
Archives: Richesse Oblige, World Social Calendar
2014年、2015年ごろのリシェスの連載を中心に、新しくpdf化したアーカイブ記事です。なぜだか「magazine」欄のタイトルからpdfに飛べなくなってしまったので、問い合わせ中です。まずはこちらにまとめてアップしておきます。
富裕層向けの雑誌なので、内容も浮世離れしておりますね。
お時間のゆるすときあれば、ご笑覧ください。
<連載:リシェス・オブリージュ 富の品格>
リシェス創刊号からの巻頭連載です。
第1回 富の品格
第2回 富裕層とエリート教育
第3回 ファーストレディの責務と愛
第4回 音楽とチャリティ
第5回 『富と名声』が向き合う環境問題
第6回 ブランドによる伝統技術の保護
第7回 人々の幸福と植物
第8回 スポーツを取り巻く支援
第9回 未知を求めた旅の果て
第10回 人は、与えるものによって人生を作る
<連載:…

To stay a sane person, you must have a personal life. / 逆効果の広報
昨日の朝日新聞の鷲田先生コラム。
「渋好み」を説明するのにこのめんどくさい感じ、いいですね。渋い。
☆☆☆
以下は、最近、目に余るなあと思うことに対する苦言。
広報やマーケティングの方法に唯一絶対の正解はないけれど、明らかにこれは逆効果だろうと思われることが横行しています。
一度、名刺を交換しただけの人に、メルマガばりに不特定多数向けの広報メールを勝手に送りつけること。よかれと思って送っている方、ほんとうに宣伝効果があると思っていらっしゃいますか?
正直に申し上げますと、早急に返信の必要な仕事の大量のメールの合間に、この手の宣伝メールが入ってくるのは、決して好感をもてることではありません。
「名刺交換させていただいた方にお送りしています」という注意書きが入っていることが多いですが、こんなことが常態としておこなわれるならば、名刺交換することさえ恐怖になります。「一斉メールは不要です」といちいちお断りするのも気を使い、せっかくお会いした方なので、その旨を丁寧に書きますが、それはそれで時間もとられます。
ほんとうにその企業なり人なりのコアなファンで「ぜひ読みたいから送ってください」という顧客の方にのみお送りされたらいかがでしょうか? それこそお金を払ってもメルマガとして読みたい、というくらいのファンであれば効果的かもしれませんが、そうでない場合、かえって企業のイメージは、宣伝メールが送りつけられてくるたびに、「コミュニケーションの何たるかも知らない迷惑な会社」として、下がるばかりです。(ご自分が受け取る立場になって想像してみれば、すぐにわかることだと思います。)
迷惑メールが来ないかぎりにおいて、御社のご発展を心よりお祈り申し上げております。
"There…

The Art of Thinking Independently Together / Nikkei The Style 「ブランドの事業継承」
日本経済新聞 日曜版Nikkei The Style .
本日は、ブランドの事業継承について書いております。データを集めるのにかなり苦心し、実際におこなった取材も涙をのんで紙幅の都合などでカットし……という幾多の苦労を乗り越えての凝縮された1ページです。ご協力を賜りながら泣く泣く取材内容をカットしなくてはならなかったブランドのご担当者さま、ほんとうにごめんなさい。お話は無駄にしないよう、なにかの機会に活かします。心より感謝申し上げます。
DVF。期待されたジョナサン・サンダースもあっという間に退職。
RL。ステファン・ラーソンは多額の退職金と共にすぐに退職。
CK。ラフ・シモンズを得て、うまくいっている例。
でもこういう記事をいくらたくさん書いたところで「業績」の足しにもならない、と面と向かって言われたこともありましたね。
いろいろな価値観があります。どうも私はだれか知らない人が作った制度や価値観のなかで「そういうものだ」と言われるままに収まっていることが耐えられないようです。
そんな世界もあるし、違う世界もある。今日の記事は苦労して凝縮しただけあって、一字の無駄もなく、面白いと思います。読んでみてくださいね。
<追記>
スキャンした記事をアップしますね。
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ところで、プロフィル写真を4年ぶりくらいに更新しました。
このギャグすれすれな「(笑)」という感じ、どこまで伝わるかわかりませんが。撮ってくださったのは日比谷のフォトスタジオOPSISです。マリア・カラス風のイメージでお願いしたら、こうなりました。不評だったらその時はその時、また別のバージョンで撮ればよいわ。同調から抜けられず口先だけ多様性を唱える社会に対してうんざりするのも飽きたので、一人多様性。笑
"Diversity:…

和洋混合礼装をなぜ奇妙と思わない? / 「モードは語る」
日本経済新聞土曜夕刊連載「モードは語る」。
本日は、日本特有の礼装「カップルなのに男性はモーニング、女性は黒留め袖」の起源について思うところを書きました。ぜひ、読んでみてくださいね。
参考文献は、先日ご紹介いたしました小山直子さんの著書です。
みなさん、あの和洋混合の礼装を奇妙だと思っていないんでしょうか? 式場に和洋とりどりの装いの方がいらっしゃるというのはとても素敵だと思いますが、カップルなのに和洋別々、というのは何なのでしょうか。「そういうものだ」というふうに式場から言われるから、まわりがみんなそうしているから、よけいなエネルギーを使わないように従っておく、という方が圧倒的なのではないのかと憶測するのですがいかがでしょう…。
私はそういうのが耐えがたいのですよね。なぜ明らかに奇妙な組み合わせなのに「みんながそうしているから」「これまでそういうものだったから」という理由だけで従わなくてはならないのか。
せめて起源を知りたい、最初に「決めた」のは誰なのかを知りたい、そんな奇妙な組み合わせを平気で「そういうものだ」ということにしてしまえるメンタリティの仕組みを明らかにしておきたい、と考えながら読んでました。
それにしても、「みんなそうしているから」という意味不明の理由だけで周囲と同じことをするなんてまったく理解できない、という性格ゆえに、しなくてもいいソンをしてしまっていること多々でした(今もだが)。自分ひとりだけだったらすがすがしく生きていられるけど、子供までそんな背中を見ているから「巻き添え」にしてしまったな、と哀しく思うこともあり。
がっちり日本的な組織人が言う「個性が大事」「多様性が云々」は口先だけのことが多い。今年初め、あるファッション関連の団体のパーティーに出席したら、1000人ほどの出席者のうち女性は一割もいなくて、全員、誰が誰だか見わけがつかないダークスーツ。そして壇上でスピーチする、ダークスーツ軍団の中の一人が「多様性に向けて……」とか話している。シュールでした。
<追記 アップしますね>
☆☆☆
さて。フォーマルウエアの話題ついでに、以下、お知らせです。
「一般社団法人日本フォーマルウエア普及協会…

Let a hundred flowers bloom… / 観桜会2018 高輪貴賓館
グランドプリンスホテル高輪の貴賓館にて、「観桜会」2018。貴賓館の歴史は1911年までさかのぼります。竹田宮家の邸宅として建てられました。
こちらは氷の彫刻です。桜のはかなさ、氷のはかなさを思うと、最高の一瞬の美しさを愛でられるのはなんと幸せなことかと思う。
東京シティエリアの各プリンスホテル(品川プリンス、グランドプリンス高輪、新高輪プリンス、ザ・プリンスさくらタワー、東京プリンス、ザ・プリンスパークタワー、ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町)のシェフが、一堂に会し、自慢のお料理をその場でサービスしてくださるなど、すばらしいおもてなしでした。
オリジナルの桜カクテルも美味。各種の珍しいお酒もふんだんに用意されておりました。
なによりも統括総支配人はじめ、各ホテルの支配人がタキシードで、そして女性の統括や広報担当者はお着物姿でゲストをお迎え。マーケティング担当の男性社員は、桜色のネクタイやポケットチーフでもてなしてくださいました。女性の華やかな装いはもちろんなのですが、男性が美しく正装していてくださると、場の格が一気に上がりますね。
レイチェル・チャンさんの明るい名司会によって各GMの個性も引き出され、トークも盛り上がり。
統括支配人の武井久昌さん(中央)はじめ、各ホテルの支配人。ダークダックス風のポーズで。実は各ホテルに社員によるミュージックバンドがあるそうです。こんなポーズが一瞬で決まるのもさすが。
General…

江戸切子展 始まります
藤巻百貨店プロデュース、過去最大級の江戸切子展が、いよいよ今日から3日間、開催されます。
銀座東急プラザ キリコラウンジにて。
匠の技のバリエーションを間è…

A Historian without an archive is a person like without a memory
新たにアーカイブ入りしたpdfです。順不同。お時間の許す時あれば、ご笑覧くださいませ。その他アーカイブに関しては、「etc.」でご覧いただけます。
・2017年5月6日 「ネイビーは勝利の色」(Men's…

All genuinely intellectual work is humorous.
ファッション誌を見ていて湧いてきた疑問。
なぜ、「知的なファッション」となると、無彩色だったり、ミニマルだったり、反・色気だったりに偏るのでしょうか?
カラフルで、デコラティブヴで、セクシーな「知的ファッション」だっておおいにアリでしょう。
私が「この人、痴的なフリして知的だ!」と感動する人はみな、セクシーでカラフルでデコラティブなんですよ。
ミニマルな無彩色が「知的」なイメージを伝えやすいというのは、わかる。そのコンセプトに異を唱えるものではありませんが、ステレオタイプなイメージの枠どまりになっていることそのことじたいが、想像力の貧しさを感じさせる。
"All…

Fashion gets in your blood. / Catwalking
超大型本です。届いてびっくり。フォトグラファー、クリス・ムーアが60年にわたって撮り続けてきたファッションショーの写真のなかから、時代を象徴するような写真が選び抜…

「礼服」とは? / 「フロックコートと羽織袴」
350ページほどある本格的な学術書で、この手の研究書を読み慣れていない方にはハードルが高いかもしれないのですが、興味のある向きにはお勧めです。小山直子さんの『フロヅ

Elegance is a factor that decides between success and failure.
地元の桜も愛でておかなくては。月の初めのお参りついでに、車で数分の寺家ふるさと村です。悠々とした時間が流れている場所です。以下、写真集です。
"The greatest discovery…

Celebration of Humanity / The Greatest Showman
The Greatest Showman.
19世紀の興行師PTバーナムの伝記ミュージカル。六本木ヒルズのスクリーン7(+200円の大きなスクリーン)がほぼ満席で、終了後、熱のこもった拍手が起きていた。映画館で、しかも試写じゃない一般劇場で、さらに公開からずいぶん時間がたった映画で、終了後に拍手を聞いたのはおそろしく久しぶり。(というかほぼ記憶がない)
ふだんは退屈そうにしている次男も「これは面白かった」と夢中になって観ていた。スクリーンからパッションと幸福感があふれ出しているような、力強いエネルギーにあふれたミュージカル。
生涯、世の中を楽しませ、騒がせながら、波乱の人生を送ったバーナムのエピソードをもれなく詰め込みながら、「ヒーローズジャーニー」にも通じるストーリーとしてまとめあげ、誰が見ても楽しめるエンターテイメントに仕上げた制作者がすばらしい。出演者もそれぞれに見せ場があって、それぞれに魅了される。チャリティ役のミシェル・ウィリアムズの善良さと賢さ、見習いたい。チャリティのお父さんも、ひどいことを言うのだけどなんだかんだと娘と娘婿を信じているような行動をとっているのがいい。新聞記者が"Celebration…

Turn your scars into stars. / Cherryblossom 2018
「千鳥が淵」に近い会場でアンティークコインのセミナーでした。帰途、ライトアップされた夜桜を見ながら歩く至福。以下、夜桜の写真集です。
Mysterious and profound serenity. "The…

江戸切子桜祭り 2018 ウェブ投票はじまりました
藤巻百貨店プロデュース、日本最大級の江戸切子の祭典、江戸切子桜祭り2018年。4月6日~8日に東急プラザ銀座キリコラウンジで開催される新作展に先立ち、みなさまもウェブ投祅

創業者の強い個性をどのように継承するのか
東京銀座ロータリークラブの昼食講演会にお招きいただき、登壇しました。銀座東武マリオットホテルにて。
テーマは「時代をつくりあげたデザイナー、そのスタイ…

褒めの効用
人を褒める効用についての、澤円さんの記事。
私も人を褒めまくるタイプです(ブログをご覧になっている読者の方にはとうにおわかりかと思いますが。笑)。自分の状況がè‹…

Refreshing trip / The Prince Gallery Tokyo Kioicho
The Prince Gallery Tokyo Kioicho. 時間がとれないけどリフレッシュが必要なとき、遠いところまで旅行にいかなくても、非日常の世界にトリップできるホテルです。
部屋から見える寅

Tales of 8 / Levita
The Prince Gallery Tokyo Kioicho のスカイギャラリーラウンジ、Levita。
バーテンダーの阿部央(あきら)さんが「バカルディ・レガシィ・カクテルコンペティション」2018年度の日本大会で優勝し、メキシコで開催される世界大会に出場することになりました。
日本代表となったカクテルは、Tales…

Web転載 / GQ鼎談「ジェントルマンってなんだ?」
早くもウェブに転載されました。
GQ4月号掲載の「ジェントルマンってなんだ?」(大住憲生×中野香織×ファッションドリーマーD) こちらです。
干支ひとまわり分昔の、…

5年前、5年先
昨日は新宿のホテルで次男の学校説明会。知識を得るということがいとも容易くなったいま、得た知識をどのように表現するのか、いかに社会と接点を作って世の中に役立てていくのか、熱中できるニッチなことをどのように社会とからませていくのか、教育の主眼がそちらに移っているということを実感する。学校で授業をするならば、youtube…

