
A person often meets his destiny on the road he took to avoid it
Netflix 「愛の不時着」(Crash Landing on You) 全16話観了。後半は「南」が舞台、そしてラストがスイスで美しすぎるエンディング。
「冬ソナ」や「星から来たあなた」にはまった人はぜったいズブズブになってますよね。脚本は、「星から~」と同じ作家パク・ジウンのようです。ユン・セリの涙につられ、最後はペットボトル3本分くらい(←おおげさ)涙を搾り取られました。脇を固める「北」のおばさんたち、4人の若い兵士たち、もうひとつのラブストーリーを構成するソ・ダンとク・スンジョンもそれぞれによい味を出していて、ご都合主義は多少ありながらも愛とあたたかさで包まれるような最高の盛り上がりでした。韓国ドラマは、やはり期待を外さない。
笑った言葉。「顔天才」=イケメン。「母胎ソロ」=恋愛経験のない男。
"A…

Congratulations! 15th Anniversary: The Prince Park Tower Tokyo
芝公園のザ・プリンス・パークタワー東京は、4月11日、開業15周年を迎えました。
おめでとうございます。
今はこのような時期ですが、これからもずっと都心のオ…

Study To Be Quiet
集英社インターナショナルのウェブサイトで特集「コロナブルーを乗り越える本」が公開されています。
私も3冊、ピックアップしてコメントしました。
「ステイホーム…

Beauty and Seduction is Nature’s Tool for Survival
Disney Daily にてディズニープリンセスの衣裳を徹底解剖するという短期連載が始まりました。
第一回はシンデレラです。
ディズニーアカウントをお持ちの方のみ全文ストレスなく読めるということで恐縮なのですが、もしお持ちでしたら、ディズニ閉園中の束の間の現実逃避にお役立ていただければ幸いです。こちらでも全文お読みいただけるかもしれません(期間が有限かも)。
"Beauty…

To give anything less than your best, is to sacrifice the gift
何日か前、知人から、日本フェンシング協会の太田雄貴さんの呼びかけに応じて本を寄贈してくれないかというご相談をいただきました。
ナショナルトレーニングセンターが使用停止となるなか、選手たちは本を読むべきだと太田さんは考えたそうです。「本を読めと大人たちは言うけど、何を読んでいいのかわからない。だからお勧めの本を送っていただきたい」。
もちろん賛同し、私なりに選手の現在や未来を想像し、5冊選んで贈りました。
するとなんと、思いがけず、日本フェンシング協会から「お礼」としてレアなスポーツウェアが送られてまいりました。ナショナルチームが着用しているトレーニングウェアだそうです。わお。なんだか「えびたい」のようで恐縮しつつも、感激しております。
ちなみに。フェンシング選手の活躍を祈念しつつ選び、推薦メッセージつきでお送りしたのは次の5冊。
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Inspiration usually comes during work, rather than before it
LEON 編集長の石井洋さんより「アパレル全史」の力強いご紹介を賜りました。こちらです。
発売して3か月経ってもあちこちでご紹介いただけるのはほんとうにありがたいことです。
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Angry fans are scarier than anti
北日本新聞別冊「まんまる」5月号が発行されました。
連載「ファッション歳時記」第104回は「パンデミック ファッション業界の反応」です。
この原稿を書いたのは3週間ほ…

Something to feed the soul when nothing else does it in their life
家の近くのハナミズキが咲き始めました。例年より早い。青い空と白い花のコントラストが鮮やか。
〇The English Game (Netflix) 観了。
ダウントンアビーの縮小ボーイズ版といった印象でした。イギリス史が好きな方、19世紀末メンズファッション&レディスファッションが好きな方、サッカー史に関心のある方には楽しめると思います。ジェントルマンシップの一端もわかります。万人受けは難しい、マニア好みの作品。
"Look…

We will succeed — and that success will belong to every one of us.
President Woman Spring で「アパレル全史」をご紹介いただきました。ありがとうございます。
これから社会人になる女性にとても参考になる記事が掲載されています。
〇JB…

To Infinity and Beyond
Men's EX 5月号発売です。特集「スタイルある名作映画に学ぶお洒落メソッド」。巻頭言を書きました。
各国のスーツスタイルばかりでなく、カジュアル、ドレスダウン、小物使いなどなど、多岐にわたるチェックポイントから映画が選ばれており、それをどのようにスタイルに落とし込むかという実践まで考えられています。そんなこと知らなかった!! そもそもそこまでの細部に気づくのか! というか知ってどうする! という超オタクな小ネタたちにも驚かされます。イラストも秀逸。特集の最後は、綿谷画伯がバタクの中寺さん制作によるフレッド・アステアにインスパイアされたスーツを着るという締め。こんな映画特集、なかなかありません。映画愛、ファッション愛にあふれた編集部渾身の一冊。保存版です。
ステイホームで少し生まれた時間は、名作映画をファッションという視点から鑑賞する過ごし方はいかがでしょうか。
映画はセリフも練られているので、ボキャブラリーが増えるのもよいですね。コロナ終息後には、マニアックな方々と映画談義を楽しみたいものです。
(Click…

The Politics of Decency
内田樹先生の「サル化する世界」(文藝春秋)。行き詰っている諸問題について、理由を明快に示し、処方箋を示す。良き時代の人文学の叡智の結晶のようで、こういう方々が一等星のように活躍していた時代を懐かしく思いながら、深く共鳴しました。以下、個人的な備忘録的なメモの一部です。滋養になることばがぎっしり。みなさんはぜひ本書をまるごと体験してくださいね。
・今の社会の生きづらさの本質とは「身のほどを知れ、分際をわきまえろ」という圧力が日本社会のすみずみにまでいきわたっていること。この「身のほどを知れ」という圧力は、表面的には「自分らしく生きる」という教化的なメッセージの美辞麗句をまとって登場してくる。
・今の日本社会は「成熟する」ことを「複雑化する」ことだということを認めていない。成熟するとは変化することである、三日前とは別人になることである。もし、国民が成熟を止め、変化を止め、どれほど時間が経過しても「刮目して相待つ」必要がなくなったら、その国ではもういかなるイノベーションも、どのようなブレークスルーも怒らない。
・倫理とは他者とともに生きるための理法。どういうルールに従えばよいのか。「この世の人間たちがみな自分のような人間であると自己利益が増大するかどうか」を自らに問えばよい。倫理というのは、今ここにいない未来の自分を、あるいは過去の自分を、「そうであったかもしれない自分」を、「自分の変容態」として受け入れること。そのようなすべての自分たちに向かって、「あなたがたは存在する。存在する権利がある。存在し続けることを私は願う」という祝福を贈ること。
・人間とはおのれの起源を知らないが、おのれの起源を知らないということを知っているもののこと。「仁」とは「過去と未来にリアリティを感じることのできるひろびろとした時間意識」。
・孔子は「述べて作らず」と宣言した。かつて賢者が語ったことばを私は祖述しているに過ぎない、と。実際には孔子はかなりの部分までは彼のオリジナルな知見を語っていたのだと思う。でも、自分のオリジナルな知見をあえて先人の祖述であると「偽った」。それは、孔子にとって、語られている理説の当否よりも、「私は遅れてやってきた」という言明のほうが重要であったから。祖述者という設定によって、孔子はおのれの起源を創造しようとしたのである。「遅れ」という概念を説こうとした。
・国政が誤ったときこそ全国民がその失敗に責任を感じ、挙国的な協力体制を形成しなくてはならない。そうしないと国の衰微は止まらない。できるだけ多くの人がこの失政に責任を感じて、自分が後退戦の主体であると感じるためには、それに先立って、できるだけ多くの人が国策の形成に関与しているという実感をもつ必要がある。民主主義とは本来そのための制度。
・「品位ある社会」とは「その制度が人びとに屈辱を与えない社会である」。ある制度が人にとって屈辱的であるかそうでないかを決定するのは「コンテンツ」ではなく「マナー」。
・「公人」というのは、反対者を含めて組織の全体を代表するもののこと。野党に対して相対的に高い得票や支持率を得ているというだけのことで、与党のトップがあたかも全国民の負託を受けたかのようなことを言う。そのことに対してどこからも原理的な批判がなされない。本来、内閣総理大臣は一億二千万の国民を代表する「公人」でなければならない。
・気まずい共存。
・自分たちの国には恥ずべき過去もある。口にできない蛮行も行った。でも、そういったことも含めて、今のこの国があるという、自国についての奥行きのある、厚みのある物語を共有できれば、揺るがない、土台のしっかりした国ができる。抑圧されたものは必ず症状として回帰してくる。
・アメリカという国は、国内にそのつどの政権に抗う「反米勢力」を抱えている。この人たちがカウンターカルチャーの担い手であり、僕たちがアメリカ政府に怒っている以上に激しくアメリカ政府に怒っている。それゆえに僕たちはアメリカの知性と倫理性に最終的には信頼感を抱くことができた。反権力・反体制の分厚い文化を持っていること。これがアメリカの最大の強み。タフな物語の必要性。
・論理は跳躍する。目の前に散乱している断片的な事実をすべて整合的に説明できる仮説は「これしかない」という推理に基づいて、前代未聞のアイディアを提示する。凡庸な知性においては、常識や思い込みが論理の飛躍を妨害する。例外的知者の例外である所以はその跳躍力。論理的に施行することによって、思考の速度を上げている。そして、ある速度に達したところで、飛行機が離陸するように、地面を離れて跳躍する。加速して、踏切線で常識の限界を飛び越えて、日常的論理ではたどりつけないところへに達する。
・論理的にものを考えるというのは、たとえ良識や生活実感と乖離するものであっても、最後まで追い続けて、この前提からはこう結論せざるをえない、という命題に身体を張ること。だから、人間が論理的に思考するために必要なのは、勇気。
・知性は、定量的なものではなく、疾走感とかグルーヴ感とか跳躍力とか、力動的なもの。知性的であることは、飛ぶこと。
・論理が要求する結論を、corollary…

Be prepared for everyone telling you you’re nuts.
Men's Precious 5月号、明日発売です。Amazon 予約は受け付け中です。
スーツ特集の巻頭言「テイラードウェアの未来」を書きました。
原稿を書いていたのは1か月ほど前ですが、この一か月でさらに状況が変わりました。式典や対面営業が激減して、スーツ需要も影響をうけております。Go…

Dream No Small Dreams
〇「広報会議」5月号で「アパレル全史」をご紹介いただきました。光栄です。ありがとうございます。
とても目立つよい位置です。下はソロ版です。
〇一か月以上、資料を読み込んで頭の中で熟成させていた4000字ちょっとの原稿を今日、一気に書いて提出。編集者から「読んでいて感動のあまり呼吸が荒くなりました」という嬉しいコメントをいただきました。苦労した甲斐がありました。というかノセ上手な優秀な編集者でございます。笑 活字になりましたらお知らせしますので、しばしお待ちくださいね。
〇読みながら爆笑した本。
(Click…

In 1885 the FA changed their rules to allow professional players.
〇ご案内しておりました、4月25日の朝日カルチャーセンターの講座は、感染症拡大防止のため、延期となりました。予定されていた4月のイベント、講演、研修など人が集まるタイプの仕事はすべて新型コロナ終息後に延期です。書く仕事に集中できるタイミング、と受け止めて、粛々と目の前にある仕事をします。
〇Netflix…

The music doesn’t come on a schedule.
〇The Nikkei Magazine Style 3月29日号。
「『007』のジェームズ・ボンドに垣間見る英国紳士の伝統と前衛」。インタビューを受けた記事が掲載されました。
インタビューを受けたのは3月中旬。今から比べればはるかに「のどか」でした…。対面で一時間話すことができたのですから。
この記事もボンド映画公開(4月予定だった)を想定して作られましたが、校了のころに、公開延期が決定。ボンドイベントに合わせた私のボンドウーマンドレス(心斎橋リフォームの内本さん制作)も着るあてなく宙ぶらりん。はたして11月に本当に公開できるのかどうか、それすらも危うくなってきました。
〇Netflix…

Frivole by Van Cleef & Arpels
長期戦になりそうな重たい空気が続いておりますが、ヴァン クリーフ&アーペルズより心がふわっと明るく軽くなるお花が届きました。
ヴァン クリーフは今年、フランス…

Reading maketh a full man; conference a ready man; and writing an exact man
ロックダウンへ向かうぎりぎりの緊迫感が先週の比ではないことを肌感覚で実感します。
多様な情報が飛び交うなかですが、あわてふためいても騒いでも誰にも何もいいことがない。
社会的距離を保ちつつ、オンラインを駆使して、自分ができることを着実におこなうのがまずは基本姿勢ですね。
コンサルタント案件、大学の講義など、対面でおこなわれていた仕事はZoomになりました。これはこれで慣れていかなくては。
〇WWD…

Somewhere in the world, the wrong pig met up with the wrong bat.
Netflix で配信されているソダバーグ監督のContagion 。2011年の作品ですが、まさに現在、世界で進行中のことが生々しく描かれている。そして遠くない未来。おそらくこのままいけばこの映画のようにワクチンをめぐる闘争も起きるのだろう。
描き方もソダバーグらしく、淡々淡々と起きていることを映していくことで生々しく感覚を刺激する。ラストに持ってきた「起点らしきもの」の描き方もあながちSFとは思えず。
予言のような映画。Social…

The fundamental issue is the moral issue.
「シン・ニホン」に続き、安宅和人さんの本。「イシューから始めよ」。聞いたことがあっても実態がよくわからなかったコンサル用語もバンバン出てきて勉強になるとともに、ビジネスパーソンは基礎的教養として読んでおくと互いに「今自分たちが何をやろうとしているのか」についての理解が早まり、仕事が進めやすくなる類の本。もっと早く読んでおくべきだったと背筋が伸びる思いがした。とはいえ、知的生産の方法としては、人文学の訓練でたたきこまれた「論文の書き方」にも通じるなと納得。ただ、人文学は人間の在り方にも関わるので「犬の道」的な回り道がともすると逆説的な豊かさに結びつくことがある。でもビジネスでこれをやっていると疲弊するだけ。そこが人文学とビジネスの成果主義との違いかなあ。人文学は経済的に余裕のある豊かな時代しかまともに成立しえないということ、あらためてひしひしとわかる。
以下、備忘録的なメモです。これだけ読んでも何のことやら、と思われたら本書をお読みくださいね。
・「悩む」=答えが出ない。「考える」=答えが出るという前提のもとに建設的に考えを組み立てること。
・バリューのある仕事は、イシュー度と解の質から成る。イシュー度とは、自分のおかれた局面でこの問題に答えを出す必要性の高さ。バリューのある仕事をして世の中にインパクトを与えようとするなら、イシュー度こそが大切。
・意味のない仕事を断ち切ることこそが大切。「正しい問題」に集中した「正しい訓練」が成長に向けた鍵となる。
・情報をかみしめる人、つまりさまざまな意味合い、価値、重さを正しく理解できる人。
・そもそもこれは何に答えを出すためのプロジェクトなのか、というイシューを明確に共有すること。
・よいイシューの表現は、whyではなく、where,…

It is a happy chance to continue to love a changed person.
婦人画報.jpの連載を更新しました。こちら。
こんな時代にフォーマルウェアなんて。
なのですが。こんな時代にもこれほどすばらしいフォーマルウェアを作り続けるデザイナー、白のバリエーションをこれだけ豊かに作れる桂由美さんのようなデザイナーがいるということ。日本は誇るべきだと思います。
本文より一部抜粋↓
「世界がどのような状況にあろうと、個人の人生は続きます。人生における一生に一度の節目、かけがえのない幸福の瞬間は、丁寧に祝いたいものです。苛酷な世界の状況に無頓着でいいというわけではありません。考えなくていいわけがありません。
ただ、最悪に見える状況のなかでも、私たちは幸福を分かち合うこと、愛を育てていくこと、支え合うこと、成長することができる。そんな人間としての尊厳を、世界が苦境にあるからこそいっそう大切にしたいと思います。一生に一度の神聖な節目は、堂々と祝いましょう。大勢を招く必要はありません。感謝したいごくごく大切な少数の人たちとともに。いやむしろこの時期であれば、パートナーと二人だけ、あるいは自分ひとりだけでもいいではありませんか。新たな門出に立つことができたこれまでの努力をねぎらい、より強い未来を創る覚悟を決めるために、神聖で清らかな光を放つ白いフォーマルウェアを着て、晴れやかに祝いましょう。」
私には縁のなかったアニバーサリーではありますが、そのような幸せがあるということは理解できますし、心から祝福できます。だからこそ書きました。世界が祝賀自粛ムードであっても、どうぞ堂々と、アニバーサリーを祝ってくださいね。
桂由美さんの圧巻のデザインにはあらためて敬服します。
"We…

