
バッファロー・ソルジャー
Tae Ashidaショーのあと、原宿ラフォーレミュージアムでのReturn of the Rude Boyのお披露目レセプションへ。ルードボーイとは、1950~60年代後半に起きた、ジャマイカ発ロンドン生まれのサブカルチャー。「やんちゃ」「不良少年」という意味ですが、移民のアイデンティティを表現した個人主義的なスタイルでもありました。
明治大学にも来てくれたスタイリストのハリス・エリオットいわく、そのココロは、「私はバッファロー・ソルジャーだ。挑戦はすべて受けて立つ」(展覧会掲示コピーより)。
レジェンドになっているDJ、ドン・レッツも登場。レゲエ、ソウル、カリブをロックにミックスし、ルーディーの文化をバックアップした彼は、「かっこよさは目の輝きで決まる」と。
モッズ、ロッカーズなどの「トライブ」を先駆けたルードボーイは、最初のブリティッシュ・サブカルチャーであったと同時に、もはやこれ以上新しく紹介されるブリティッシュカルチャーはおそらくない、という意味で、「最後の」ブリティッシュ・サブカルチャーでもある。
会場はルードボーイズでほぼぎゅうぎゅう詰め。Tae…

Alice in Wonder City
20日におこなわれたTae Ashida の秋冬コレクション、グランドハイアットにて。「不思議の国のアリス」のBGMに合わせて披露される、胸騒ぎが起きるような斬新でミステリアスなコレクション。ラップ風ジャケットとスカートで作るシルエットや、ワンピースにフードつきベストをあわせて作るレイヤードスタイルは、従来のアイテムの組み合わせからは生まれない新鮮さにあふれ、はっとさせられる。ラストの数着のソワレは、ドラマティックな音楽効果もあいまって、あまりの美しさに涙が出たほど。毎シーズン、エレガントに挑戦を続ける多恵さんには、いつも大きな刺激を受ける。リスペクト。
写真は、ショーを無事成功させた多恵さんと。着ているのは今シーズンのTae…

The Dandy Style
日本経済新聞広告特集18日(水)付け 阪急メンズ The Dandy Style 巻頭エッセイを書きました。

ファッション史講座「シャネル、ディオール、そしてサンローラン」
明治大学リバティアカデミー 春期講座の受付が始まりました。 今期はオープン講座としてファッション史の講座をひとつ担当します。「シャネル、ディオール、そしてサンローラン ブランドの創始者とブランドの現在」。…

カバーボーイの睥睨
伊勢丹メンズが発行する冊子「Then Gentlemen Makers」。次号の「Japanese Dandy」紹介企画で談話。チャーリー・ヴァイスのサロンにて。 後ろ左からJDディレクターの河合正人さん、中…

cigar & dandyism
六本木のシガーバー「ル・コノスール」にて、島地勝彦さんと対談のお仕事でした。
2時間ほど室内にいたら、すっかり薫製になった気分でした…。
ウェブマガジン「現…

時を経るからこそ得られるもの
神宮前のRust Londonが改装され(なんとすべてDIY!)、渡英17年、現在はワイト島で暮らすデザイナーの内海直仁さんが3年ぶりに来日して、今日まで受注会をおこなっています。2階のメンズフロアはイギリスの新しい「クリエイティヴ・クラス」の心意気を感じさせてくれる空間になっています。
Rust…

コートがつなぎに(メンズウエア解剖 5)
メンズウエア解剖、その5。モーターサイクルコートです。マッキントッシュ製、1942年のもの。
まず、このようにコートの内側のベルトに足を通します。その後、内…

敬礼すると服は乱れず手の動きだけが美しい(メンズウエア解剖 4)
メンズウエア解剖 その4。主にコーチマンの制服。
coachman とは、馬車の御者ですね。大きなお屋敷などでは、馬車の扉を開け閉めして、主人や客人を送迎する担当者も、コ…

ヨーロッパとアメリカの美意識の違い(メンズウエア解剖 3)
ヴィンテージ・メンズウエア解剖 その3。ハンティングジャケット。狩猟用のジャケットで、多くのカジュアルジャケットの原型にもなっています。これは1920年代ごろ、フランスの服。
ハンティングジャケットの常ですが、動物をモチーフにしたボタンがついています。このジャケットには、下のようなイノシシ×ベルトのボタン。Ecoute…

ギャザー誕生の理由(メンズウエア解剖 2)
長谷川彰良コレクション、ヴィンテージ・メンズウエア解剖シリーズ その2。シャツです。
1880年頃のメンズシャツ。リネン製。やはり長い。
ホームスパンのデニムシャツというかスモック。中央、そでに美しくギャザーが寄せられ、細かく目の詰まったステッチと刺繍が施されています。
これを分解した彰良氏の解説に目からうろこだったのです。このシャツはほとんど「直線」で作られた「四角い服」なのだそうです。なぜそうするかといえば、生地の無駄を省くため。一般に、シャツを作ると生地の20~30%は無駄になるそうなのですが、このシャツの場合、ほぼ10%しか無駄にしておらず、ぎりぎりまで布地を有効利用している。
でも「四角い服」だと、動きにくい。そこで、首の部分や袖の部分には三角の布を当てて動きやすい工夫をするうえ、とくに動きの大きな部分には、ギャザーを寄せてゆとりをもたせる!
つまり、ギャザーはたんなる装飾ではなく、あくまで必要から生まれた工夫であるというわけですね。
to…

トレードルートがもたらす冒険、ラグジュリー、デカダンス
ペンハリガンの新作「トレードルートコレクション」の発表会、コンラッド東京のエグゼクティブスイートにて。
19世紀後半のイギリス帝国の貿易ルートがもたらす贅沢品やレアものからインスパイアされて作られた3種の新作「ロタール」「エンプレッサ」「ラヴァンティウム」。その新作から私自身が連想したヴィクトリア朝イギリスの光と影に関するサロンレクチャーをさせていただきました。
(服地のマルキシ三代目社長、岸秀明さん撮影の写真。ありがとうございました!)
コンラッドのスイートから見える夜景に、当時のロンドンの港の風景を重ね見てほしいというスタッフの情熱は、各香水をイメージして飾られた部屋のディスプレイからも熱く伝わってきました。
当時のティークリッパーとしておそらくもっとも有名なカティサークの模型も飾られました。船首にはしっかり、馬の尻尾をつかんだカティサーク(短いシュミーズという意味です)姿の魔女のミニチュアもついてます。ご協力くださったのは、Model…

End of the 2014 AW Season
「2014AW最後の授業」が続々終了。一抹のさびしさと安心感と達成感。プレゼミも終了。今年度も超個性派ぞろいで、想定外のできごとが多々ありましたが、終わりよければすべて…

2014年の終わりに
2014年もあっという間に終わろうとしています。昨年の大みそかに何を書いていたか見直してみたら、「あれもこれも収束せず来年に持ち越し」みたいなことを書いていて、なん…

おとなのティーパーティー ご来場ありがとうございました
20日(土)のシンポジウムを終えて最終便で富山へ、21日(日)は「まんまる」創刊10周年記念おとなのティーパーティーでした。第一ホテルにて。100名募集のところ180名もの応募…

ヴォーグ×ディオールの夜
10月末に登壇させていただいたVogue Night at Esprit Diorのレポートが公開されています。
お時間の許すときにでもご笑覧くださいませ。
http://luxelife.vogue.co.jp/_feature/cdc/141201/
エスプリ・ディオールでは、10月のヴォーグ、11月の日仏フレグランス文化財団、12月のフォーブズ、と三度にわたり印象深い登壇の機会をいただきました。
それぞれに聴衆が異なるのでまったく違う話をしましたが、おかげさまでディオールのことならなんでも聞いて(笑)くらいの勢いで学ぶことができました! 心より感謝します。

女性エグゼクティヴの目の輝き
2日(火)夜におこなわれたForbes ×Dior のイベントにおいて登壇させていただきました。銀座エスプリ・ディオールにて。
オーディエンスは、このForbes女性特集号に出ている方や女性読者の方々で、日本のビジネス界を代表するそうそうたるメンバーがずらり。
女性エグゼクティヴのファッションというか暗黙のドレスコードの変遷をメインの話題として、海外から見た「日本らしさ」をディオールをがどう表現しているかといった話などを。とても楽しんでいただけたようで、ほっと安心。。。
ご参加のみなさまそれぞれが個性の立ったファッショナブルな装いで、なによりも目の輝きが強い! 好奇心旺盛でオープンマインド、場を楽しもうという明るい意志にあふれているのです。私が逆にエネルギーのおすそ分けをいただき、日本の経済界の頼もしい未来を見せていただいたような、鮮烈な印象が残ったイベントでした。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
Forbesの編集長、高野真さんも、ディオールのスーツで。
実はこの日、乗るはずの電車が折悪しく人身事故で不通、タクシーも大行列で乗れず、というパニック状態のなか、畏友さつきさまがSOSに応じて車ですぐに助けにきてくださいました。結局、道路も大渋滞で進まず、紆余曲折あってなんとか登壇ぎりぎりの時間にかけこむことができました。打ち合わせをするはずだったのに長い長い移動時間となってしまったその間、どっしりと構えて出場のタイミングを合わせてくださったForbesのスタッフ、Diorのスタッフのみなさまの対応、MCの方の臨機応変なアレンジに、本物のプロフェッショナリズムを感じました。いつもそうなのですが、今回はとくに危機的な状況を多くの方々に支えられて乗り切ることができました。関わってくださったすべての方々に、深く感謝します。
Forbes…

回るドレスの裾が落ち葉を散らす
ヴァンサン・カッセル&レア・セドウの『美女と野獣』。歴史のリアリティとおとぎ話のファンタジーとCGによる迫力あるアクションと俳優のセクシーな魅力がすばらしいハー…

美は、力
2015ミスユニヴァースジャパン富山大会基調講演に登壇させていただきました。
一次選考通過者を含む、なんと定員超えの110名の方々にご来場いただき、熱気冷めやらず。自分…

チャーリーのパーティー
チャーリー・ヴァイスに誘っていただき、J Waveで収録でした。
番組は"Chalie's Party" 写真家のハービー山口さんとパーティートーク。予定にない話で盛り上がり…

