
服学第6回「英国王室とスーツ史 <正統>の正体、知っていますか?」
Be Suits! 服学 第6回目となる動画が公開されました。「英国王室とスーツ史 <正統>の正体、知っていますか?」
4人の英国王室のメンバー(エドワード8世=ウィンザー公、…

「エレガンス入門」近日発売予定
ちくまプリマー新書から「エレガンス入門」が5月に発売予定です。
「エレガンス」として多くの方が思い浮かべるイメージが、もしかしたら、たとえば高級女性誌の艶つや…

宮田理江さんによる「あいちテキスタイルフェス2026」リポート
ファッションジャーナリストの宮田理江さんが、先日おこなわれた「あいちテキスタイルフェス2026」の包括的なリポートをまとめてくださっています。
勢いのある方々の参画…

神足裕司さん ご冥福をお祈りいたします
コラムニストの神足裕司さんが68歳で永眠されました。
1980年代以降、キレのいいコラムやトークで日本のカルチャーを牽引していらっしゃいましたが2011年にくも膜下出血で倒れ、以後、車椅子生活になり、要介護5でも書き続けていらっしゃいました。
80年代、90年代の神足さんの文体からは多くを学ばせていただきました。
それ以上に私が感謝しているのは、2013年、闘病中に書いてくださった私の本(「スーツの神話」)に対するレビューです。
神足さんの文は、つぎのように結ばれていました。
「そして後に出合った『スーツの神話』を読んで、スーツの威力は本当だったと確信する。いまでも『スーツの神話』は僕のお守り的な本。ボロボロになってしまっても、それを直し直し着るのがスーツを愛している人の着方なのだそうだ。それを実践しよう。『スーツの神話』も持ち歩いてるからスーツ同様ボロボロなのです。」
この本は2000年に出した本で、つまり13年も持ち歩いていてくださっていたのです。
お会いしたことは一度もなかったし、メールなどでご連絡をすることもありませんでした。でも、このように書いてくださったことが、未来の見えない研究者にとっての「心のお守り」となり、とても大きな励みになったことは、忘れたことはありません。
言葉は人を傷つける凶器になることもある反面、正しく使えば、励ましと勇気を与えることができる。…

ファッションの価値はどこで生まれているのか? ウェブ公開されました
「ラグジュアリーの羅針盤」第40回、「いま、ファッションの価値はどこで生まれているのか」がウェブ公開されました。こちらでお読みいただけます。
English version is available here.
多様なイベントに登壇しておりますが、言っていることは同じです。
移ろいゆく表層のトレンドよりも、ローカルに根付いたストーリー、なかでもそのなかで地に足をつけてものを作り出す人、そこに「ラグジュアリー」の価値の重点が移行しているのです。少なくとも、ここに紹介した政府のイベントのように、最先端の領域では確実にシフトが起きています。
中部マーケティングのイベントでsuzusan村瀬さんが話していた「LABUBUよりsuzusanを選ぶ私が好き」現象。こうした価値のシフトが、とりわけ若い世代の間で見られます。
英語版は、日本で起きていることを、ヨーロッパおよびアメリカ、アジアのラグジュアリーセクターで働く方々に向けて発信するために、細々と続けています。Linked…

Precious 4月号 ジャケット特集 銀座特集 コメントしました
「Precious」 4月号発売中です。
ジャケット特集で取材を受けました。価値観の変化にともなうジャケットの意味の変化について、コメントさせていただきました。
付録の別冊 「ときめきの『銀座』BOOK…

NHK BS 4K 「ステータス」#8 舞踏会デビュー 出演しました
1月末に撮影がおこなわれておりました、NHK BS 4K 「ステータス」 #8 「舞踏会デビュー」にゲスト解説者として出演しました。本日6日が放映日でした。MCはアンミカさん、東野幸…

『ツイッギー』 キャリアプランを作成するよりも豊穣なキャリアの作り方
サディ・フロスト監督『ツイッギー』試写。
1966年から68年の爆発的活躍の光景も興味津々でしたが、そのあとの人生(76歳のいまもフレッシュ)の展開ががぜん、面白い。踊る、歌う、演技する、テレビのレギュラー、何をやっても受賞級の超一流。その秘訣も示唆されます。
とりまく当時の著名人たちや社会事情(コンプライアンス無視無視)の意外な一面にもにやりとさせられ、見ごたえたっぷりです。
「同じ型にはまる」ために莫大な課金をしている現代の若い方にぜひ見てほしいのです。「主流とは全くかけ離れたオリジナルな個性を活かしきること」がどれほど豊かな人生をもたらすのかを。「キャリアプラン」を作成よりもはるかにドラマティックで豊穣なキャリアの作り方があるということを。
『ツイッギー』
4月24日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開
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伝統と文化を価値にする 第56回中部マーケティング会議
第56回中部マーケティング会議が名古屋観光ホテルで開催されました。1200名、500企業が参加されたそうです。4日午後のパネルディスカッションのファシリテーションを務めさせていただきました。
パネリストは、村瀬弘行氏(SUZUSAN、有松絞り×グローバルファッションブランド、五代目)、能作千春氏(能作株式会社、高岡鋳物・錫製品ブランド、五代目)、そして鎌田安里紗氏(一般社団法人…

第56回中部マーケティング会議 登壇のお知らせ
3月3日、4日、名古屋観光ホテルにて第56回中部マーケティング会議が開催されます。
サントリーホールディングス代表取締役社長の鳥井信宏さま、エルメスジャポン会長の有賀…

25ans 4月号「ロイヤルの肖像」Vol. 4 オランダ:マキシマ王妃
25ans 4月号発売中です。
巻頭連載「ロイヤルの肖像」Vol. 4では、オランダ王室のマキシマ王妃について書いています。
元金融のプロである王妃は国連でファイナンシャル・…

ラグジュアリーの羅針盤 ファッションの価値はどこで生まれているのか?
北日本新聞「ゼロニイ」発行されました。連載「ラグジュアリーの羅針盤」Vol. 40。
いま、ファッションの価値はどこで生まれているのか? 多角的に考えさせられるイベント…

セルジュ・ルタンス 時の旅人 時代を超える強度
資生堂サロンにて開催された特別なセルジュ・ルタンスの会。登壇されたのは、ルタンスと40年以上にわたり協働してきたグラフィックデザイナーの天野幾雄さんでし…

suzusan 展示会 What a Wonderful World
ディレクターの村瀬弘行さんが着想源としたのは、ルイ・アームストロングのWhat a Wonderful World。
緑の木々、赤い薔薇、青い空、白い雲――「なんて素晴らしい世界だろう」と静かに繰り返すあの歌です。
一見すると幸福の賛歌ですが、1967年という分断と暴力の時代に、アームストロングがあの掠れた声で歌ったことを思うと、単純な楽観ではないことが伺えます。
「世界は素晴らしい」と断言しているのではなく、「それでもなお、私はそう思いたい」と自らに言い聞かせる歌。
幸福の表明というより、倫理の選択。
有松絞もまた、布を縛り、圧をかけ、染め、そして解き放つことで模様を生みます。緊張と解放を経て、はじめて柔らかさが生まれてきます。
世界が再び分断へと傾く時代に、あえてにじむ色彩とやわらかな絞りを纏うこと。
それは楽観ではなく、現実を知ったうえでの意志。世界はWonderfulであると信じる態度そのものを身体にまとうという選択なのだ……と解釈いたしました。
暴力的な時代にあって、それでも世界を肯定しようとする、人間の静かな強さを表現しようとしたディレクターの想い。絞りを通して伝わるとよいな。
村瀬弘行さんというユニークなクリエーターに関しては、『「イノベーター」で読むアパレル全史 増補改訂版』にインタビューに基づく詳しい記事を掲載していますので、お読みになってみてくださいね。
The…

Be Suits! 第4弾撮影
おかげさまで大変好評を賜っておりますBe Suits!での服学、第4弾の撮影でした。
レクチャーとしては第6回目の出演となります。今回は服学レクチャーに加え、Gen S.の私物紹介のコーナーで着せ替え人形になってきました。朝9時すぎからほぼ10時間に及ぶ撮影。
今回もZ…

チャールズ国王の「ウールのためのキャンペーン」
「あいちテキスタイルフェス2026」では、尾州ウールをどのように世界に認知させていくべきか?という課題をいただきました。チャールズ国王のCampaign for Woolのことを連想しました。以下、概要を記します。
チャールズ国王は2008年から一貫して、羊毛産業のパトロンであり続けています。
チャールズ国王がウールに本格的にコミットしたのは、まだプリンス・オブ・ウェールズ(皇太子)だった2008年のことでした。自らの農場を含む生産現場で羊毛価格が低迷し、農家の暮らしが圧迫されている現実を前に、彼は、「Campaign…

2026雅耀会第1回 銀座和光特別訪問
今年初の雅耀会にて、銀座和光を訪問いたしました。今回は特別に、社長・庭崎紀代子様ご自身のご案内で、時計塔から地下1階までをじっくり拝見する機会を得ました。
和光は百貨店でもセレクトショップでもなく、「和光」(和の光)という一つの美意識を貫くブランド。節度、信頼、正統性、そして時間に耐える品格。その軸によって、日本における「公式のラグジュアリー」の殿堂としてのポジションを築いてきました。
印象的なのが地下1階。写真家・杉本博司率いる新素材研究所が手がけたこの空間は、売場というより文化装置です。万年石の連続性、京都の自然石の床、与那国島の珊瑚堆積石、樹齢1000年の霧島杉による可動式舞台。
中央の舞台は約3週間ごとに更新され、工芸・ファッション・音楽・トークが交差します。SUZUSAN、CFCL、SETCHU、T&Tによる奄美泥染め、淡水パールの新解釈──日本と世界を横断するキュレーションは「陳列」ではなく、美意識の再編集です。…

あいちテキスタイルフェス 未来へ
エスパシオ ナゴヤキャッスルで開催された「あいちテキスタイルフェスティバル2026」、実に大勢の方にお運びいただき、大盛況のうちに終了いたしました。
愛知県知事、一宮市長はじめ、そうそうたる方々もご参加くださっており、「テキスタイルの愛知」に賭ける意気込みがアツく伝わってきました。
尾州は、イタリアのビエラ、イギリスのハダ―スフィールドと並ぶ世界三大テキスタイル産地のひとつです。
底力がすさまじいのに実は日本人が一番知らなかったりします。
matohu、somartaという日本が誇るブランドのデザイナーによる三河木綿と尾州ウールを使った新作のショーもすばらしかったです。
デザイナー直々の解説つき。左からmatohuの関口さん、堀畑さん、somartaの広川さん、そしてMCの干場さん。
三河木綿×matohu. matohuらしい、環境にとけこむやさしさとやわらかさにあふれています。
尾州ウール×somarta.…

あいちテキスタイルフェス 登壇のお知らせ
あいちテキスタイルフェス2026 エスパシオ ナゴヤキャッスルにて開催されます。
明日2月14日(土)、尾州ウールに関するトークセッション(第4部)に登壇いたします。
入…

NHK 4K「プレミアムカフェ」に出演しました
2日がイブ・サンローラン、3日がアントワープ芸術アカデミー、そして4日がヨウジヤマモトでした。
渡邊あゆみアナが大学のイギリス科のレジェンド的先輩で、今回、初…

