]

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それでも日はまた昇る / 石井竜也プレミアム・シンフォニック・コンサート2016

芦田多恵さんにお誘いいただき、石井竜也30周年記念コンサートに出かけました。24日、音楽の殿堂、上野の東京文化会館大ホールにて。 東京フィル・ビルボードクラシックオーケストラの管弦楽×石井竜也。オーケストラの演奏を背景に […]

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迫力の構築感 / パリ・オートクチュール展

三菱一号館美術館にて大好評開催中の「パリ・オートクチュール」展。遅まきながらようやく観ることができました。 オートクチュールとは、顧客の注文に合わせてデザイナーの主導でつくられる一点ものの服。19世紀後半にパリに誕生して […]

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香水は心の躍動に反応する / リバティアカデミー「香水学」開講

明治大学リバティアカデミー(公開講座)、プロデュースさせていただいた地引由美先生の「香水学」が開講しました。 土曜の朝、キャンパスに入るとふわっと漂うよい香り。かぎられた人生の時間をより深く濃くしていくための香水の基礎知 […]

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京都国立近代美術館 ポール・スミス展

京都国立近代美術館にて、ポール・スミス展が開催されます。詳細はこちら。   7月3日(日)午後2時よりトークセッションがあり、私も登壇させていただきます。関西方面のみなさま、よろしかったらぜひどうぞ。お目にかか […]

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明治大学リバティアカデミー「メンズファッションイラストレーションの世界」

明治大学リバティアカデミー「メンズファッションイラストレーションの世界」。 5月の水曜の夜(11日、18日、25日)、ご一緒に楽しい学びをいかがでしょう。 第二回目(18日)のトークゲストはホイチョイ・プロダクションズの […]

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Symbol and Role Model of Arabic Women / Encounter with Najwa Karam 2

前項で紹介したような中東の大スター、ナジワ・カラームが、プライベートで初来日するということじたい、スリリングで興奮ものだと思うのですが、来日中に二度もゆっくりとお会いすることができたナジワは、スター気取りなどとは全く無縁 […]

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Miraculous Gift from Middle East / Encounter with Najwa Karam 1

まったく思いもかけなかった幸運な出会いに恵まれるというのは、人生が与えてくれる最高の幸福の一つだと思いますが、私のささやかな生涯のなかでも最も運命的な、印象深い出会いになるだろうと思われるもののひとつが、この4月に訪れま […]

Modesty, Transparency, and Love / Key to Success

レバノン出身のラスベガスの不動産王、フィリペ・ジアード氏のフォーブズジャパンによるインタビューに立ち会いました。 フィリペが滞在するリッツカールトンのスイートにて。 不動産や投資に関するハードな話題は、門外漢の私には難し […]

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Beautiful Fusion of Europe and Japan / Cherry Blossom Boat of Tadashi Shouji

2日夜にはタダシ・ショージの屋形船にお招きいただきました。 横浜・みなとみらいのぷかりさん橋から2時間ほどのエンターテイメント。 船内ではロックな三味線・太鼓・笛に合わせたタダシのドレスによる日舞もあり、和洋が渾然となっ […]

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Not competed with anyone / リバティアカデミー 昨年のシャネル講座 海外向けサイトで紹介

昨年度の明治大学リバティアカデミー公開講座「シャネル、ディオール、そしてサンローラン」の模様が、明治大学の海外向けサイトで紹介されております。こちらです。 最後の部分を引用します。 “Nakano close […]

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Fake It until You Make It / UCI Training Day 4 (and a petit Excurtion)

引き続き、朝8時からガチなレッスン。クリスは、大量の情報のシャワーを休む間もなく与えながら、私たちにグループディスカッションをさせる。それを組み合わせて(ジグソー)、クラス全体の結論を創り出していく。話させる書かせる質問 […]

Controlling the air / 気を操る

  フィギュアスケートの羽生結弦さんが300点越えした理由について、dmenu映画というサイトでの分析が面白かった。 野村萬斎から受けた助言というのが、他の仕事にもすべて通用する内容。たとえば私の仕事にとっても […]

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【ファッションにおける「盗用」「誤用」の効用】~ボストン美術館「キモノ・ウェンズデー中止事件」~

Japan In-depthに掲載された記事のバックアップです。 投稿日:2015/11/29 [中野香織]【ファッションにおける「盗用」「誤用」の効用】~ボストン美術館「キモノ・ウェンズデー中止事件」~   […]

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どこまでも好印象なダブルスタンダード

4日、伊勢丹メンズ館チャーリー ヴァイスのサロンにて、BLBG社長、田窪寿保さんのゲストとして、ジェレミー ハケットさんとともにトークショウをおこないました。 タイトルが ”Be an English Gen […]

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永遠を求めるなら、この瞬間に真正面から向き合え

3日文化の日に行われた、日仏フレグランス文化財団主催「ル・パルファム」発売記念イベント。 この大著はほんとうにすばらしい。前にも書いたかもしれませんが、見開きで一年分。右側にその年の香水のボトルの写真があり、左側にその年 […]

Happy Cravat Day

今日はネクタイの祖先、クラヴァットの日。クロアチアでは盛大なイベントがおこなわれているはず。日本ではツイギーが来日したミニスカートの日ですが。 アカデミア・クラヴァティカからのありがたいご招待は結局、涙をのんで辞退しまし […]

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職人の技を継続するためのデザインもある

8日にパレスホテルでおこなわれた、ミキモト秋のコレクション。 パールとダイヤのベルトや、たすきのようなパールのネックレスなど、目を奪われる芸術的なパールに感動。これをたすきがけしてリレーをしてみたいなどとけしからん妄想が […]

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「意図」どおりには必ずしも発展しない

本日10月7日は「スーツの誕生日」ですね。 チャールズ2世が衣服改革宣言をおこなってから349年目。 来年は350周年祝?!誕生当時のスーツ。今とは形状が全然違いますが、長袖上着+ヴェスト+ボトム+シャツ+タイ(クラヴァ […]

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「ニセモノ」を「ホンモノ」に変える強運

ミキモトさまにお招きいただき、講演。 社員の方の関心に焦点を合わせて、前掲書『真珠の世界史』で学んだことなども重ねあわせていきましたが、あらためて面白いなあと思ったのが、「ニセモノ」(呼ばわりされたもの)を「ホンモノ」に […]

Empowering Women, Driving Growth

WAW! (World Assembly for Women) in Tokyo にご参加のため来日中のブレア元英首相夫人、シェリーさんにインタビューをする機会をいただきました。 今力を入れていらっしゃるシェリー・ブレア […]

現代のメディチ家のような

富山にはあまりゆっくり滞在できなかったのですが、イベントの日の夜と翌日の昼に、友人たちに駆け足で富山新スポットを案内していただきました。 できたてほやほやの市立図書館、「キラリ」。建築家は隈研吾さんだそうです。 そしてレ […]

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「同じ目線で、船を漕ぐ」

御手洗瑞子さん著『気仙沼ニッティング物語』出版記念イベント。気仙沼や東京に先駆けて、富山にて。 僭越ながら、ナヴィゲーターをつとめさせていただきました。熱心な聴衆の方にお集まりいただき、ライブ感あふれる濃厚な時間を共にし […]

胆力の賜物

朝日新聞8月17日(月)。肖像写真の強い視線にひきつけられた記事。文章も力強い。伊福部昭さんの巻①。 「ひとつのパターンをくり返していると、そろそろ転調か何かやらなきゃ、なんて焦りが来るものなんです。でも伊福部さんの音楽 […]

「事実についての情報、情報についてのオピニオンこそ、人を動かす」

池内紀先生の寄稿。朝日新聞8.14「私の歩んだ戦後70年」。「国は信用ならない 他人は頼りにしない 自分で考え決断する」。 文学部時代に池内先生の授業をとっていた。「紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見」という奇書を […]

真夏の神仏習合

プレゼミ1期、4期のOGOB、そして私の講義を受けてくれている企業の社員の方たちも含めて、真夏のOBOG会。 4期(卒業して1年目)の女の子たちを花園神社に案内して、一通りの参拝を終えたあと、 新宿三丁目のキリストンカフ […]

比類なきスーツ

何度も書いてますが、究極の憧れの女はやはりアイリーン・アドラーにヴェスパー・リンド。女には基本興味をもたない最高の頭脳をもつ男が「比類なき女」と認めた唯一の女がアイリーンであり、世界中の美女を知る最強の男が唯一心の底から […]

文化の盗用神経症

8日付、ボストン美術館のキモノウェンズデー中止についての記事に関しては、通常の300倍以上のアクセスがあり、やや驚いています。フェイスブックにあげた同じ記事には、まさかの1200を超える「いいね」と、260を超えるシェア […]

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キモノ・ウェンズデー中止事件をめぐり

ボストン美術館の「キモノウェンズデー中止事件」。日本のメディアではなぜかほとんど報じられなかったのですが、海外、そして日本の中での海外コミュニティでは議論を巻き起こしています。 フェイスブックページも立ち上がり、私も参加 […]

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「最終的に人を幸せにするのがブランド」

老舗百貨店様の真夏の研修。 19世紀ジャポニスムから2016年のネオジャポニスム、過去・現在そしてこれから活躍する日本のクリエイターについてのレクチャー120分。雑多な取材経験や知識を総整理して、系統だててわかりやすく伝 […]

「型」「イメージ」「枠」

知人の、そのまた知人が見つけてSNSアップしてくれていた「週刊エコノミスト」7月7日号の記事。 母校の富山中部高校編。鉄板は田中耕一さんや坂東真理子さん、高橋はるみさん。 私まで「文化人」枠で名前を挙げてくださっておる。 […]

ハートフル、ソウルフル

ブルームーンの日は、仕事を通して多くの感動を分かち合ってきた広報ウーマン二人の転機の日でもありました。 仕事とプライベートの友人は全く別ものであるという話をしばしば聞きます。もちろん、両者の区別はきちんとつけるべきで、プ […]

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ジェントルマンは三回……

メンズプレシャスブログ、更新しました。ご笑覧いただければ幸いです。 久々に恋した映画、キングスマンのご紹介。ほんとうはもっと語りたい!あれもこれも語り尽くしたい! が、語り過ぎるとネタばれに。あ~見終えた人たちと早く語り […]

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真珠のなわとび

「それどころではない」時代であることはよくわかっています。しかし、それはそれ、これはこれ、アイザック・ウォルトンが17世紀、革命のさなかに「釣魚大全」を書いたような気持ちで、淡々とファッションビジネス界のことを書かせてい […]

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生花の飾りは、領地の証

10日、ファッションデザイナーの渋谷ザニーさんにゲスト講師としてご来校いただきました。 「黒色と生花」と題し、主にスペインにおける権力の象徴としての黒のモードと、「母国」ミャンマーにおける生花ファッションについて、レクチ […]

SNSタブー:想像せよ常に

SNSはたかがSNS ですが、個人の「表=現実」世界でのイメージを大きく左右するというのはもはや常識になっています。 ブランドはここ2、3年、やたらとコレクションやイベントを増やしていますが、その背景にはSNSの隆盛があ […]

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「ジェントルマン」ワールドをまじめに遊ぶ

2日、ヴァルカナイズロンドン メンズ2015-16秋冬コレクション展示会にうかがいました。グローブトロッターはボンド映画新作の公開に合わせて、ボンドコレクション。ターンブルアッサーもボンドに合わせて。この秋はまたボンドブ […]

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燃え上がる6月のボヘミアンミモザ

19日(金)夕方は、ジョー・マローンの新作「ミモザ&カルダモン」発表会、麻布十番のカフェにて。カフェは入口からエレベーター、店内に至るまで完璧に「ミモザ&カルダモン」の世界に彩られていました。 ロンドンからライフスタイル […]

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ご来場ありがとうございました

明治大学リバティアカデミー公開講座「シャネル、ディオール、そしてサンローラン:ブランドの創始者とブランドの現在」には、雨にもかかわらず430名ものお客様にご来場いただきました。満員御礼、ありがとうございました! きめ細や […]

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奥深きヴィンテージウエア

6日(土)にcoromozaにて行いました「メンズファッションの源流」セミナー。 おかげさまで告知から24時間を待たず満員御礼となり、当日までキャンセル待ちの電話がなりやまないという伝説の講座となりました。 ご参加くださ […]

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イギリスの伝統と日本の伝統、美しいコラボの迫力

グローブトロッターの新作発表会が表参道の金田中にておこなわれました。 美しい庭園を背景に、千總とのゴージャスなコラボレーションの数々が発表されました。 和の盛装がりりしい千總の取締役製作本部長・磯本さん(右)と社長の中田 […]

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よみがえる「サイレンスーツ」

ラルフローレンの展示会。表参道のラルフローレン旗艦店プレスルームにて。 今回、最も感激したのは、チャーチルが大戦中に着た仕事着「サイレンスーツ」にインスパイアされたフォーマルなツナギ。右端です。 レディスにも同じものがあ […]

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自立を促すシステム作り

気仙沼ニッティング代表の御手洗瑞子さんにゲストとしてご来校いただき、 特別講義をおこなっていただきました。 ブータンの首相補佐としての経済支援と、気仙沼で起業しての復興支援。 底流には同じ、真の自立を促すシステムを作るこ […]

満員御礼

明治大学リバティアカデミーで6月17日開催の「シャネル、ディオール、そしてサンローラン」講座は、定員を400名から430名に増やしていただきましたが、おかげさまにて満員御礼となりました。 心より感謝申し上げます。当日、み […]

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Waiting for Departure….

北日本新聞16日付。日展の作品の中から、宇津孝志さんの「雪国春を待つ」を鑑賞し、レビューを書きました。スーツケースをかたどった、ユニークな作品で、さまざまな「読み」方を誘う作品です。 400字では到底書ききれなかったので […]

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お店から駅までの道をゴミ拾いの陰徳

レジィーナ・ロマンティコ南青山店2周年おめでとうございます。 記念トークショーにゲストとして招かれ、オーナー&デザイナーの角田元美さんとともに、品格のあるファッション、女性の人生と運の引き寄せ方、をテーマに話してまいりま […]

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奇跡の一期一会

明治大学リバティーアカデミー 綿谷画伯のイラスト講座は、感動の大団円を迎え終了しました。 事情あって詳細は書けないのですが、受講生の一人が「あまりにもかっこよすぎて、描きながら卒倒しそうでした」とコメントしたほどのスペシ […]

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話の方向を決める重大な要素

仕事の打合せで、銀座アルマーニビルのラウンジ。アルマーニのアフタヌーンティー。特製のゴールド×黒の容器というかプレート(アルマーニのロゴ入り)は、10個しか作ってないのだそうです。それで予約のみ。見た目も豪華ですが、お味 […]

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素直な人が、生き残る

明治大学リバティーアカデミー。綿谷画伯のおしゃれ似顔絵講座の第2回目も開講されました。 参加者も互いに少し打ち解け、なごやかなムード。この日のテーマは「バーカウンターで気になった人にコースターにさらっと似顔絵を描いてプレ […]

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絵描きは演出家

明治大学リバティアカデミー春期講座「綿谷画伯のおしゃれ似顔絵教室」の第一回めが開講しました。 募集人数を上回る22名の受講生がご参加くださいました。初日はクロッキーの実践。互いにポーズをとりながら、写生していく。へんに影 […]

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人を外見で判断してはいけないジレンマ

北日本新聞別冊「まんまる」5月号発行になりました。連載「ファッション歳時記」第44回 『「人を外見で判断してはいけない」という葛藤が渦巻いたミスコン』。最近、対談などでも話しているテーマではありますが、きちんと活字で書い […]

SLOW DOWN, KEEP YOUR DISTANCE

アニヤ・ハインドマーチの展示会。道路標識にインスパイアされたコレクション、”Diversion”。 イギリスでおなじみの道路標識のモチーフがあしらわれたユニークで笑えるバッグや既製服。ふざけている […]

猥雑で神聖なパワースポット

1日はチャーリー・ヴァイスのバースデーパーティーの前に、花園神社で花見。伊勢丹メンズ館靖国通り側入り口のすぐ目の前にあるのに、きちんと参拝したことはありませんでした。 境内にはメインの拝殿のほか、芸能浅間神社、威徳稲荷神 […]

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100年後も続く「老舗」になるための選択

気仙沼ニッティング代表、御手洗瑞子さんとのトークセッション、伊勢丹メンズ館チャーリー・ヴァイスのサロンにて。 御手洗さんがなぜ気仙沼ニッティングを立ち上げるに至ったのか? ブータンの首相補佐をしていたころの経験と、その根 […]

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バッファロー・ソルジャー

Tae Ashidaショーのあと、原宿ラフォーレミュージアムでのReturn of the Rude Boyのお披露目レセプションへ。ルードボーイとは、1950~60年代後半に起きた、ジャマイカ発ロンドン生まれのサブカル […]

ファッション史講座「シャネル、ディオール、そしてサンローラン」

明治大学リバティアカデミー 春期講座の受付が始まりました。 今期はオープン講座としてファッション史の講座をひとつ担当します。「シャネル、ディオール、そしてサンローラン ブランドの創始者とブランドの現在」。 中野区後援、無 […]

時を経るからこそ得られるもの

神宮前のRust Londonが改装され(なんとすべてDIY!)、渡英17年、現在はワイト島で暮らすデザイナーの内海直仁さんが3年ぶりに来日して、今日まで受注会をおこなっています。2階のメンズフロアはイギリスの新しい「ク […]

敬礼すると服は乱れず手の動きだけが美しい(メンズウエア解剖 4)

メンズウエア解剖 その4。主にコーチマンの制服。 coachman とは、馬車の御者ですね。大きなお屋敷などでは、馬車の扉を開け閉めして、主人や客人を送迎する担当者も、コーチマンと呼ばれていたようです。写真ではわかりづら […]

ヨーロッパとアメリカの美意識の違い(メンズウエア解剖 3)

ヴィンテージ・メンズウエア解剖 その3。ハンティングジャケット。狩猟用のジャケットで、多くのカジュアルジャケットの原型にもなっています。これは1920年代ごろ、フランスの服。 ハンティングジャケットの常ですが、動物をモチ […]

軍人の姿勢が常にいい理由(メンズウエア解剖 1)

主に19世紀から1940年代ごろまでのホンモノのヴィンテージ・メンズウエアの膨大なコレクションをお持ちの長谷川彰良さんにお招きいただき、作り手による専門的な解説を伺いながら、あらゆる種類のメンズウエアを、その内部構造にい […]

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トレードルートがもたらす冒険、ラグジュリー、デカダンス

ペンハリガンの新作「トレードルートコレクション」の発表会、コンラッド東京のエグゼクティブスイートにて。 19世紀後半のイギリス帝国の貿易ルートがもたらす贅沢品やレアものからインスパイアされて作られた3種の新作「ロタール」 […]

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End of the 2014 AW Season

「2014AW最後の授業」が続々終了。一抹のさびしさと安心感と達成感。プレゼミも終了。今年度も超個性派ぞろいで、想定外のできごとが多々ありましたが、終わりよければすべてよし。いちばん鍛えられたのは私だったかもしれません。 […]

2014年の終わりに

2014年もあっという間に終わろうとしています。昨年の大みそかに何を書いていたか見直してみたら、「あれもこれも収束せず来年に持ち越し」みたいなことを書いていて、なんだ去年からぜんぜん進歩していないよ私は。 いまもやはり、 […]

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おとなのティーパーティー ご来場ありがとうございました

20日(土)のシンポジウムを終えて最終便で富山へ、21日(日)は「まんまる」創刊10周年記念おとなのティーパーティーでした。第一ホテルにて。100名募集のところ180名もの応募があり、結局、応募者全員が入ることのできる大 […]

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コップの中の闘争も 遠くから離れてみれば

20日(土)におこなわれた、明治大学商学部主催の国際シンポジウム。 土曜日の午後にもかかわらず、大勢の立ち見の方まで出るほどの大盛況で、主催者が驚くほど。 FITの川村由仁夜先生による、社会学から見た最新のニューヨークフ […]

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大阪:ご来場ありがとうございました!

10日(水)、大阪リーガロイヤルホテルが主催する「エコール・ド・ロイヤル」にて、「ロイヤルスタイル」講座の講師を務めさせていただきました。 年末のお忙しい中、イギリスやファッションに対する関心の高い(なかにはご専門家も! […]

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エレガントに、アカデミックに、五感で学ぶ

日仏フレグランス文化財団×ディオールのイベント「"クチュリエパフューマ―" 香水とファッションの美しい歴史」。 その第二部「装いのシーンと香水」において、財団理事の地引由美さんとともに、トークイベント […]

出版は、ビジネスでもある

2日前に書いた「私の常識は必ずしも世間の常識ではない」ということにも関連しますが。 世代の格差が広がれば、知識の格差も広がり、住む世界の違いが広がれば、必要とされる情報の格差も広がります。 監訳した『シャネル、革命の秘密 […]

ラグジュアリーとプレミアム

北日本新聞別冊「まんまる」12月号発行となりました。連載「ファッション歳時記」第39回のテーマは、「ラグジュアリーとプレミアム」です。 先日の富山での講演「ブルーオーシャンの泳ぎ方」でもちらっと触れたのですが、最近ずっと […]