
2026夏ディズニー ファンタジースプリングス エリア
本来ならば、7月22日に発売になっていたはずのディズニー服飾史。再校、表紙デザインまでに進んでいただけに、直前での中止を余儀なくされたことは、著者としてもなかなかに…

Be Suits! アスリートはなぜスーツを着るのか
Be Suits! 服学第11回(私物紹介などを入れると第13回)は、「アスリートとスーツ」というテーマです。
フットボール(サッカー)、NBA(バスケットボール)を中心に、ピッチ…

「おとぎの国のモードをさがして」展
千葉市美術館で開催中の「おとぎの国のモードをさがして/Fairy Tale MODE」。
19世紀から20世紀にかけてヨーロッパで花開いた挿絵本を中心に、おとぎ話のなかに描かれた服、…

コシノヒロコ展対談イベント JBpress に掲載されました
東京都現代美術館のコシノヒロコ展を記念し、コシノヒロコさん×小川久美子さんの対談がおこなわれ、モデレーターを務めさせていただきましたが、その模様の一部がJBpress autog…

Tokyo Fashion Chronicles メディア掲載
Tokyo Fashion Chroniclesが本日よりスタートいたしました。
早速、メディアにも取り上げていただいております。
fashionsnap
Richesse
ありがとうございます。唯一無二…

コシノヒロコさん×小川久美子さん対談 モデレーターを務めました
東京都現代美術館でコシノヒロコ展が開催中です。
7月20日にはコシノヒロコさんと衣装デザイナーの小川久美子さんの対談イベントがおこなわれましたが、モデレーターを務…

「CFCL: Building the Aesthetic — 構築される美」展
CFCL: Building the Aesthetic — 構築される美」と題した展覧会が、東京・表参道のGYRE GALLERYにて開催されています。
CFCLが追求する美学がどのように形づくられるのか、創造の過程…

銀座・和光「スタイルスクエア」リニューアルオープン
銀座・和光、3階・4階に「スタイルスクエア」がリニューアルオープンしました。
日本のブランド、職人へのリスペクトが各ラインナップに表現され、一貫した美意識を感じる心地よい空間になっています。
キュレーションさせていただいたPalace…

「ロイヤルの肖像」Vol. 7 デンマーク:メアリー王妃 ウェブ公開
25ans 「ロイヤルの肖像」Vol. 7 デンマーク:メアリー王妃の回がウェブ公開されました。
メアリー王妃はオーストラリア出身。シドニー五輪の際、デンマーク王太子と知らずに…

【ディズニー服飾史】に関するお知らせとお詫び
来週発売予定で、すでに各サイトで予約受付も進んでおりました『ファッションからたどるディズニー&ピクサーアニメーション』は、出版社の発表にある通り、不可抗力により…

日本の女性天皇シリーズ Vol. 8 推古天皇
592年の冬、ひとりの女性が飛鳥の豊浦宮で即位しました。日本の歴史に記録された、最初の女性君主です。唐の武則天に先立つこと約1世紀、新羅の善徳女王よりも40年早い。しかも興味深いことに、このとき「天皇」という称号はまだ確立していませんでした。本連載Vol.…

日本の女性天皇 Vol. 7 第37代 斉明天皇(=第35代 皇極天皇)
661年、ひとりの天皇が軍船とともに西へ向かいました。滅亡した百済を救援するため、難波から瀬戸内海を経て筑紫へ。60代後半の身での親征です。日本の天皇が自ら軍を率いて…

日本の女性天皇シリーズ Vol. 6 第41代 持統天皇
春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山。
百人一首の2番歌です(万葉集の原形は「夏来るらし」「衣干したり」。目の前の実景を詠み切る形でした。「干すてふ」す…

日本の女性天皇シリーズ Vol. 5 第43代 元明天皇
平城京遷都、和同開珎、そして『古事記』。日本史の教科書で必ず太字になるこの3つは、すべて一人の天皇の治世に属します。第43代・元明天皇。在位はわずか8年ですが、この8…

Couture Tokyo: The Art of Japanese Fashion — Palace Hotel Tokyo
I am pleased to share the international announcement of Couture Tokyo: The Art of Japanese Fashion, a new stay experience from Palace Hotel Tokyo.
I had the privilege of curating three private fashion tours for this project, each designed to…

「ロイヤルの肖像」Vol. 6 皇后雅子さま ウェブ公開
「25ans」巻頭連載「ロイヤルの肖像」Vol. 6 日本の皇后雅子さまについての記事がウェブ公開されました。
世界から敬愛を受ける天皇ご一家。長い時間をかけて丁寧に国民との…

『エレガンス入門』読売新聞書評 ウェブ公開
読売新聞に掲載された君塚直隆先生によるレビューがウェブに転載されました。あらためて、ありがとうございます。

サー・ポール・スミス×GQ JAPAN ウェブ公開
GQ Japanで6月に開催されたサー・ポール・スミスのイベントがウェブ記事として公開されました。「ピカソ展からディナー会へ サー・ポール・スミスと過ごす特別な一夜」。
…

日本の女性天皇シリーズ Vol. 4 第44代 元正天皇
歴史のなかには、後にも先にも一度きり、という出来事があります。女性天皇から女性天皇へ、母から娘へと皇位が渡ったのは、長い日本の歴史でここだけです。その娘のほうが…

日本の女性天皇シリーズ Vol. 3 第46代、48代 称徳天皇(=孝謙天皇)
Vol. 3 ——古代女帝の頂点と終焉
これまで、江戸時代の二人の女帝を訪ねてきました。後桜町天皇も、明正天皇も、即位にあたって白を基調とする礼服をまといました。では、その白はどこから来たのか。糸をたぐっていくと、奈良時代の女帝たちの記憶に行き着きます。その中心にいる一人が、孝謙天皇、のちの称徳天皇です。
称徳天皇、すなわち孝謙天皇は、聖武天皇と光明皇后の娘として、養老二年(七一八)に生まれました。諱を阿倍といいます。
彼女の経歴は、女性天皇史のなかでも際立っています。天平十年(七三八)、日本史上初めて、女性として皇太子に立てられました。それまで女性天皇は、皇后や内親王から即位していましたが、正式な皇位継承者として女性が立太子した例はありません。阿倍内親王の立太子は、女性天皇の歴史のなかでもきわめて重大な出来事でした。
天平勝宝元年(七四九)、父・聖武天皇の譲位を受け、阿倍内親王は即位します。第四十六代・孝謙天皇です。
ここで、この連載の冒頭でも触れた「重祚」が登場します。孝謙天皇はいったん淳仁天皇に譲位し、上皇となります。しかし、藤原仲麻呂、すなわち恵美押勝の乱を制したのち、天平宝字八年(七六四)、ふたたび皇位に就きました。これが第四十八代・称徳天皇です。
孝謙と称徳は、同じ一人の女性です。歴代女性天皇が「八人十代」と数えられるのは、このように一人の天皇が二度即位する「重祚」が二件あるためです。もう一件は、飛鳥時代の皇極天皇が斉明天皇として再び即位した例です。
装束の話に戻りましょう。
江戸の明正天皇、後桜町天皇の即位礼において調えられた白い礼服。その様式を考えるうえで、後世の朝廷が参照したのは、奈良時代の女帝たちの遺例と記録でした。天皇の礼服が、赤を基調とし、龍などの十二章を備える冕服として制度化されたのち、成人女性が天皇として即位する例は長く途絶えます。そのため、近世の朝廷は、女帝の即位礼を整えるにあたり、はるか古代の記憶にまでさかのぼるほかありませんでした。
古代女帝の最後に位置する彼女の存在は、後世が女帝の装束を考えるうえで、重要な参照点の一つとなりました。明正天皇と後桜町天皇の白い礼服は、称徳天皇その人の衣裳を単純に再現したものではありません。むしろそれは、女帝の即位が長く途絶えたのち、残された先例をもとに再構成された「制度の記憶」でした。
白とは、ここでは、失われた形式を呼び戻すための色です。女性天皇の歴史が断絶して見えるとき、その細い糸をつなぎとめていたものの一つが、装束だったのです。
(Empress…

