
「どこに焦点をあてるかで、現実が決まる」
折に触れて思い出すジョージ・ルーカスのことば。
“Always remember, your focus determines your reality.”
「どこに焦点をあてるかで、あなたの現実が決まる」
朝日新聞7月19日…

真夏の神仏習合
プレゼミ1期、4期のOGOB、そして私の講義を受けてくれている企業の社員の方たちも含めて、真夏のOBOG会。
4期(卒業して1年目)の女の子たちを花園神社に案内して、一通りの参拝を終えたあと、
新宿三丁目のキリストンカフェにて。Christ…

比類なきスーツ
何度も書いてますが、究極の憧れの女はやはりアイリーン・アドラーにヴェスパー・リンド。女には基本興味をもたない最高の頭脳をもつ男が「比類なき女」と認めた唯一の女が…

文化の盗用神経症
8日付、ボストン美術館のキモノウェンズデー中止についての記事に関しては、通常の300倍以上のアクセスがあり、やや驚いています。フェイスブックにあげた同じ記事には、まさかの1200を超える「いいね」と、260を超えるシェア。超有名人でもないかぎりこんな数字は見たことありません。国内でそんな大きなニュースにはならなかったゆえに、いっそう関心が持たれたのでしょうか。
この件に関して、ショーン先生からのご指摘で、さらに補足しておいたほうがよいと思ったこと。以下、フェイスブックのコメント欄にショーン先生が書いてくださったコメントを、勝手ながら私のほうで少し編集して、ご紹介します。
「現在の、社会的正義を気にする若いアメリカ人のなかには、文化の盗用に対する過度な不安(ニューロシス)があります。
彼らの考えでは、西洋人や白人は、非西洋文化やマイノリティー文化に対して主導権があります。西洋人や白人は、他国の文化を盗用することにより、人種差別やオリエンタリズムを助長する、と彼らは考えています。非西洋文化やマイノリティー文化の伝統的な服を着ることじたいが、人種差別、オリエンタリズムに該当する可能性があるというのです。
たとえば、ハロウィーンのコスプレパーティーに関して、ソーシャルメディアで69,000人にシェアされたブログがあります。「あなたのハロウィーンのコスプレは人種差別にあたる?」。そのなかでブログの書き手はルールをこのように説明します。「あなたのコスプレは他の人種や民族や文化からヒントを得たものですか? もしそうであれば、それは人種差別かもしれません」と。先住アメリカ、東アジア、日本やアラビアの伝統的な服のコスプレは、人種差別にあたる可能性があるというのです。着物を海外のマーケットで販売することを視野におくにあたり、さまざまな課題に直面すると思いますが、アメリカの「文化の盗用ニューロシス」はまさに課題の一つだと思います。http://everydayfeminism.com/・・・/is-your-halloween・・・/…

キモノ・ウェンズデー中止事件をめぐり
ボストン美術館の「キモノウェンズデー中止事件」。日本のメディアではなぜかほとんど報じられなかったのですが、海外、そして日本の中での海外コミュニティでは議論を巻き起こしています。
フェイスブックページも立ち上がり、私も参加して議論を見守っていたのですが、そのページにお招きくださった国際日本学部の同僚、ショーン・オドワイヤー先生がジャパン・タイムズにとても文化的な配慮の行き届いた記事を書きました。「キモノと文化の借用について」。ショーン先生と議論をしたなかでの私のコメントも最後の締めに引用してあります。光栄です。
以下、ショーン先生の論文のきわめて大雑把な超超訳です。きめこまかなニュアンスに関しては、Japan…

「最終的に人を幸せにするのがブランド」
老舗百貨店様の真夏の研修。
19世紀ジャポニスムから2016年のネオジャポニスム、過去・現在そしてこれから活躍する日本のクリエイターについてのレクチャー120分。雑多な取材経験や知識を総整理して、系統だててわかりやすく伝えるための工夫をぎりぎりまで考え抜くなんてことが、この猛暑のなかでできるのは、こうした機会があるからにほかなりません。暑い夏こそ、観光旅行に行くよりも、休暇を返上しても参加してくれる本気の社会人を前に研修講師をしているほうがはるかに楽しい。と心の底から思う私はかなり仕事中毒にやられたヘンタイなのかもしれません。機会を与えてくださいました関係者のみなさまに、あらためて心より感謝します。喜んでいただけたことが最高の暑気払いになりました。
東野香代子さんと、「ザ・ファッション・ビジネス」第5章の反省のような話をしていて、なるほどなあと納得した香代子語録。
・「最終的に人を幸せにするのがブランド。人はそれが良くて店に行く」
・「とにかくいろいろやって一割くらい結果が出るのが仕事。皆さんが見るのは出た結果だけですが、小さなことの積み重ねしかできないし、ダメ元と言われながらも瓢箪から駒が出ることもある」
この夏もあいかわらずレジャー欲も色気も食い気もなく、仕事に燃焼です。10代とか20代に聞いていたsummer…

「型」「イメージ」「枠」
知人の、そのまた知人が見つけてSNSアップしてくれていた「週刊エコノミスト」7月7日号の記事。
母校の富山中部高校編。鉄板は田中耕一さんや坂東真理子さん、高橋…

金融ミュージアム
三井住友銀行金融ミュージアム「金融/知のLANDSCAPE」が7月末オープンしました。
タッチパネルにふれると情報が流れてくる体験型ミュージアムです。
金融にはほとんど、という…

ハートフル、ソウルフル
ブルームーンの日は、仕事を通して多くの感動を分かち合ってきた広報ウーマン二人の転機の日でもありました。
仕事とプライベートの友人は全く別ものであるという話をしばしば聞きます。もちろん、両者の区別はきちんとつけるべきで、プライベートの友人を仕事にもちこむようなことはめったにいたしません。
しかし、その逆はあり。実際に自分の周囲を見渡してみると、プライベートで友人になった人は、仕事を共にしたことがきっかけになった場合がほとんどであることに気づきます。仕事の苦楽、達成までの道のりをともにしてこそ、その人の本質がよくわかり、強い絆を感じることができる……ということが私の場合、多い気がいたします。仕事の性格も大いに関係しているのだと思いますが。そもそも私はあんまり世間的な意味での「遊ぶ」こと(消費型レジャーとか観光旅行とか)に興味がない。仕事があればこそ、信頼できる友人も増えた、というのが偽らざる実感です。
そんなふうに、仕事を通して敬いあい、シンパシーを感じてきた女性ふたりが、長く親しんだ職場を離れ、新天地に挑むことになりました。衝撃大きく、その人との時間を振り返ってしんみりしてしまった、感慨深い一日となりました。
まずは、BLBGの広報だった岡田亜由美さん。初めてお会いしてから3年ちょっとほど経ちますが、数多くのお仕事やイベントをご一緒しました。どの瞬間も、忘れがたく、一瞬一瞬が、宝石さながらに輝いています。Ayumi…

ダーリンの名前が「ダーリン」
国際日本学部教員フォーラム。
森川嘉一郎先生のコレクションに(いまさらながら)感動する。1960年代の「Out」 とか「マーガレット」とか「りぼん」。「奥様は魔女」の主題…

ジェントルマンは三回……
メンズプレシャスブログ、更新しました。ご笑覧いただければ幸いです。
久々に恋した映画、キングスマンのご紹介。ほんとうはもっと語りたい!あれもこれも語り尽くした…

日本初の不正競争防止法違反による逮捕
海外ではノックオフ(模造品)の裁判を頻繁にやっているけれど、日本はノックオフ天国、だれも裁判をおこさないことをいいことに、やりたい放題がまかり通っていた。
そこに歯止めをかけたマッシュ社長、近藤広幸さん。快挙。というか「これと同じものを作ってくれ」と工場にもちこみ、廉価でECサイトで販売して、何年もの間、年間70億円も儲けていたというGio…

「こんな格好していて、悪い人なんていない」
評判のよくない東京五輪の「おもてなし制服」。たしかにダサいとは思いますが、ダサいことが必ずしも悪いことではない。
14日付朝日新聞の社会欄。最後の引用が、な…

真珠のなわとび
「それどころではない」時代であることはよくわかっています。しかし、それはそれ、これはこれ、アイザック・ウォルトンが17世紀、革命のさなかに「釣魚大全」を書いたような気持ちで、淡々とファッションビジネス界のことを書かせていただきます。第二次世界大戦中、「贅沢は敵だ」の時代でさえ、「千總」は職人技術を死守するために「着ることができない」超絶技巧着物を作り続けていました。どんな産業であれ、携わっている多くの人の生活があります。ご寛恕いただけましたら幸いです。
13日に三菱一号館美術館カフェにおいておこなれたミキモトコレクション2015-2016。
今シーズンの目玉は、長いネックレスとタッセルを組み合わせた「Skipping…

生花の飾りは、領地の証
10日、ファッションデザイナーの渋谷ザニーさんにゲスト講師としてご来校いただきました。
「黒色と生花」と題し、主にスペインにおける権力の象徴としての黒のモードと、…

「正確な」情報 vs. 「正しい」情報
先週3日、LEON編集長の前田陽一郎さんをゲスト講師としてお迎えし、「ファッションとは何か」「編集とは何か」「情報とは何か」について熱く語っていただきました。
生々…

夏の特講
昨年に引き続き、今年も三越伊勢丹百貨店社員研修において、ファッション史の講座を担当させていただきました。
メンズ、レディス、それぞれに分け、古代エジプトから2…

ブリティッシュスーツ、最強
「キングズマン」の試写拝見しました。
久々に、恋をした気分になれる映画に出会いました。
コリン・ファースと新人タロン・エガートンのスーツアクションに萌えます♡ というかもうかっこよすぎて息がとまります。
詳しくは後日、別媒体において記事として書きます。
「キックアス」のマシュー・ヴォーン監督、いい仕事してます。あのキッチュなヴァイオレンスシーンのセンスに笑える方であれば(ここ、けっこう重要。あのセンスについていけない人は後半キビシイかも)、全力でお勧め。
写真はすべてKadokawaさんよりご提供いただきました。
「キングスマン」
9月11日(金) 全国ロードショー
配給:KADOKAWA
(C)2015…

SNSタブー:想像せよ常に
SNSはたかがSNS ですが、個人の「表=現実」世界でのイメージを大きく左右するというのはもはや常識になっています。
ブランドはここ2、3年、やたらとコレクションやイベ…

「ジェントルマン」ワールドをまじめに遊ぶ
2日、ヴァルカナイズロンドン メンズ2015-16秋冬コレクション展示会にうかがいました。グローブトロッターはボンド映画新作の公開に合わせて、ボンドコレクション。ターンブルアッサーもボンドに合わせて。この秋はまたボンドブームが訪れますね。ハケットロンドンは、トラディショナルな英国紳士のワードローブにひねりというか遊びを加えた、見ごたえあるコレクション。上、左のプリンス・オブ・ウェールズ チェックは、赤いラインがポイント。赤いネクタイと引き立て合って美しい。
カヴァートコートには、袖口にボタンがつかない。木などにひっかかるのを防止するためだそうです。でもボタンの代わりにラインが入っている。ハケット印の袖口のボタンは2×2の4個なのですが(二個と二個の並びに若干空間があるのが特徴)、このコートのラインはそれに合わせて、2本と2本のラインに若干空きを作ってます。
この写真では見えづらいですね(^-^; この袖口に4本のラインが、ボタンと同じような感覚で並んでいるのです。
キルティング素材のテイラードジャケットも新鮮。白いボトムは引き続き「イン」であるらしい。…

