猛暑の歩行者天国を抜けて、20代の人と「俺のフレンチ」銀座店。

店内ライブ演奏中で、20代と思しきゲストでほぼ満席。


フォアグラが牛フィレにどっしり搭載された「ロッシーニ」。かくも巨大なフォアグラが使われるのは、おそらくとんでもなく時代錯誤的で、いまではなかなか目にすることもできず、ゆえに感動しました。

昨日の動画撮影で質問に出たのは「UNIQLOは、無印良品は、(ラグジュアリーと見る若い一人も多いが)一般的にはラグジュアリーではないのか?」ということ。

UNIQLOにも無印良品にも俺フレンチにも「これで十分幸せ」な豊かさがあり、低賃金が続くいまの日本でラグジュアリーを議論するには、ここを避けて通るわけにはいかないであろう巨大な関門だと思いいたった次第です。

なみなみサービスも日本的ですね。

パレスホテルのロビーに「竹あかり」をフィーチャーした七夕のインスタレーション。渡部総支配人が直々に運んできたという貴重な竹が使われています。夜はあかりが映えてさらに見応えありそうです。

祈りには欲望を入れない節度が大切、というのは『新ラグジュアリー』後書きでも書きましたが、Forbes JAPAN の谷本有香さんの名言。こんな美しい七夕飾りには、短冊にエゴ丸出しの欲望を書くのは憚られる、という抑制力が自然に働きますね。

グランドキッチンでビジネスランチでしたが偶然、多くの友人にお会いしました。七夕の引力かパレスの磁力か。あそこに行けば知り合いに必ず会えるというホテルのオープンスペースがあるというのは素敵なことですね。

Joy is prayer; joy is strength: joy is love; joy is a net of love by which you can catch souls.

マザー・テレサのことばです。ジョイというと「スパーク・ジョイ」のこんまりさんを連想しますが、ジョイこそが祈りであり強さであり愛であり、ソウルに出会える愛の網である、と。

ザ・プリンスパークタワー東京「芝桜」にてビジネスランチでした。来年に向けての新しいプロジェクト。

視界には東京タワーと芝公園、水の流れる美しい建築。サービスもよく、美味しいです。今はお仕事では関わっておりませんが、周辺にとてもよい「気」が流れている穴場的パワースポットホテルとしてお薦めであることには変わりありません。

 

さてタイトルにしたのは「DUNE 砂の惑星」からのセリフです。「偉大な人間は自ら民を導こうとはしない。押し上げられるのだ」。何かに「呼ばれてしまう」ということ。私は偉大ではまったくありませんが、キャリアを振り返ると、呼ばれてしまった結果としてこんな仕事をすることになった……というのばっかりなので、どこか救いのあるセリフでした。

同じ6月誕生日の友人と、小さなお祝いの会。

セルリアン最上階のベロビスト。早目の時間は空いてて良い席に座れます。暗くなる前に解散。このくらいがちょうどいい感じ。

さて、くどいですがハリー・パーマー。コメントをこんな素敵な写真に重ねてくれました。ルーシー・ボイントンの堂々たる浮きっぷり。あやかりたい。スターチャンネルで全6話として配信されております。

 

繊細な技巧を尽くし、まさかの合わせ技で攻めてくるミズノブのメロンパフェ。インテリアと相まって世界観に一貫した哲学を感じます。出てくるまで30分くらい待たされますが、ワインでも飲みながらじっくり待てという作り手の自信に、妙に納得させられます。

解説イラストも美しく、素敵な制服を着た店員の立ち居振る舞いも自信に満ちている。


メロンそのものの美味しさをどーんと真っ直ぐ堪能させる千疋屋のメロンパフェの王道感は永遠に好きですが、アートなレベルまで繊細な技巧を尽くして美を追求するミズノブの有閑貴婦人感も捨てがたいし、インスピレーションを与えてもらうことが多い。

こちらはチェリーパフェ。中には意外とぎっしりチェリーが入っています。


哲学、伝統技術、美意識に基づくライフスタイルのあるところ、堂々と高価格を提示できるというラグジュアリービジネスを学べる小さな例にもなっています。

アガパンサスの季節ですね。

 

横浜に新しくできたグローバル展開するホテルを視察に行ったのですが……(これもまた仕事)。ぱっと見の雰囲気はそれなりに素敵でしたが、エレベーターの壁がべニヤ板っぽいのをはじめ、いたるところで「安く」上げているのがさすがに目につきました。

「それっぽく」収めようとしても、見透かされますね。あらゆる仕事に言えること。自戒。

富裕層インバウンドを意識してラグジュアリーホテルを誘致せよという議論がありますが、それ違うかもしれない。いや、そういうのあってもいいですが、それよりも、もっと地域に根差して日本的感覚を活かしたオリジナルなホテルを作ってほしいものです。

そのホテルのロビーラウンジのカフェは開店まもないこともあって満席で入れず、近くの穴場カフェに行ってみました。

アウディのショールームに併設されたアウディカフェ。あらゆるものにアウディマークがついていて、なかなか高揚しました(単純)。

急なミッションが下りてきて(詳しく説明すると長くなるので省略)、銀座での仕事の後そのまま東京駅へ向かい、越後湯沢→六日町へ移動しました。

東京から70分くらいで到着、あっという間です。越後湯沢からの在来線は、完全に「貸し切り」。自分で扉を開けて閉めるタイプのワンマン電車ですが、ほんと、大丈夫なのか経営はと心配になるくらい。

越後湯沢駅前の「中野屋」さんで、へぎそば。超美味。

六日町の「龍言(りゅうごん)」滞在が今回のミッションです。

有形文化財に登録されている豪農の家屋を2020年にリノベしたホテルです。

都市型ラグジュアリーホテルの画一性に疑問をもちはじめた、というかグローバル基準に合わせたホテルには全く新鮮味を感じなくなった身には、かなりワクワクさせてもらえます。


ふるい歴史はそのままに、最新のインテリアやサービスが提供され、快適です。「ああ、これが日本のおもてなしであり日本的なラグジュアリーなんだ……」とじわじわ満足感がくる感覚。

こちらは「クラッシック」タイプ(標準タイプ)の部屋。かなり広く感じます。

パブリックスペースもとても充実しており、目に映るものすべてが美しいように配慮されています。

全ての宿泊客に太っ腹なラウンジサービスがあるのにも感動しました。

東京から1時間半でこんな豊かな場所に行けるとは。熱海、箱根ばかりではなく、(スキー)シーズンオフの越後湯沢や妙高も穴場ですよ。何より人がほんとに少ない。酸素濃度は濃い。きわめて濃い。自然と歴史と現代が調和した、ほんとうによい「匂い」がします。

別府の高台に建つANA Intercontinental Beppu Resort and Spaその2,パブリックスペースです。

プールからは別府の街を一望する眺めを楽しむことができます。結婚式の前撮り写真も撮影されていました。

ロケーションを活かした素敵な建築です。

が、屋久島のサンカラで似たような景色を見たような既視感もあり……。最近のリゾート系ホテルのトレンドがこうなのかもしれません。

露天もすばらしく、サウナもあります。朝と夜で「男湯」「女湯」がチェンジしていました。一方はドライサウナ、もう一方はミストサウナです。絶景を楽しみながらの温泉は最高です。あえてコンサル視点を入れるとアメニティや椅子の高さ、人員配置など気になる点は若干ありましたが、今回はそんな役割は求められていないので、美しかったところを記憶にとどめておきます。

フィットネスルームもよい景色を見ながらエクササイズできる絶好の環境に。

レストランも立地を生かした気持ちの良い環境にあります。テラスでの朝食は快適で、とても美味しくいただきました。スタッフのあたたかいおもてなし、ありがとうございました。

アクセスがやや大変なのですが、プライベートヘリとかリムジンとかを惜しみなく使える方には大きな問題ではないと思われます。バスに頼りたい庶民は、待ち時間や道中を楽しむ心意気が求められます(笑)

そろそろインバウンドも再開しますね。ご発展を心よりお祈り申し上げます!

プラチナジュビリーまでのカウントダウンが始まりましたね。

開業70周年を迎える椿山荘東京が、即位70周年を祝うドキュメンタリー映画「エリザベス 女王陛下の微笑み」とコラボしたアフタヌーンティーを6月11日より提供するとのこと、発表会に伺いました。

トップ写真のエリザベス女王バービー人形は、スタッフが執念で競り落とした貴重なものだそうです。

アフタヌーンティーは、一品一品に女王陛下にまつわるエピソードがあります。

こちらは、椿山荘が駐日英国大使館主催のケーキコンテストに応募したケーキ。

ホテル3階ヒストリーラウンジでは、エリザベス女王の写真展も開催されます。無料ですのでぜひこの機会にどうぞ。

渋谷店に続き、銀座へ。並木フラッグシップが一周年を迎えたそうです。おめでとうございます。

一周年を記念して、四代目、田辺竹雲斎氏によるインスタレーションが公開されています。

27日に完成ですが、それまでの1週間、制作過程まで見学できるようにしていたとのことです。

プロセスにこそ価値があるということを見せる、「プロセスエコノミー」的。

竹工芸の技法を用いたダイナミックな作品が螺旋階段を突き抜けて天までのびるさまはちょっと一見の価値ありです。アートとファッションと自然が絡み合い、未来を築くさまを表現しているそうです。

店内もGucciの世界観が気持ちよく貫かれております。

3階はVIPルームになっていて、エレベーターを降りたとたん思わず驚きの声を上げてしまったのですが、こちらについては後日あらためて。

4階はオステリア・グッチ。レストランです。大人気で、昼も夜も予約とれないようです。インテリアもとにかく美しい。

ここだけで販売している限定スイーツもあります。

穴場なのが16時からのアペリティーボタイム。お飲み物だけでもOKというスペースです。お天気のよいときはテラスも楽しめそうですね。フィレンツエを思い出しました。あ~またイタリア行きたい。

オステリア直通の入り口です。こちらもひときわ異彩を放っております。

アプローチから別世界へ連れていかれますね。さてこれから大量のGucciの資料を読み込んで5月のお仕事に備えます。